指令を受け、那田蜘蛛山にやってきた炭治郎、善逸、伊之助。
炭治郎と伊之助は山に入り鬼殺隊の生き残りの村田と出会う。
そこへ操られていた鬼殺隊員が現れる。
交戦している中で炭治郎が蜘蛛の糸で操られているのを発見。伊之助は蜘蛛の糸を操る鬼の居場所を発見。
あらすじ
村田「ここは俺に任せて君も先に行け!! 情けない所を見せたが俺も鬼殺隊の剣士だ!! ここは何とかする!! 糸を切ればいいというのがわかったし、ここで操られている者たちは動きも単純だ。蜘蛛にも気をつける。鬼の近くにはもっと協力に操られている者がいるはず。二人で行ってくれ!!」
炭治郎「わかりました!!感謝します!!」
炭治郎と伊之助は山の奥へと進むが、新たに操られている鬼殺隊員と出会う。
操られている隊員「階級が上の人を連れて来て!! そうじゃないとみんな殺してしまう!! お願い!!」
山奥で糸を操っている鬼「私に近づけば近づく程、糸は太く強くなり、お人形も強くなるのよ」
「母さん」 糸を操っている鬼「累」
累「勝てるよね? 早くしないと父さんに言いつけるからね」
糸を操っている鬼「大丈夫よ!!母さんはやれるわ!!必ず貴方を守るから!!父さんはやめて!!」
累「だったら早くして」姿を消す累。
炭治郎に斬りかかる操られている鬼殺隊員「操られているから動きが全然違うのよ!! 私たちこんなに強くなかった!!」
腕の関節を無視した動きを扠せられる鬼殺隊員。
炭治郎(鬼が糸で無理矢理体を動かしているから骨が折れてもお構いなしだ… ひどい!!)
他にも操られている隊員が現れる「殺してくれ…手足も…骨が…内蔵に刺さってるんだ… 動かされると…激痛で耐えられない… どの道… もう死ぬ… 止めを刺してくれ!!」
伊之助「よしわかったァ!!」と飛び出すが炭治郎が止める。
炭治郎(技は使いたくない!! でも糸を切ってもまたすぐ繋がる。動きを止めるには…)
炭治郎(そうだ!!)
隊員から逃げる炭治郎(よしついて来る!!)炭治郎について行く隊員。
急転換して追いかけてくる隊員にタックルし上に放り投げる炭治郎。
投げられた隊員に繋がった糸が木の枝に引っかかり、空中に浮く隊員。
炭治郎(よし!!うまく絡まった!!)
それを見た伊之助「なんじゃああそれぇぇ!! 俺もやりてぇぇ!!」
炭治郎の真似をして隊員を木の枝に引っ掛ける伊之助「見たかよ!!お前にできることは俺にはできるんだぜ!!」
炭治郎「すまない!!ちょっと見てなかった」
伊之助「なァにィー!!」
炭治郎「状況が状況だから」
糸を操っていた鬼「あの人形を出すしか無いわね・・・!!」
感想
誰が紋次郎だ このクソ猪!!
テメェは名前覚えられねぇのか 黙っとけ!!
クソ猪と呼ばれて怒る伊之助。でも自分は炭治郎のことを『かまぼこ権八郎』とか『デコ太郎』とか『紋次郎』とか… でもだんだん『炭治郎』に近づいてるのは気のせいか? この戦いが終わった頃には炭治郎と呼ぶようになってる…?
癸(みずのと)の炭治郎も凄いんだというのを見せてやれ!!
母さんと呼ばれていた『蜘蛛糸で操っている鬼』の怯え方からして、父さんが十二鬼月なのか? それに母さんは累よりも立場が弱そう。この蜘蛛糸を操る鬼はこの山にいる鬼5人の内の一番弱いやつなのか?
先に山に入った鬼殺隊員はヤラれた。だけど炭治郎達は「操られているから動きが全然違うのよ!! 私たちこんなに強くなかった!!」と言っている隊員相手に手加減していても相手出来ていて、放り投げた炭治郎の力にも驚いている。しかも炭治郎は禰豆子を背負った状態だから、炭治郎達は”柱”が来なくても蜘蛛糸鬼は倒せるかな? 操られている隊員に対しては結構簡単に対処できたもんなぁ。人を放り投げるのは簡単じゃないけど!!
やめろ そういうことするの
痛々しい場面ではやめておけ 微笑ましくなるぞ!!
雰囲気のこともちゃんと考えろ!!
炭治郎が隊員を放り投げたのを見た伊之助が「俺もやりてぇぇ!!」とか無邪気だなぁ。新しい遊びを覚えたての子どもみたいで微笑ましい。いままで一人でいたから誰かと遊んだりとかもしなかったんだろうなぁ… 糸で操られた隊員が悲惨なことになって痛々しいシーンでも、伊之助がいるおかげでそこまで痛々しくなっていない。いや…実際は痛々しいシーンだけど!! そういえば伊之助は字は書けないと言っていたが、言葉はどうやって覚えたんだろう。
このまま戦うと禰豆子も出てくると思うけど、戦う禰豆子を見た伊之助は「俺と力試ししろ」と喧嘩売るのかな? 藤の家紋の家の婆さんにも喧嘩売ってたからやりそうだなぁ。 禰豆子を庇うために善逸が代わりに伊之助と喧嘩?…ないな。「隊員同士で傷つけるのは御法度だし」で逃げそう。