前回、爆破事件の真相を語ったパイセン。
それを聞いていた刑事が登場!
あらすじ
パイセン「だ・・・誰やお前!?」
飯室成男(いいむろなるお)「警察官でーす」
警察手帳を見せる飯室。
飯室「増淵トビオ(トビオ)、丸山友貴(マル)、伊佐美翔(伊佐美)、そんで小坂秀朗(パイセン)。」
4人の名前を呼ぶ飯室。冷や汗をかく4人。
飯室「お前ら4人が、いま話してた真相に俺は辿り着いてたんだ。でも真犯人が捕まってさぁ。捜査は不自然に打ち切られた。気に入らねぇから怖いもん見たさで調べたら、コイツ、輪島宗十郎にブチ当たった。」
男が映っている写真を出す飯室。
飯室「小坂秀朗・・・ お前はこの男―― 輪島宗十郎の愛人の子だ」
パイセン「・・・じゃあ俺の親父が事件を揉み消したのは・・・息子である俺を守るために―――」
飯室「違う。『殺人犯の父親である』という事実を消すためだ。」
飯室「小坂秀朗、お前は父親に愛されてない」
パイセン「な・・・なんなんすか あんた・・・ いきなり来て・・・!? もう事件は終わったでしょうがぁ!!」
飯室「・・・法が許しても俺がお前らを許さない」
飯室「なんてアホでも思いつくようなセリフを俺は言いに来たワケじゃない。だってお前ら無罪じゃん?俺が警察内で真実を訴えても、どのみち揉み消されるし、最悪の場合俺が消される。だから俺は何もしない。ただ伝えに来ただけだ。俺みたいに真実を知ってる人間がいるってことと、お前らが殺した人間の顔を」
被害者の写真を並べる飯室。
飯室「人の心ってのは面白いもんで 蓋をすればするほど、その感情は溢れたがる。忘れようとすればするほど思い出す!お前らはこれから生きてく中で幸せを感じるたびに思い出すんだ。いつしか他人を愛した時。結婚する時。子どもが産まれた時。その節々で思い出せ。人の命を奪ったことを」
飯室「はーい♪ 闇のー中っ!闇のー中っ!あそーれ闇のー中っ!闇のー中っ!」
自分が登場するまで4人がふざけていた真似をする飯室。
飯室「一生 苦しめ」
立ち去る飯室。無言のトビオ達。
朝になり、パイセンの運転で帰るトビオ達。
パイセン「じゃあ またな・・・」
トビオ(もう逢うこと無い気がする・・)
帰宅するトビオ。
トビオ「ただいまー・・・」
妹「え・・お兄? ちょっと母さん、お兄だよ!」
「よかったぁぁ!!うわぁぁぁ!!」トビオに抱きつき号泣する母親。
トビオ「・・・ゴメン」
さぁ日常に帰ろう
感想
普通はこんなことになったら一生気にするだろうけど、最後に解散する時の様子を見るとマルは気にしなさそう…
トビオ達は罪の重さに耐え切れずに自首するのだろうか?自首しようと言い出してそこから仲間割れという展開もしそうだけど、トビオが「もう逢うこと無い気がする」と思ってるしなぁ。
後、市橋はどうするんだろう?
飯室刑事カッコイイ
大好き