砂川と山岡が手を組み、真黒組の浜田組長を暗殺。
暴走した山岡は、佐藤やアザミに追われ、一旦姿を隠した。
新しく組長になった海老原がアザミから組長暗殺の真相を聞くことになり、倉庫に海老原とクロが到着した。
あらすじ
アザミ「こういう説明は上手なほうじゃねぇ―――・・・ ゆっくり話そう。変な誤解や聞き違いは―――トラブルの元だからな」
海老原「佐藤からは 組織の者に絡まれて倉庫で少しゴタゴタして―――敵じゃないから おまえと会ってくれって事だ―――・・・・」
アザミ「それだけ? マジかよ―――・・・・ アイツ―――全部俺に説明投げたな・・・・」
アザミ「細かいとこは後で全部知ってるマツに聞いてくれ―――」
海老原「マツ―――!?」
マツ「ここではそう呼ばれている」
アザミ「要点を話そう――― 浜田組長暗殺の首謀者だが――― 砂川だよ―――」
海老原「やっぱり――― 確証はあるんやな?」
アザミ「ある――― ウチの幹部の山岡という男と―――マツも関わってる―――」
マツを睨む海老原「ワレェ~ コラ~ オドレが関わっとるやとォ~!?」
アザミ「マツは山岡に娘を人質にされてた――― そこは考慮してやれ―――」
マツ「だからって言い訳にはならない―――・・・・ すまない――― 俺には・・・謝る事しかできない―――・・・・」
海老原「だからってこのまま済むと思うなよ~ 親殺しに関わったからには それなりのケジメつけてもらうからな―――」
アザミ「流れを整理するとこうだ――― 真黒組の乗っ取りを企む砂川のウワサを聞いたウチの山岡が――― フリーの殺し屋の二郎って男をマツに紹介した――― 自分の組織の者を使うとウチのボスにも気づかれるからだろ。マツは二郎・山岡・砂川の全ての仲介に入ってる―――」
海老原「毒殺か―――」
マツ「ええ―――」
海老原「その二郎ってのは―――そこにおるんや?」
マツ「山岡が解放した―――」
海老原「山岡ってのは―――?」
アザミ「佐藤らとゴタゴタしたところで逃げられた――― 砂川は真黒組にまかせる――― 山岡と二郎はこっちで考える―――」
海老原「山岡と二郎ってのもこっちに引き渡せ――― 親殺しはこっちで処分する―――」
アザミ「二郎は正直 俺達はどっちでもいい――― だが―――山岡に関してはこっちもこっちで処分させてもらう―――」
海老原「ナメとんか――― こっちは親殺しやぞォ~ 組の面子がある―――」
アザミ「それを計画したのは おたくの砂川だ――― ただ・・・山岡だが、この状況を楽しんでる――― 山岡のほうから会いにくるだろうよ 殺しにな~」
アザミは山岡の死のリストの写真を見せ、スズムシもリスト入りしたので、真黒組で預かってほしいと言う。
海老原「全部そっちの言い分か――― こっちで もし山岡や二郎を先に殺っちまっても文句言うなよォ―――」
アザミ「文句は言わないが そっちのためを思って言うが――― 山岡に会う事がもしあったとしたら―――逃げたほうがいい」
厳しい顔をする海老原「ナメんなよ」
細かい事はマツに任せて、用事があると席を立とうとするアザミ。
海老原「おまえのとこのボスはどうなってる? いつになったら五代目の俺に会いに来るんや?」
アザミ「さあな――― アンタを五代目と認めたら―――来るんじゃないか?」
海老原「なるほど――― 今回の事も含めて―――器量を試されてるワケか―――」
アザミ「会った時に聞いてみろよ―――」
アザミは倉庫を出ていく。
マツに声を掛ける海老原「こっち座れよ――― 全部 話してもらおか―――」
海老原はそう言いながら、懐からルガーを取り出した。
感想
活かす運転手・・・・。
アザミは「説明が上手なほうじゃねえ―――」と言ったが、佐藤はさらに上手ではない―――。全部アザミに放り投げてる~。アザミもアザミで細かいところはマツに投げた―――・・・・。実行員は殺しの腕は秀でているけど、話のほうは苦手なのか―――? 洋子はそのへん上手いな~。マツと「兄を巻き込むかの駆け引き」をやった時―――時間が無いのはそっちだと言って主導権を握ったのは洋子だった―――。ユーカリもアザミよりお喋りだった―――。運転手は現地で情報を入手して―――実行員をターゲットを狙いやすい場所と時間のトコロまで運転する―――っていう役割もあるんだろうな―――。
組織に惹かれる男・・・・。
クロはアザミを見て「兄さんと同じくらい強いのか・・・?」と思う―――。本気で戦ったらどっちが強いか見てみたいが―――まぁ戦う事は無いだろう―――。
感の悪いクロは、スズムシもファブルだと勘違い~。クロより強いかもしれないが―――。
アザミが暗殺の首謀者は砂川だと言ったシーン―――
クロは犯人が砂川だと思ってなかったのか~? 勘が悪い―――・・・・。海老原組長のボディガードとしては頼りない―――。ファブルに入るなんて到底無理~。ボクシングを習うのもいいけど、勘の良さも鍛えないと~。どうやったら鍛えられるかわからんけどォ~。
逃げれる男・・・・?
引退した二郎は、ファブルであっても追えるのか―――? 二郎が山岡に毒のレシピを送ってきたと言う事は、二郎自身がもう安全だというところまで逃げたという証拠―――。捕まえようにもドコにいるかわからない―――。山岡は、引退した二郎が古民家を買って自給自足で生活すると聞いていたが――――山岡なら二郎が居そうな場所を何箇所か心当たりがあるかもしれないが―――その山岡を捕まえるのは至難の業―――。二郎もプロとはいえ、街のカメラにまったく映らずに移動するのは不可能だろう―――。宇津帆を逃した時を教訓に、組織が情報を集める人員を入れて、プロとして現代に対応―――していれば追跡できそうだが―――。
試される男・・・・。
マツが組長暗殺に関わっていると聞いた海老原の顔―――
迫力ある―――! ヤクザの顔やな―――。武闘派と言われてるだけある―――。
先代の浜田組長も、普段は温和な表情だったが、いざとなったら迫力ある顔を見せた―――。
怖い顔対決では海老原の勝ちか~?
浜田組長は砂川が小島を始末したいと直談判しに来た時は―――
殺られたら殺り返すのは時代じゃない、それに確証をもってこいと言って砂川を帰した―――。時代ではないなら小島を呼び出して問い詰める、命ではないオトシマエをつけさせればよかったんだが―――・・・・時代ではないと言っておきながら、時代に対応できていなかった―――。砂川をコントロールできなかった浜田組長は―――結果、砂川に消された―――・・・・。海老原は時代に対応できるのか―――? 海老原はボスから「アキラを巻き込むな」と釘を差された事がある―――。佐藤を関わらせることは避けたいだろうし、実際佐藤からの申し出も断った―――それに海老原は古いタイプのヤクザだから、佐藤を引っ張り出す事はやらないだろう・・・・。そして組長に毒を盛られた時に一緒にいたのに気付けなかったことで自分に対しての苛立ちもあるんだろうから、自分でケリをつけたいだろう―――。でも砂川や二郎はともかく、山岡を仕留める策はあるのか―――?
逆の視点で―――狙う側の山岡は、今までのことから―――好きなものを最後までとっておけるタイプだろう―――。お楽しみの佐藤は最後までとっておいて―――アザミやユーカリにやり返したいという気持ちよりも、ドラマティックを優先して―――まずは真黒組を揺さぶって揉め事を大きくさせる。かな―――?
海老原が懐から取り出したのは真黒組長に伝わるルガー―――。浜田組長がバラバラにしてしまって、ファブルの洋子が元に戻したルガー―――。真黒組は浜田組長が砂川を抑えられずバラバラになってしまったが、ファブルの佐藤が元に戻してくれればいいが―――。
生かせる?男・・・・。
倉庫を出ていったアザミの次の用事はオクトパスの面接だろう―――。そっちも早く見たいが―――今はマツはどうなるか―――。アザミがいたら海老原が消そうとしても止めそうだが、行ってしまった―――・・・。マツは砂川・山岡・二郎の仲介役だったから、まだ情報を持っているので生かされるだろうが、その後どうなるか―――・・・・。海老原は山岡も殺りたいだろうが、ファブルの危険性も知っている―――。マツを、山岡をおびき出すエサにする―――? マツが囮になる事でケジメとするか―――? 組長を殺されて”親殺し”として怒って面子も守ろうとしているが、本当の娘を人質にされた事の人情をどうみるか―――。面子、外面・自分がどう見られるかが大事なのか―――人情、人の内面・情が大事なのか―――。そこもボスが見る、組長としての器量の内だろう―――。
アザミの面接、ヨーコユーカリの買い物、マツと海老原、クロとスズムシの絡み───
こりゃーこの先長そうだな──
山岡が毒キノコ作る時間もあるんじゃね?
とりあえず、マツは海老原から「二郎を探して連れて来い!」って事でしばらくは延命できそう。
砂川は山岡から情報貰って既に潜伏かな?
クロはスズムシ預かり、従えて佐藤兄弟の自宅に寄るも、そこにユーカリがいてスズムシビビりまくるのか?
なんだかんだ、アキラが一回も出なかった回って、今回が初じゃないですか?
前にもあったっけかな?
アザミの面接はすごい楽しみですw
氏名欄をどうするのか?
(まさかアザミとは書けないでしょうし)
特技・趣味欄に何と書くのかw
参考までに♡
怪人編では、
157話 ヒトヨノデキゴト・・・。
158話 鉄板焼きの男・・・。
159話 タネあかしの男・・・。
3話連続で登場無しです。
178話 リテイクの男・・・。
180話 筋金入りの男・・・。
他にもあるかもです。
そんなにあったんですね。(^◇^;)
失礼しました。
リストありがとうございます。
裏の世界では、その名を呼ぶことは死を意味し、しかし実在するのかどうかも誰も知らない寓話のような存在のファブル・・
・・だが、海老原やマツ、鈴木やヒナコ、ミサキやクロちゃん、おまけにスズムシ・・
彼らはみーんな知っている。
組織が暗殺に関わっていることから、ボスは海老原「君」から海老原「さん」といいかえねばねばならないほどの負い目を背負ったはずであり、どうすんだろう?と疑問であった。
なんと「首謀者は砂川」「仲介はマツ」で、口八丁で負債や責任を70%くらい減らしやがった
ナメとんか───
ナメとんか─── と虚勢を張る五代目 海老原さんですが……もしも山岡さんと対峙しても 歯が立たないでしょうしね……
山岡さんの反撃様が メッチャ気になります──!!ドラマチックなシナリオ 山岡ハン頼みまっせ!
五代目の見せ場は 砂川と水野への 制裁劇でしょうね─── これまた見もの───見所だらけ!さすが南ハン────!
プロや────!
天涯孤独の巻 予告テロップは
面接にて アザミが天涯孤独のキャラを演じ
オクトパス採用をゲトるという──そんな感じでしょうか
アザミのイラストを見てみたい。
アザミ・・・
実は佐藤が格闘技で怪我させたという相手という設定になったりしてw