とうとう父親に会えたパイセン。しかし父親からは愛されていなかった。生きる価値が無くなったと言うパイセンに「じゃあ死ぬか?」と父親に言われ、ナイフを持った腹違いの弟・玲夢と戦うことになったパイセン。
あらすじ
玲夢「殺す前にその不細工な顔。整形してやるよ、異母兄ちゃん(おにいちゃん)」
すかさず土下座して助けを乞うパイセン「ヘルプミー!!!ヘルプミー!!! 私が悪うございましたぁぁ!!! これからもお金だけもらって・・!! 世界の片隅で生きさせてくださぁい・・!!」
笑う玲夢「なんじゃコイツ。マジ カスかよ!? どーすんの親父? コイツこんなん言ってっけど?」
土下座しているパイセンの顔を踏みつける玲夢「俺 嫌だよ こんな兄ちゃん。こんな生きてても死んでても どっちでもいい人間」
パイセンの父親・輪島「帰してやれ玲夢。もういい時間のムダ」
輪島「おい秀郎(パイセン)。もう二度と会うことないだろうから教えといてやる。お前の名前がなぜ『秀郎』かを。実はな、お前が産まれた時な、顔が『ひでえ野郎』だから『秀郎』にした!!」
頭を下げるパイセン「ありがとうございまぁす!!」
輪島「次、その不細工なツラ見せたら殺すからなぁ!!」
親父と別れたパイセン
街を泣きながら走るパイセン(俺は愛されてなかった。俺は望まれた子じゃなかった。生きてても死んでてもどっちでもいい人間なにゃ・・!! この世界に必要のない生命・・!!!)
家に帰って寝転がるパイセン(俺って一体なんなんや・・? 『小坂秀郎』ってなんや? この家も・・何もかも親父のカネっで買ったモノ・・ 親父のモノや・・・ おまけに俺の生も死も・・親父のモノ・・・)
パイセン(親父というお釈迦様の掌の上で生きる『小坂秀郎』は孫悟空や。俺が悟空やったら・・あいつら(トビオ達)は・・・ スポッチャは天竺か?)
トビオ達と遊んでいた時を思い出すパイセン(楽しかったなぁ)
パイセン「ほんましょーもない人間やで俺・・・ ビビって命乞いして・・よかったことだけ思い出して・・ こんなしょーもない生命・・・ もういらんわ・・・」
パイセン(見とけよクソ親父。掌の上で生きるのはもう終わりじゃ!! お前が軽んじたこの生命で証明したる・・!! 俺がここに生きてることを!! お釈迦様を地獄へ落とすんや!!! 俺の力で自分の足で―――・・・)
パイセン(小坂秀郎 立ち上がる時は今!!)
感想
パイセンが親父に対し遅い反抗期。パイセンが親父を地獄に落とすことは矢波高事件の真相を話すことか? それでは地獄に落とすのは弱いと思うなぁ。ってゆーかパイセンはミニセグウェイ乗ってドコ行くんだよ?
自分の足で立ち上がっても歩かずに親父の金で買ったミニセグウェイに乗るパイセン… まだ親父の掌の上から出れてないぞ。先行き不安…