明達は豹丸を倒すために血の楽園の特別区までやってきた。そして明達はついに豹丸を見つけ、戦いの火蓋は切って落とされた!
ちくしょう
この記事を読む度に
ネタバレの被害が広がっちまう
あらすじ
明と豹丸は対峙する。
勝次「これからどう戦うんだろう明… これだけの身長差で…」
鮫島「なんとか敵の頭が狙える高さまで 移動するんじゃないか?」
明は豹丸に背を向け、走り出した。
明は攻撃手段を探して裁判所に入っていったが、豹丸の攻撃で崩壊。
明は次に議場に入っていったが、また豹丸の攻撃で崩壊してしまった。
明は攻撃を避け、廊下を走りながら攻撃手段を探す。
廊下の先に、血を搾り取られそうになっていたが明達が開放した人間達が集まっていた。
明は声を出して逃げろと言ったが、人間達は悲惨な環境にいたために感情を失ってしまっているので逃げることすらしない。そして明を狙った豹丸の攻撃に巻き込まれて死んでしまった。
鮫島「一瞬で…地獄絵図に… 俺たちは魔王を 目覚めさせてしまった…」
しかし勝次が明を信じて声援を送り出し、鮫島達も応援を始める。
そして再び明と豹丸が対峙した。
感想
明っ!!
敵の頭が狙えるように
その頭を使うんじゃ!!
明は豹丸との身長差を埋められる何かを探して、特別区の中を走り回る。
豹丸と出会ってから「何か役に立つものはないか?」「何か利用できる場所はないか?」と探し回る明… 豹丸のデカさは北沢姉弟から聞いていたじゃねェか! そして拷問野郎の案内で、この特別区を観光気分で無駄に見て回っていたじゃねェか!! なのに今になって「何かないか?」と探し回っているのかよ! もし吸血鬼ウィルスが蔓延しなくて、夢を叶えて小説家になっちまっていても、締め切りギリギリまで待たせる作家になったに違いねェ!!
事ある毎に「覚悟はいいな?」と
聞いている暇あったら
ちょっとは策を練っといてくだされェェ!!
明の準備が出来てねェ!
ちくしょう
アイツらが動かない度に
楽園の被害が広がっちまう
明が戦いに使えるものを探すために特別区を動き回る。なので吸血鬼達は、楽園の被害が増えると悪態をついていた。
「ふざけやがって宮本明!!」と言っている暇あったら、道塞ぐとかしろよ! いくら瞬殺されちまうといっても明は立ち止まることになっちまうので、立ち止まりたくねェ明の前に吸血鬼の壁を作れば逃げ道を塞げるじゃねェか。凸様凹様に続き、今度は豹丸に戦わせちまっているのに、コイツらは見ているだけなのか?
コイツらが楽園の吸血鬼達
見て実況しているだけ
見ての通り
他力本願な奴らだ
事前の特別区観光が
役に立つどころか
不利に働くとはな
明の逃げた先に、食料用として捕まっていた人間達が集まっていたが、感情を失ってしまっているので明の声には反応せずに、豹丸の攻撃に巻き込まれてやられてしまった。
魔王は目覚めちまったのに、人間達は目覚めねェからちくしょう!
豹丸の攻撃より
ユカポンの歌に反応するとはな
なんたる北風と太陽
ンだよ このクソ使えねェ奴ら!
豹丸の冷酷無比な攻撃に、鮫島は「魔王を目覚めさせてしまった」と恐れだした。しかし勝次が明を信じて応援を始め、鮫島達も声援を送り始めた。
ひいいいいい! 吸血鬼側だけでなく、鮫島側も手助けしねェ!! 高所に登れる場所を探すとか、特別区の地図を見つけるとかのナビ役もしやがらねェ! さらには拷問野郎がシレッといなくなっちまったことに気付きもしねェ! なんにも役に立ってねェ!
コイツらが鮫島達
本当に明について行っているだけ
見ての通り
有言実行な奴らだ
明からしたら、こんな仲間達信じられねェ!
使えないのは物だけでなく
仲間達も 自分の頭も
使えねェからちくしょう!
北沢徹の頭脳を取り込んだ豹丸も全然頭を使いやがらねェ… 雅の息子が5人もいるんだから、一度くらいは頭脳戦を見せてくだされェェェ!!
先生ェなりに
今 頭脳戦の描き方を
必死で模索してるんだ
先生ェならやってくれる
俺は先生ェを信じてる
豹丸がでかいままだね