「うしおととら」「からくりサーカス」「月光条例」の作者・藤田和日郎の新連載、震撼のスペクタクル・モダン・ホラー「双亡亭壊すべし」(そうぼうていこわすべし)。
週刊少年サンデー掲載。
ボロアパートに住む、主人公の凧葉務(たこは・つとむ)は美大を卒業したての絵本作家。
そのボロアパートの隣の双亡亭に引っ越してきた少年・緑朗と出会う。
絵をかくのが好きな緑朗との出会いで、凧葉が作家として成長しながら双亡亭の謎に迫っていく物語か?と思いきや
緑朗、いきなり狂っちゃう…
ええええええええええええええええ
双亡亭より先に緑朗が壊れちゃいました…
ここから急展開!!
総理大臣の命令で戦闘機登場!
双亡亭を爆撃!!
ジョジョ3部で「ディオの館を爆撃すりゃいいんじゃね?」ってノリをマジでやるのもすげえ!!
さすがに爆撃すれば双亡亭が壊れて話が終わっちゃうね…
「双亡亭壊すべし」完!
双亡亭壊れてねえ!!!!と言うかノーダメージ!!!
「うしおととら」に出てきた妖怪・衾はミサイルで退治できたのに…
一方、場面変わって羽田空港にはボロボロの古い機体がいきなり着陸!
警察が機体の中へ突入!(警察来るの早いな)
中には謎の子供が。いきなり出てきたバケモノを手がドリルみたいに変形して退治
する少年「オマ・・エラ・・・ミンナ・・コワシテ・・ヤル・・」
凧葉が夢の中には女が出てきて「緑朗… 今…行っちゃるけんね…」
1話からテンションたけえ
感想
「震撼のスペクタクル・モダン・ホラー」と銘打つだけあって
いきなり爆撃とかスペクタクルな展開があったり
・冒頭の斯波総理が見ていた悪夢
・緑朗の変わりよう
読者の少年はトラウマレベルのホラー要素。
斯波(アツシ)と桐生(シンチャン)が総理大臣・防衛大臣になって、戦闘機を使い爆撃までして壊そうとした双亡亭とは一体。双亡亭を爆撃するために総理大臣になれるのも、これまた凄い(新政権らしいけど)。それほどの執念を引き出す「双亡亭」とは一体…
話の先が気になる
今後の予想
謎がいっぱい(まぁ第1話だからね)。
ボロボロの飛行機の中にいた少年『青一』が主にバケモノ(妖怪?オバケ?)と戦うのか?
凧葉は絵本作家らしく、戦わずストーリーテラーとしていくのだろうか?(昔から運動神経が鈍いというセリフもある)最終回では絵本完成とかありそう。
冒頭の手毬歌で「道楽者の絵描き」と出てきたのも気になる。絵描きは凧葉に関係あるのだろうか?緑朗も絵を描くのが好きって言ってたけど、ああなっちゃったしなぁ…
最後に出てきた女が緑朗の名を呼んでたけど、緑朗の母親?姉?
「今行っちゃるけんね」って言ってたけど、早く来ないから緑朗はもう壊れちゃったよ…