週刊ヤングマガジン2026年32号掲載。
作者は南勝久先生。
あらすじ
ファブルの情報を集めているハサミの兄弟は、真黒組を刺激してみることにした―――。サクは脇差しを持って、飲み歩いていたキックとワカメを襲った―――・・・・。ワカメは殺され、追い詰められたキックは・・・・。
感想
裏稼業のさらに闇のクソ溜めの部分を見た男・・・・。
砂川とかのシリアス担当みたいなキャラが殺されるのよりも、ギャグ要員だと思っていたキャラが殺されたり重傷を負ったりするのはギャップがある分、ショックが大きいなぁ・・・・。キックもこのまま殺されてしまうかと思った・・・・。まだ全然安心は出来ないけども・・・・。裏社会の人間なのにギャグキャラだから死なないと思い込んでいるのは、佐藤達からすれば「それは平和ボケ」と言われてしまうんだろうな―――。読者もゴッコ遊びだと思わされていた―――。
掃除出来なかった男・・・・。
キックは刀を持っている相手に竹箒で何をしようと思ったんだ・・・・。目眩まし―――? 竹箒だと穂先が広がっている―――穂先を相手の顔に向ければ、自分の身体が見えにくくなる―――。でもある程度接近しないと目眩ましにはならないし、刀を持っている相手に接近してしまうと斬り落とされてしまう―――・・・・。すぐさまダッシュで逃げようとしても、サクの余裕っぷりからして銃も持っているだろうし―――キックが竹箒にダッシュした時は、サクが脇差し構えながらでも追いついている―――キックの一番の武器であるハイキックが通用しない時点でどっちにしろ詰んでいた・・・・。その一番の武器の右足を斬られたことで、より一層自分の無力さを知らされた・・・・。
サクはキックに逃げられないようにまずは足を・・・・。キックが余計なことをしたからと言っているが―――その理論はキックからしてみれば無茶苦茶すぎる・・・・。キックがハイキックを出していなければ仮面がズレてサクの顔を見ることも無かったので怪我だけで終わらせてもらえた―――が、それも無茶苦茶理不尽―――っ! でもキックはヤクザをやっているんだからこういうことにも巻き込まれることがあるってことは―――過去にコードに襲われたこともあり―――知っている―――。それに逆にコングを痛めつけたこともあるし、田高田社長を闇討ちして病院送りにした過去もある―――。キックは今まで―――特に3部ではギャグキャラみたいになっていたが、裏社会に身を置いているのでこういう理不尽な暴力に会うのは仕方ないのかもなぁ・・・・。
足で足取りが掴まれる男・・・・。
キックはミサキのようにヒロインじゃないからヒーローが助けに来てくれない・・・・。でもファブルのことを思い出したことで命拾いは出来た―――。
キックは助かるのか―――? 失血死しないか―――?と、思ったらこのまま拉致か―――。わざわざ連れて行くってことはまだ用がある―――。止血はしてもらえるだろう―――。でもその後は、ファブルを知っているかどうか―――どこまで知っているか―――拷問か―――? 斬り落としたキックの足を置いていくってことは、ワカメを殺した犯人がキックを攫ったと知らせるため―――。キックがファブルのことを何か知っている場合、情報漏洩を防ぐためにファブルが来るかも?と誘い出そうとしている―――? でもこんな下っ端が正体など全てを知っているわけないとハサミの兄弟側は思うだろう―――・・・・。組員がプロの殺し屋に殺されたことでファブルを出してくると見越しての行動か―――?
足跡を辿られる男・・・・。
キックがマスクの人を見たのは佐藤がコードと戦った―――というより佐藤が軽くあしらったところしか見ていない―――。その他にキックが今回、走馬灯のように思い出したことを全て話すとしたら―――ミサキもマスクの人を目撃していることがバレてしまう―――。クロがファブルを知っているかもしれないことも思い出している―――。
クロは真黒組にいたころは若頭・その後組長になった海老原の舎弟だった―――だからクロもファブルの手がかりを知っていてもおかしくない―――。クロが突っつかれるか―――? ワカメが殺されてキックが攫われたことをクロが知れば、クロが勝手に動きだしそうな心配もある―――佐藤が釘を差していたが・・・・。
ハサミの兄弟はまずは真黒組のほうを探るだろうが、マスクの人を目撃したミサキのほうも探られてしまう―――? さらに厄介なことに、ミサキ周辺の知人の情報を集めている井土が向こう側にいる―――。井土にわざわざ教えることはしないだろうが―――キックがコングを半殺しにしたことをあっちこっちで言いふらしていると高橋が言っていたが、それがギューの耳に入っていた場合、井土に話を聞くかも―――サクがキックを捕まえたことを井土が知れば、クロや海老原への恨みがあるから喜んで情報提供するだろう―――。井土の場合だと欲張って金を要求したりして、欲張りすぎて井土も痛い目に合うこともありそうだが・・・・。
降り掛かった火の粉が火種になってしまう男・・・・?
佐藤「誰も巻き込みたくない―――」
佐藤は過去の仕事のことで周りに迷惑がかかることに責任を感じたりしないだろうか―――? ハサミの兄弟が周りを巻き込んだことに怒りを感じたりしないんだろうか―――? 自分がやってきた事への後ろめたさはあるようだが、非はどこまで受け入れるんだろうか―――。「太平市から追い出す」のはどこか遠くへ、今後近づかないように―――と思い込んでしまうが、この世から追い出すというのもある―――。ただ追い出すだけと思い込んでいるのは平和ボケなのか―――佐藤が平和ボケから目を覚ましてしまうのか―――? 仕事だからプロとして―――と動いてきた今までと違い、守りたいからと感情で動いている今回―――感情が爆発することはあるんだろうか―――?

コメント
このマンガ、警察が何か仕事したことあったっけ?ここまで警察を無能な設定にしてしまうと作り話感が強くなってマイナスだと思うけど。
警察の話は色んな人から指摘されとるよね
3部になってすこしだけ存在が出てきたけど、現実世界の岸和田近辺であれだけムチャクチャやってたら、関係者は完全マークされるからな
砂川編くらいまではギリギリわかるとして
ウツボマンション爆発、マグロアジト深夜に爆破
、公園での大乱闘、その他至るところでの銃撃戦
そして地域最大組織クジラマツダイの投降、ここまでの事件があったら、下っ端とは言えクロやキックにも行確がつく筈
リアルを追求するファブルだからこそ、そういう背景もリアルに描写してほしいと思う
描ききれないでしょ。
お話が進まないと思うな…
キックの脚はちょっとショッキングだったな
ボスやボスと同等(以上)の立場の人達なら、警察に圧をかけるくらい容易いと言った設定なのかな
アキラは自分が標的だと知った時点でこうなる(無関係の人を巻き込む)ことを予測できなかったんだろうか
ワカメはともかく、キックやクロはマグロ関係の実働部隊で動いてることがバレバレなのだから、対策が後手すぎるんよな
ふつうに考えて「クロちゃんは関わるな」では済まんだろうし、本来なら身を潜めろと言わなきゃならん筈
人を殺めるプロではあるが、人を守ることについては2流という設定であれば、それはそれで説得力があるけど
自分がアキラなら、ヨーコやマツやスズキといった実力者にミサキとクロの安全を頼んで、鷹一にも話を通した上で、ハサミ駆除とミサキ問題の解決を同時進行で進めると思うが、キックの拉致を知ったアキラはどう動くんだろうね
キックはどこまで喋るか、サクやギューにミサキのことがわかっても居場所まではわからないはずだから次あぶないのは勝手に動き出しそうなクロかなと。。井土がミサキのこと金目的で情報渡す話をしたらその後、職場を調べるだろうからそうなるとオクトパスのタコ、ヨーコに辿りきそうな、意外に危ない気がします。