矢波高爆破事件から10年後。
トビオは芸能事務所でアイドルのマネージャーになっていた。
そしてトビオには結婚を考えている夏っちゃんという恋人がいた―――
あらすじ
公衆電話からの電話にでるトビオ。
それはパイセンからの電話だった。
パイセン「この声 憶えてへんのかぁ? 本物やでぇ♪ 1週間くらい前に出てきたとこやねーん! 逢えるか?」
トビオ「はい・・・」
パイセン「おぉほんまか!? サンキュ! じゃあ明日19時ハチ公前とかどうや?」
トビオ「仕事終わりで行けそーっす・・・」
パイセン「ほな よろしくー♪」
次の日
ハチ公前に着いたトビオ。
そこに見覚えのある人物が。
トビオ「伊佐美!?」 伊佐美「マル!?」 マル「トビオ!?」
トビオ「なんでなんで!? てか久しぶり!!」
伊佐美「変わったなあ お前ら 高校卒業ぶりか!?」
マル「え 何!? みんなもパイセンに呼ばれた系!?」
「お? 揃っとんなぁ!」
「おまたせっ! 小坂秀郎! 10年の努めを果たしただいま戻ってまいりましたぁ!!」
パイセンの変わりように驚き、固まるトビオ達。
パイセン「なんやお前らノリ悪いなぁ? この10年で変わってもうたんかぁ?」
トビオ「何言ってんすかパイセン・・・ パイセンの方こそ変わりすぎっす・・」
トビオ「おかえり」
涙を流すトビオ、伊佐美、マル。
パイセン「ちょっとだけやせたかなぁ?」
伊佐美「とりあえず飯行きましょー 飯ー!!」
パイセン「俺 今日はお金無いで?」
マル「おごりますってパイセン!」
感想
痩せたパイセンが腹違いの弟の玲夢に似てるなぁ。
トビオ達が再会して今は懐かしさで盛り上がっているけど、この後財力が無くなったパイセンに対してどう接するんだろう。トビオと伊佐美は以前通り付き合いそうだけどマルは… 一応、パイセンと再会したときには涙を流していたけど、お金が無くなったパイセンをバカにしそうだなぁ…