【彼岸島48日後…】454話「ボタン」ごくたまに来る雅が現れ篤も現れやがった！こいつら実は男子禁制の国に頻繁に顔を出してやがるぞ！

邪馬台国のボス・卑弥呼様の力によって復活した篤と共闘するために空木タワーを目指していた明達。しかし卑弥呼様と戦うことになってしまった。卑弥呼様は斧神も復活させたが、明が苦戦しながらも一刀両断にした。

簡単にネタバレされて…
私が黙っていると
思うのか？

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あらすじ

明は、卑弥呼様の上部から飛び出た斧神の体を切り離した。卑弥呼様は明を捕まえようと手を伸ばしてきたが、仕込み刀で斬り落とされた。

明「仲間を傷つけた落とし前は　つけてもらう」

明は仕込み刀で卑弥呼様の体を縦に割った。

プリンセス様が助けようとしたが、卑弥呼様「この戦いは私の戦い…　私の子離れのための儀式…　篤のためにも私は…　自分の手で決着をつけるの…」

卑弥呼様は明に向かっていくが、攻撃が届く前に体を仕込み刀で切り刻まれていく。

卑弥呼様「宮本…明…　似てる…　お前は篤に似てる…　ねェ篤…　殺して…　お前の手で…　私を楽にして…」

明は卑弥呼様の体を細かく切り刻んでいく。そして卑弥呼様の頭部を掴んで掲げた。

プリンセス様「妹を殺されて…　私が黙っていると思うのか？」そして怒りの形相で明に近寄っていく。

ユカポン「プリンセス様まで…　なんでこんな事になっちゃったの…？　手を組むんじゃなかったの…？」

鮫島「ちょっとしたボタンのかけ違いから始まったとしても　身内がやられて憎しみがどんどん連鎖して　気がついたら争いは　もう誰も止められない大きさになってるんだ」

そこに一人の男が現れた「母さん？　なんだこれは…　一体何が…母さん…」

その男は宮本篤だった。

明と篤が向かい合う。

邪馬台国の女吸血鬼達「篤様…」「篤様だ…」「篤様ァァァ　この男を殺してください!!」「卑弥呼様の仇をォォ!!」

感想

さらばだ
友よ

明は斧神の腹部に仕込み刀の刃を入れ、真っ二つにした。

この宮本明が
泥酔しちまった友達を
見捨てて帰る奴
みてェだからちくしょう！

これが斧神が最後に描かれたコマ！　久しぶりに再会した友の体を放置！　しかたねェとはいえ、また斧神の上半身を放置！

さらばだ
子どもよ

卑弥呼様は上に生えていた骸骨を真っ二つにされちまったら、そこから斧神を生やしやがった。もう弾切れなのかァ？　他に食べてねェのか？　その他の邪鬼の骨だとか、隊長の骨だとかは食べてねェのか？

彼岸島グルメツアーのお土産は
宮本篤と斧神のみ！
あとは雑魚しか
食わせてくれねェ！

プリンセス様が助太刀をしようとしたが、卑弥呼様は「これは子離れの儀式」と言って止めた。

子離れの儀式！
子離れどころか
体が左右に
離れちまってやがる!!

落とし前は
つけてもらう

明は卑弥呼様を斬り続ける。卑弥呼様は「宮本明…　篤に似てる…　篤…お前の手で…私を楽にして…」と言ってきた。明は卑弥呼様の体を切り刻んで、頭部を掴んで掲げた。

手を緩めねェ明も容赦ねェけど、相変わらずの仕込み刀の切れ味と攻撃範囲の異常さも容赦ねェ！　切れ味が落ちねェ、刃こぼれしねェ、折れねェ、刃の長さ以上の物も斬れちまう…　こんな物をどうやって作ったんだァ？　卑弥呼様から隊長が生えてきたら仕込み刀制作秘話を聞けたかもしれねェなァ…　それを聞いて、斬り落とされちまった勝次の左腕の代わりに新たな腕を制作とかあったかもしれねェなァ…　そんな機会はもう無くなっちまった…

明に卑弥呼様が倒され、プリンセス様が激昂して明に近づいてきた。共闘するはずだったのに争いになってしまった状況に戸惑うユカポン。鮫島はちょっとしたボタンのかけ違いから始まったとしても憎しみの連鎖から誰も止められない大きな争いになってしまうと言い出した。

辛ェなァ…　卑弥呼様も本当のところはこんな化け物になりたかったわけじゃねェし、明もこんな世の中にしちまった雅を倒すために戦っているわけだし…　ボタンのかけ違いからこんな争いが始まっちまった…　もし雅がこのタイミングで邪馬台国に来ていなければ、鮫島と勝次は脱出出来ていて争いは起きなかった…　いやその前に、鮫島と勝次がハンディハンディを追っていった時、卑弥呼様が現れなければ…　いやその前に、吸血鬼から助けた女が逃げ出した時、鮫島と勝次が捜索しに出てハンディハンディと出会わなければ…　いやその前に、その女が逃げ出した理由の、小春が激昂して目が赤くならなければ…　そういえば小春が激昂した理由というのは…