週刊ヤングマガジン2026年39号掲載。
作者は南勝久先生。
あらすじ
捕らえたキックが井土の名前を出したことで、ギューが井土から話を聞くことに―――。一方、ミサキの動画を完全に消すために佐藤は井土の隠れ家に潜入―――青いスズメを制圧してDVDを破壊し、PCと写真集を持ち帰った―――。その際、佐藤はサクに「今夜2時に大西公園に井土を連れてこい」と約束を取り付けた―――。
感想
儲け話を流したくない男・・・・。
井土はギューの取り調べでミサキの名前は出さなかったのか―――。井土はミサキの過去を知っていて、動画を消しに来たクロと海老原に脅されたから、ミサキ関連で揉めたことは分かっているはず―――。まだ動画販売を諦めていないから、名前を出さない―――? 井土はミサキの名前を出さないまま消されそうだったが、サクが良いタイミングで入ってきた―――。これはギューにいい流れか―――?
血が流れる男・・・・。
青いスズメは空のDVDケースの置き場になってしまっている・・・・。中身が空っぽで価値が無くなったというわけか―――。いきなり失神させられて眠っていた青いスズメは、ファブルに関して何も情報をもっていなかった―――。そして価値が無くなった青いスズメは・・・・。
自分で流れを作る男・・・・。
カンの良いギューは川村ミキのDVDと写真集が無くなったことで繋げられるだろう―――。井土はミサキの過去の知り合いにDVDを売りつけようとしていて、名簿を作ってある―――。ミサキの現在の勤め先であるオクトパスまで調べがついてあるんだろうか―――? ギューに殺されかけたこと、ギューから山城や野村や元アリを殺したことを告白され、そして目の前で青いスズメがあっさり殺された―――。これで井土は腹を割って話すだろう―――ミサキの動画で儲けることを考えている場合ではないと―――「漂流記」という写真集を出していた川村ミキ・ミサキについての情報を全て出すだろう―――。ギューが井土を連れてきたのも、青いスズメをあっさり殺したのもこの効果を狙ってのことだろう―――。井土の話から、人生が漂流していたミサキが終着点である旦那を見つけた事、それが佐藤明―――タコ焼きの男までたどり着くだろうか―――?
自分の流れは変えた男・・・・。
ギューには引っかかる点がある―――ファブルは青いスズメを消さなかった―――。ギューは、あの夜の大西公園でファブルは殺しを封印していたことも調べはついてある―――。ファブルには殺さない理由がある―――そこから「追っている男は殺し屋を引退した」と気付く―――? そして引退したのにミサキの動画を消すために動いたということは・・・・現在のミサキ周辺の人物を調べるだろう―――。ただ、約束の夜2時までは間に合わない―――。直接問いただすかー――? 佐藤は本来の目的を隠すための偽装工作を全くしていない―――これでは簡単にバレてしまうことは分かっていたと思うが―――何か対策があったりするのか―――? 誤魔化してもいずれバレるから隠さない―――? 佐藤はサクと接触した後、洋子との電話で「次はお互い知ったうえで会ってみないとな」と言っていた―――どういう形でかは分からないが、過去の清算をするつもりだと思う―――。自分のように殺し屋をやっていても一般社会に戻れる―――流れは変えられる、と―――。どういう形でかは分からないが、ハサミの兄弟が作ってきた流れを止めて別の方向へ流すために―――・・・・。
で、キックはどうなんの―――? 足の出血の流れは止めたけれども、もうすでに話の流れの外に追いやられているような・・・・。


コメント