前回、暴露大会で出頭した真犯人は替え玉だと暴露したパイセン。
あらすじ
罰ゲームのドリンクバー全混ぜドリンクを飲むパイセン
パイセン「うわ まっずー! カメムシの味する これー!食べたことないけどー… カメムシー…」
まだドン引きしているトビオ達。
パイセン「・・・あれ? これ・・・ もう一杯飲んだ方がいいすかね?」
トビオ「いや・・・マジなんすか!?いまの話・・」
パイセン「あー そっち?わかった・・・OKOK・・ ちゃんと説明するね・・・・」
トビオ達に替え玉の真相を説明するパイセン
「あの爆発・・プロパンガスに引火したやつ。あれはやっぱ俺らのせいやねん。警察が調べたら紛れもなく犯人は俺らやったらしいわ。そんで監視カメラの映像を手掛かりに俺が逮捕された」
「『障害致死罪』っちゅーやつで100%実刑。」
「でもそれを知った俺の親父が『真犯人』をでっちあげるために動いたわけよ」
「まず、借金で堕ちた家族もちのホームレスを探して、嫁と子どもを養う金を渡すかわりにそいつの命を買うてん。んで、あの指名手配の絵に似た顔に整形させた。ほんでちゃんと嘘の証拠と供述で自首させて・・・『真犯人』の出来上がりや。 アイツ多分、死刑やで」
「これが俺の知ってる事の真相のすべてや」
トビオ「ちょっと待って!知ってたのパイセン!?そんなことになってるって」
パイセン「この話は全部、担当の弁護士に聞いたんや!釈放の時にこっそり教えてくれた・・・・!! 俺もその時が初耳やっちゅーねん!!」
戸惑うマルを静止する伊佐美。
伊佐美「パイセンの親父って何者なんだよ?」
パイセン「これもその弁護士に聞いて初めて知ってんけど・・・風俗業界の首領(ドン)らしい。日本全国に店舗持ってて警察のお偉いさんともズブズブらしいわ」
トビオ「てゆーかパイセン・・・なんで言うんすかそんなヤバイ本当のこと!?」
パイセン「だって!お前らが言えって言ったやん!!」
トビオ「こんなヤバい話だと思わないじゃんすかぁ!?バカなんすかぁ!?」
動揺しまくるトビオ達。
マル「ねぇ一応確認しとこうよ!!親父さんに!!『揉み消したんですか』って 『風俗の首領ですか』って!?」
パイセン「いや俺・・ 親父に会ったことないから 連絡先とか知らんよ・・・」
パイセンと罵倒するトビオ達。
パイセン「全部黙っといたらええやろがーぁ!!」
パイセン「一般社会ではもう・・ほんまのこと知ってるのは俺らしかおれへんねんから!!俺らが黙っとけば問題無いやろ!?ちゃうんか!?えぇ!?」
マル「・・そうか・・ その通りだ・・ 黙ってれば普通に生きていけるんだ・・・」
伊佐美「まぁ確かに・・ 世の中的には絶対わかんねぇわな・・・」
伊佐美「10人殺したけど・・全部『闇の中』だ・・・・・」
自分を納得させるためか、黙ってれば闇の中だと言うマルと伊佐美。
トビオ(違う・・・11人だ・・・ あの真犯人に仕立てたホームレスも死刑になれば俺たちが殺したことになる・・・ 俺たちがしたことは闇に埋めても消えない)
パイセン「闇のー中っ! はい!闇のー中っ!」
マル、伊佐美「闇のー中っ! あそーれ!闇のー中っ!」
トビオもそのノリにのろうとした瞬間、後から人が。
「警察の中には納得してない奴もいるんだよ」
刑事が登場。
感想
パイセンも罪悪感に耐え切れずにトビオ達に喋ったんだなぁ。トビオ達はたまったもんじゃないだろうけど。
替え玉の爆弾の入手先とか、替え玉の供述と事件の真相とのズレも出てきそうだけど誤魔化せるんだろうか…
それにパイセンの替え玉はあのホームレスでいいとしても、監視カメラに映った他の人物はどうするんだろう。
最後に登場した刑事はパイセンの話をどの辺りから聞いていたのか?
まぁ最後の「闇のー中っ!」コールを聞いただけでも刑事が追うには充分過ぎる要因になるけど。
裁判で判決が出た後は真相を告白しても同じ事件で再び裁判を行うことはないから罪に問われないけど、まだ起訴もいってないだろうから捕まるのか?刑事の言い方だと捕まえられなさそうだけど。