彼岸島 48日後… 第59話「芦ノ湖」
さすが彼岸島。今回も突っ込むところがある。
読んだ人前提なのでネタバレ注意。
一気に舞台がワープ
前回の舞台の大阪から京都、奈良、名古屋などをスルーしていきなり富士山の近くまで舞台が移る。
新鮮な野菜
人質に取っている親子に食料を2人分でも結構な量(生野菜をダンボールいっぱい、しかも新鮮!)をくれる吸血鬼。
誰が野菜を栽培しているのか?彼岸島本島では吸血鬼達も普通の生活をおくっていたが、日本列島の吸血鬼達は暴れているだけでちゃんと食糧などを生産しているような描写がない。吸血鬼達も食料がなければ生きていけないのに。大丈夫か?この世界。
後、今回の話とは違うけど吸血鬼達の人間への扱いも酷い。このまま人間がいなくなって血が吸えなくなって吸血鬼から邪鬼になっちゃったら、彼岸島の離れ小島にあったあの「白い水」を飲まないと生きていけないのに。
彼岸島 特有のテンポ
母親に吸血鬼が置いていった食料を食べろと言われても「食べたくないよ!!あんな奴が持ってきたもの嫌だよ!!」って叫んだのに次のページで生野菜を丸齧りしてムシャムシャもぐもぐ「クソッ。ちくしょう」。
3日間何も食べてないってセリフがあったから嫌々ながらも食べるのは分かるし、しょうがないけど、このシーンは笑ってしまう。
彼岸島 独特のセリフ回し
吸血鬼達に好きにされた後で、結婚する前の苗字である「吉川」と呼ばれた母親の返した言葉。
普通ならとっさに出てくるのは「昔の苗字で呼ばないで…」だけど、この状況で「嫌…旧姓で呼ばないで…」と、このセリフ。このセンスは彼岸島ならでは。
ハッ 歯型がいっぱいだな
お風呂で母親の背中を流している息子が、母親の背中が吸血鬼達の歯型で埋め尽くされているのを発見する。
二の腕などは分かるけど肩甲骨あたりの平面なところはどうやって噛んだんだ?
ズッズズッ
明が足を引きずっているのに大阪から神奈川までを徒歩移動。
ガソリンやバッテリーの関係で車は使えなくなってるかもしれない。けれど、そういう心配のない自転車なら早く楽に移動できるのに。48日後…の第1話で健太が自転車に乗ってたぞ。
色々突っ込んだけど、
やめんか、それには訳があるんじゃ
で解決しちゃっていいんじゃないでしょうか。
なんせ、彼岸島は法螺ーマンガだから。