みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

ザ・ファブル

【ザ・ファブル】Wikiみたいなものを作ってみた―――

投稿日:2015年12月1日

ザ・ファブル
ネタバレしたら面白さが損なわれるであろうところは独断で伏せといた―――

ザ・ファブルのあらすじ

野球――― サッカー――― 武道――― 格闘技――― 数学――― 科学――― 絵画――― 音楽――― 芸―――
各ジャンル あらゆる分野に――― 天才と言われる人達がいる―――
それはもちろん裏社会にも存在する―――
そんな男の――― 少し風変わりな物語―――
5千万円渡され1年休業。
どんな環境でも適応できるように一般人としてフツーに生きることを学ぶために、
大阪の真黒組にお世話になることに―――
“殺しの天才”ファブル―――
“一般人”としていざ大阪へお引っ越し―――

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ファブルの意味

ファブル
寓話。ウサギとカメやアリとキリギリス… さぼってなまけているとコツコツまじめな者にしてやられる皮肉な物語。
「人から恨まれるような事してるといつかファブルが来る」ということからそう呼ばれている。
ファブルは組織であり、主人公の佐藤は実行部隊。

 セリフの「―――」

作中で登場人物のセリフの語尾に付く「―――」。
これは作者曰く―――「語尾を伸ばすのではなく、『間』をとっているだけなので、それが正しい読み方だと思っていただけたら幸いです。」だそうです―――。
ヤングマガジン2017年35号の作者の巻末コメントより。

ザ・ファブルの登場人物

ファブル

『ファブル』はあだ名で、本来は名もなき組織。
何人で構成されているかは不明。
中国で活躍している者もいる。

80年代までは全国30ヵ所に直で仕事を受ける客がいた。
現在は6ヵ所に減少している。
しかし契約金だけで年間に億の金が組織に入っている。

三つの心得
第一『誰だろうと油断するな。赤子だろうが疑え』
第二『知恵と工夫を習慣づける事』
第三『ボスの言う事は絶対』

佐藤明(偽名)

「おまえらが勝手にそう呼んでるだけだ――― 俺はただの殺すだけの――― プロだ!」
天才殺し屋。現場に出て6年、始末したのは71人。
標準語、関西弁、広島弁、九州弁、東北弁をあやつれる。
おデコをトントン指で叩いてスイッチを切り替える。
身体には傷があり、アルコールが回ると浮き上がってくる。
極度の猫舌。(山篭りの時に毒を見分けるために舌が敏感になったため)
愛用の銃はナイトホーク。相棒と呼び、過去にナイトホークに2回命を救われている。
愛用のナイフはブラックホーク。
仕事の前には水ヤスリで指紋を消す。
真黒組とは3年前に仕事をしていてその際には鮫剣組を潰している。
寝るときはベッドに人型の膨らみを作って風呂場で寝る。
仕事をするときは目の部分に穴を開けたニット帽をアゴまで下げて顔を隠す。
物心ついたときから山にナイフ一本で「自力で帰ってこい」と何度か放置されたことがある。(森の中にいた最長は1ヶ月ちょっと)
知らない土地や初めての場所では建物の構造や人をチェックするクセがある。
チョコの甘さは好きではない。
ボスに命令されてカシラ(ズグロシロハラインコ)を飼う。
ボスからこの休業中は殺しをするなと命じられている。

佐藤の身体能力
・西日本のキックチャンピオン以上のスタミナを持つ。
・元レスラーを素手で瞬殺。
・マンションの鍵なら5分で開けられる。
・「どんな敵でも常に6秒以内に倒せ」と言われ訓練されている。

 佐藤洋子(偽名)

10歳の時に家が全焼し、両親が死亡。ボスに引き取られ、いろいろ教え込まれる。
両親の事を思い出すと泣いてしまう。
1年前からは佐藤の助手兼運転手をやっていた。
記憶力はバツグン。
明の妹として偽って明の隣に住む。休業の一年は恋をするのが目標。
男を転がすのが上手い。
ボスに命令されて飼ったペットはオーイ(ハムスター)。
佐藤明曰く、「酒が主食」
太平市に引っ越してきて、午前5時に寝始める生活をしている。

ボス(作中に名前なし)

ファブルのボス。(何代目のボスなのかは不明)
組織をファブルと呼ばれることはよく思っていない。
ボスも元殺し屋。
佐藤にジャッカル富岡のスタンプや昼ドラ出演を教えたりする一面もある。
「臨機応変ってのを覚えたら おまえはもっとプロになれる!」と佐藤を休業させた。

山岡

脳の扁桃体がイカれて恐怖を感じなくなっている。
ボスが現役時代の時に同じく組織で働いていた。
現在は組織で使えそうな人間をスカウトして育成している。

真黒組

大阪府太平市浅瀬町の唯一のヤクザ。組員は20人ほど。
どこの広域組織にも属さない組。どこにも属さないでこれたのはファブルのおかげ。
ファブルのことは組長と若頭しか知らない。(他の組員には佐藤と洋子は組長の遠い親戚と偽っている)
ファブルのボスと真黒組の3代目の組長は戦後の混乱期からの仲。
4代目になってからは給料制。
事務所に銃を持ち込む事を禁止している。
3年前の鮫剣組との抗争で組内のバランスが崩れたが、構成人数が少ないため分裂はしなかった。

浜田広志(53歳)

真黒組の4代目組長。
2年ほど前に4代目を襲名。

海老原剛士(38歳)

真黒組の若頭。前科5犯。バリバリの武闘派。
リボルバー38口径(通称レンコン、リボルバーの弾倉の形状から)を愛用している。
組に入る前から乗っているハコスカ(車)を大事にしている。
簡単に命を奪う佐藤を町に置いとくのは反対していた。
「命ってのはよォ――― この理不尽な世界で唯一平等で大切なもんや!」

小島(36歳)

海老原の弟分。
殺人で15年、刑務所に入っていた。
礼儀に厳しい。
最近の組員の若いモンの便りなさに嘆く。

砂川

真黒組の稼ぎ頭。
ファブルの存在は知らなかった。

黒塩

通称クロ。もうすぐ30歳。
女をたらしこむのが得意。
太平三中の番長をやっていた。(高校へは行かずに真黒組に入った)
若頭が佐藤を試した時に居合わせ、佐藤がファブルだと知る。
それ以来佐藤に憧れ、先生と呼び弟子入りを頼み込む。
「太く短くでいいからよォー 俺はこの世界で絶対に名前残すぞ!」

高橋

若頭の運転手。真黒組内の立場はクロより下。真黒組に入って2年ちょっと。
若頭の命令で佐藤兄妹を監視する。
洋子を気に入りアタックするがオモチャにされてしまう。

スキンヘッド(作中名前なし)

クロの舎弟。

後輩のヨシオが恐喝されていることをクロに相談するも、クロはその場にいた佐藤に夢中で聞いてもらえなかった。

水野浩二

幹部の一人。
海老原曰く「どうしようもない女ったらし」
同じくらいの歳の砂川とは、風俗の利権をめぐって何度もモメていて仲が悪い。

デザイン企画(有)オクトパス

マンションの一室にある会社で社長の住居も兼ねている。
名刺やチラシ、企業のイメージキャラなどのデザインを請け負っている。
佐藤が配送、雑用係として雇われる。
配送係は時給800円。
配達に使う折りたたみ自転車をポルシェと呼んでいる。
社名は社長の田高田(たこうだ)からタコの名前をとってオクトパスにした?

社長

苗字は田高田(たこうだ)。
50歳。
酒豪。
従業員は家族と思っている。
面倒見がいい。
独立する前は5年ほど力仕事をしていた。

清水岬

通称ミサキ。
22歳(洋子の年歳を聞いた時に「アタシと一緒ぐらいで22歳?」と聞いている。)
佐藤の家の屋上から見える距離のマンションに住んでいる。
親の借金を返して自分で貯めたお金で店を開くため、バイトをオクトパス、バー・バッファローも含め5つほど掛け持ちしている。(ここ最近の2年はクリスマスもバイトをしている)
佐藤が金髪とキックに襲われたときに出会う。

貝沼悦司

23歳。一人っ子。
片親だが、貝沼家には土地も資産もある。
母親の名前は良子。
機械関係に強い。
ミサキに好意を持っている。

太平興信所

太平市のマンションの一室にある。
所員は住み込み。

宇津帆(うつぼ)玲

本名は川平浩一。
太平興信所の所長。
表では「子供はこの国の宝」「発育を傷つける全てのモノから子供達を守りたい」と言うが、裏では「カモにするために世間知らずで免疫のない子供を増やそう」という顔を持つ。
15年前の22歳の時、過保護で免疫のない子供に出会って「知恵と工夫を知らない子供」を増やしてビジネスにしようと思い、実行している。
グロイのは嫌いらしい。

井崎ツトム

太平興信所に勤めるようになった元真黒組の組員。クロの兄弟分でもあった。人を脅したり、さらったりは得意。

佐羽ヒナコ

20歳。父親は良行(享年42)。母親は涼子(享年40)。
太平興信所の職員。車椅子に乗っている若い女性。宇津帆の裏の顔を知っている。
佐藤が以前、車に乗ったターゲットを暗殺したときに助手席に座っていた女。

鈴木ヒロシ

歳は40近い。
シェベルカーを操作できる。
右肩に入れ墨(オオカミ?)が入っている。
暗殺用に特化した、消音能力がある銃『ハッシュパピー』を愛用。
仕事が仕事なので整形を繰り返している。

その他の人々

ジャッカル富岡

佐藤が好きなお笑い芸人。洋子曰く、3流芸人。
大阪ローカルでトイレ消臭剤のCM出演。
昼ドラの「愛という名のウィークデー」に諸星ユウジ役で出演。
(ちなみに「愛という名のウィークデー」の主題歌は浜乃屋庄三「肩こりのように」)

金髪(作中に名前なし)

チンピラ。
佐藤の見立てでは、身長172 体重71 右利き 格闘技経験無し。
高橋に金で雇われ佐藤を襲う。

西日本のキックのチャンピオン(作中に名前なし)

高橋からはムエタイのチャンピオンと呼ばれる。
高橋に金で雇われ佐藤を襲う。

闇の武器商人(作中に名前なし)

山岡に「マツ」と名付けられる。
若頭に銃弾を、小島に銃を売ったり、死体の処理を請け負ったりもする。
15年前には始末屋とか掃除屋とか言われていた。
現在は表向きはペット関連で儲けている事になっている。
真黒組とは親しいようで海老原のことは「海老ちゃん」、砂川のことは「砂っちゃん」、小島のことは「コジちゃん」と呼んでいる。
あくまで中立を貫き、敵にも武器を売る。
高校生になる咲良(サクラ)という娘がいる。

何でも屋の交渉人(作中に名前なし)

裏世界に入って10年。
連絡係という役割から「コード」というアダ名。
交渉人と名乗っているが自分でもナイフを持って戦闘をする。
見た目は30歳超えてそうだが、平均25歳以下でないと聴こえないモスキート音を聴ける。

何でも屋のフードの男(作中に名前なし)

殺しのプロ。
銃は22口径のワルサーPPKを使用。
同じ名前で通せる仕事ではないので、服装から「フード」と呼べと本人はいう。
3年前に真黒組に雇われ鮫剣組の組員を2人始末した。
ファブルという組織があることを知っている。
平均25歳以下でないと聴こえないモスキート音を聴ける。

河合ユウキ

プレイボーイ。
生まれも育ちも太平市。
身長約175センチ。体重約68キロ。年齢25ぐらい。(洋子の見立て)
バー・バッファローのマスター曰く、バッファローのモハメド・アリ。女を扱うフットワークは蝶の羽より軽い。
バーで見かけた洋子をナンパするが、女遊びのために目に見える所しか努力をせず中身が空っぽなのを洋子に見透かされ暇つぶしのオモチャに。

川平健二

無職(表向きは)。28歳。
佐羽ヒナコが車の事故で足を怪我した際、同乗していた男。

三吉

ボクシングジム経営。
ジムは子供から大人まで約100人会員がいる。
クロの先輩。(恐らく中学生時代の)

鮫剣組(さめけんぐみ)

3年前、真黒組と抗争になっていたが、ファブル(佐藤)によって壊滅された。

紅白組(くじらぐみ)

太平市の隣の大西市にある組。
昔はイケイケだったが、今は大手の傘下に入って静かにしている。

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  1. 大阪府の興信所でロスしたくないよね。のようにに真似をする。大阪府の興信所の後尾をレポート。問題を未完の。

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