金剛のアジトを目指す明達。
大涌谷駅からロープウェイで降りようとしているところに邪鬼のエテ公が襲ってきた。
あらすじ
ワイヤーの上を這って追ってくるエテ公。
鮫島「ちくしょう!! こんな空中じゃどこにも行けねェ!!」
舌を伸ばしてくるエテ公。ネズミが舌に捕まる「嫌だ嫌だ食べないでェェ」
エテ公に咥えられるネズミ。
ネズミの脚だけがエテ公の口から出ている。
その脚を掴み、引っ張りぬく明「ふんっ」
ハンモック状になったところに着地する明とネズミ。
仕込み刀を抜く明「皆下がれ!!」
明「この高さなら… いける…」ワイヤーを斬る明。
ワイヤーを斬られて地面に落ちるエテ公。
明達はワイヤーに捕まり、振り子のように振られる。
ロープウェイの下に住んでいて、目を覚まして明達やエテ公を眺めていた吸血鬼達を弾いていく明達。
ワイヤーを掴んでいられずに飛び出す明達「うああああああ」
地面や木に叩きつけられた明達。
鮫島「ったく。無茶させやがる」
明「大丈夫か 勝っちゃん」
ピースサインで答える勝次。
ネズミ「ひいいいいいい もう人なんて信じない もう誰も信じない…」
立ち上がる明「着いたぞ。駅だ」
目の前には目指していたロープウェイの駅が。
感想
コイツが宮本明 見ての通り 脚を引きずっていた奴だ
エテ公に食べられかけたネズミ。それを助けに行った明。
明はこの距離、この足場でどうやってエテ公の口のところにいったんだよ!
ネズミを引っ張り出す時にまた「ふんっ」で解決してるし!
ネズミが噛まれてなかったってことはエテ公には歯がないのか? ススキ草原でエテ公に食べられていたヤツはヌルヌルするよぉと言ってたし。邪鬼になる前は総入れ歯をするほどの年齢だったのかなァ。そんな年齢でも女をしつこく追いかけるエテ公…
ちくしょう!吉川のバランス感覚が台車に乗っているのに半端ねェ!
明とネズミが戻った反動で浮き上がる吉川。
しっかりハンモック状になったロープの上に着地。
夜っぱらからふざけやがって!!
ロープウェイのそばに暮らしていた吸血鬼達。
エテ公が吸血鬼の家を襲撃せずに亡者になっちまった吉川をしつこく追いかけているってことは、こんだけ吸血鬼がいるのに女はひとりもいないのかァ?
一度でいいからおなごでいい目にあわせたかった…
というか、エテ公がドォンドォンと歩いてたのにコイツラ寝てたのかよ!
ロープウェイのワイヤーの上でエテ公と向かい合ってる明。その様子を下から見た吸血鬼が「マジかよ… なんだあの人間… 化け物に刃を向けて…」って言ってるけど… 吸血鬼は視力が悪ィんじゃねェのかよ! 夜間の山の中でワイヤーの上に立つ明の刃はまだしも牙の有る無しが判別出来るなんてありえねェ!!
みんな ワイヤーは持ったな!! 行くぞォ!!
明「この高さなら… いける…」で、ワイヤーを斬った明。ワイヤー斬る前に「みんな、ワイヤーに掴まれ!」とか言えよ! いきなり斬るんじゃねェよ!
それに地面スレスレじゃねェか!!
パンパンパンって何の擬音なんだァ? 明達が吸血鬼達に当たった音?
明がワイヤーに仕込み刀を引っ掛けているけど、この状態で仕込み刀を引っ掛けていても何の効果も無さそうだけど… 明なら片手でも捕まっていられそうだからいいか。
それと鮫島がすげェ!片手でぶら下がり、もう片手で吉川を台車ごと掴んでる! 着地後もしっかりと吉川を抱えている鮫島。ギャーギャー騒ぐネズミも見捨てなかったし、クソガキと言いつつ勝次に優しいし面倒見が良い。海賊船で救世主様と崇められていただけある。
すまない 小4にショックを与えちまった
あ、いえいえ大丈夫です
振り子で一番スピードが出てるとこで放り出され、地面や木に叩きつけられて…コイツラ大丈夫なのかよ!
ゴッガッって音出して転がってんのは勝っちゃんだろォ?
心配する明にピースサインで答える勝っちゃん。小学生だから体重が軽くて、その分衝撃も少なかったんだろうなァ。
いや、大丈夫じャねェよ! どうみてもやべェ! 表情を見れば強がってピース出してるのが分かるだろうが! 頭打って血が出てるし一時安静だろうこれは。相談もなしにこんな作戦を決行しやがって。
明は吉川に「金剛を倒すまでなら命をかえても勝っちゃんを護るつもりだ」と約束したじゃねェか… それなのにこんな無茶なことしやがって。
人に助けられた直後なのに「人を信じない」と言うネズミの気持ちがよく分かる。
なんだ この明達 超逃げるけど
明達はこっから逃げれるのか? エテ公が吸血鬼達を喰ってる間に逃げられるのか? 目の前の餌より女!ということで「オンナ…オン…」と言いながら追ってきそう… 明達が金剛のところに辿り着いて、追ってきたエテ公を金剛が瞬殺してくださると展開が早くなって金剛の強さも魅せられるが… まだエテ公と戦わずに逃げようとしてグダグダやるんだろうなァ…