古代呪術でケガが治らないアスタの両腕。
その腕を治すためにバネッサの故郷である『魔女の森』の女王に頼み込むことに。
しかし、治すことと引き換えにバネッサを魔女の森に残すことを言い渡された。
そこへ白夜の魔眼とダイヤモンド王国が攻めてきた…
あらすじ
「白夜の魔眼のヤツらと… ダイヤモンドのヤツら…!? しかもあの女はあのヴェットと同じ三魔眼(サードアイ)とかいうやべーヤツ…!! あの顔色ワリーのは… 前ダンジョンで戦った強ぇヤツ…!?」
女王「まあいい… 不完全なヤツらは我が力で完璧に消してやろう…」
白夜の魔眼のファナが炎精霊魔法”サラマンダーの吐息”で魔女の森を攻撃。
女王(火の精霊サラマンダー… まだ完璧な姿では無いのにここまでの力が… 占いの結果よりずっと強い… 運命にズレが生じている!? 敵はもう一勢力… 魔女の森の力だけでは対抗しきれない…!?)
気絶していたバネッサが目を覚ます。
自分のケガを治す代わりに自由を捨てようとしていたバネッサに怒るアスタ。
アスタ「オレにはまだ最終手段があるんスよ…」
アンチ魔法の剣を口で咥えて、自分の腕を攻撃するアスタ。
しかし呪術は解けない。
バネッサ「呪いは腕の内部奥深くまで及んでる… 降り掛かる運命の力には勝てないこともあるのよ!!」
アスタ「大事な仲間を犠牲にしねーと腕治んねーのがオレの運命ですか…!? 運命ブッ飛ばしてでもこの腕で戦ってやる!!!」
ノエルが女王と取引をする「そいつの呪い解けるんならさっさと解いてくれるかしら。アナタの森大変なことになってるわよっ。そいつは今すぐ外の人達を助けに行きたがってる。そいつを治せばきっとこの森の役に立つわ!! そいつが動けば私達も動く!! 敵は強大…少しでも戦力が必要なんじゃないかしら…!? 最善の選択をしなさい!!」
女王「いいだろう そのガキの腕治してやる。それも前より丈夫にしてな…!」
アスタの腕を血液回復魔法”滅呪の血籠り繭”で治す女王(バネッサもそのガキが持つ反魔法の剣の力も最終的には私のモノだ…!!)
ケガが治り、剣を持つアスタ「よっしゃァァー!!! 行くぞォ!!!!」
感想
女王も物分りがいいと思いきや、バネッサを諦めていないどころかアスタの剣の力も手に入れようとしている… この襲撃を防いだ後に一悶着が起こりそう…
無茶をするアスタを説得するバネッサ「自分だけの力でめちゃくちゃしたって降り掛かる運命の力には勝てないこともあるのよ!!」 女王から逃れられないという運命をヤミに壊してもらった過去があるバネッサ。だからこそ重い言葉になっている。その後に、治したら反魔法の力を借りて逃げようとしていた計画をうっかり喋っちゃうが…
戦力的には勝てるのかなぁ? 女王がヴェットを倒したヤミレベルの強さを持っていれば、ファナを倒せるかもしれないが、マルスもいるし… アスタ達が片方の勢力を止められればいけるかなぁ。マルスがどれだけの実力を持ったかが分からないが…