鬼がいる那田蜘蛛山に入った炭治郎、伊之助、善逸。
善逸は鬼を倒すものの、人面蜘蛛になる毒に侵されてしまう。が、”柱”のしのぶが駆けつけた。
炭次郎は娘鬼をいじめていた累と出会う。
伊之助は脱皮してパワーアップした”父さん”と呼ばれる鬼と対峙。
あらすじ
伊之助と父さん鬼
自分の身長の倍はある鬼と向かい合う伊之助(敵からこれほどの”圧”を今まで感じたことがない。だめだ勝てねぇ。俺は死ぬ。殺される・・・)
炭次郎に「俺が戻るまで死ぬな!!」と言われたこと、藤の花の家紋の家のおばあさんに「どのような時も誇り高く生きて下さいませ。ご武運を…」と言われたことを思い出す伊之助(負けねぇ。絶対負けねぇ)
伊之助「俺は鬼殺隊の嘴平伊之助だ!! かかって来やがれゴミクソが!!」
鬼に殴られる伊之助(速い!! 見えねえ!!)
隙を突き、鬼の首の後を攻撃する伊之助
しかし、鬼の首には傷がつかずに伊之助の刀が折れてしまう。
鬼に捕まり、首を締められる伊之助「俺は死なねええぇぇえ!!」
鬼の首を折れた刀で突く伊之助。
刀は刺さったが刃が抜けない。
鬼に首を強く掴まれる伊之助。
崖の上に人影が見える。
その人が飛び降りてきて伊之助を掴んでいる鬼の腕を斬り落とす。
鬼は腕を斬り落とした人物へ向かい出す。
鬼はバラバラに切り刻まれた。
伊之助(すげぇ。格が違う。あの硬い化け物を豆腐みたいに斬っちまった。すげぇすげぇすげぇ!! 何だコイツ!! わくわくが止まらねぇぞオイ!!)
累と対峙する炭次郎
累「オマエは一息では殺さないからね。うんとズタズタにした後で刻んでやる。でもさっきの言葉を取り消せば一息で殺してあげるよ」
炭次郎「取り消さない。俺の言ったことは間違ってない!! おかしいのはお前だ」
累に向かっていく炭次郎(わかる!! 刺激臭も薄まってきた。糸の匂いもわかるぞ)
累(思ったより頭が回る奴だ。恐怖に怯まない。…まぁ 関係ないけどね)
累の糸を斬ろうとする炭次郎。
糸を斬りつけた刀のほうが折れてしまった…
感想
よしわかる!!わかるぞ!!
だからって突然炭次郎と同じようにできるほど優しくなったりしないけど!!
伊之助は藤の花の家紋の家のばあちゃんを覚えてたか。しかも走馬灯でもばあちゃんが出てきた。母親に捨てられて一人で生きてきたから優しくされたことは珍しいことだったから良く覚えていたんだろうな。夕飯は衣のついたあれ(天ぷら)にしましょうねと言われた時にほわほわとなっていたし。
藤の家紋の家のばあちゃんに「どのような時も誇り高く生きて下さいませ。ご武運を…」と言われた後は意味がわからなくて炭次郎に聞いていたのに。炭次郎はその時に「自分の立場をきちんと理解して その立場であることが恥ずかしくないように正しく振る舞うこと かな」と答えた。自分で鬼殺隊だと名乗って(相手をゴミクソとは言っちゃったけど)諦めずに構えた伊之助はちゃんと理解したってことか。
炭次郎とばあちゃんの優しさに触れて成長した伊之助。ところ構わず炭次郎に頭突きするのも治るかなぁ。義勇に喧嘩売らないよなぁ? 義勇を見る目がキラキラしてたし大丈夫かな。
ほら御覧!!
“柱”が来たじゃない
来たじゃない!!
伊之助を助けた義勇。義勇が使った技『水の呼吸 肆ノ型』ってことは炭次郎の兄弟子か? 炭次郎に鱗滝さんを紹介したのは義勇だしその可能性が高い。炭次郎が最終選別で戦った鬼は「鱗滝の弟子を13人喰った」と言っていたので、義勇はそれより前の弟子か?
父さん鬼は強かったけど十二鬼月かなぁ? 義勇が”柱”だとはいえ、あっさり倒せたから十二鬼月はやはり累か?
やめろ そういうことするの
刀が折れてる時はやめておけ 悪化するぞ!!
将来のこともちゃんと考えろ!!
その累と戦っている炭次郎の日輪刀が折れた。「刀は横の方向の力で折れやすい」と鱗滝さんに言われていたけど、今回は糸を狙ってまっすぐ斬ってるから累の糸がそれほど硬いのか? 糸一本も斬れないし、刀は折れたしでこのままでは戦えないからしのぶか義勇が来ないことには勝てないなぁ。禰豆子が出てきてもあっさりズタズタにされそうだし… 炭次郎が見ている前で禰豆子がズタズタになるとかあんまりだぞ!!
炭次郎の折れた日輪刀は鋼鐵塚さんに治してもらうのか? 炭次郎の日輪刀は珍しい黒い刃になっていたけど、強度はそう変わらないのか? 硬い父さん鬼を「豆腐みたいに斬った」義勇の刀には『悪鬼滅殺』と掘られていた。刀が違うのかな? やっぱり腕の差?
伊之助の刀はどうするんだろう。もともと鬼殺隊員から奪った刀だし、新たに伊之助の刀を作るのかな。
とりあえず鬼を倒して那田蜘蛛山を下山できるかどうかを解決しなきゃいけないんだろうけどさ。