【鬼滅の刃】31話「自分ではない誰かを前へ」普通置いてくか? 家族を山奥に 守らない?家族なら 二人で戦ってくれたらさ 勝つからね 蜘蛛鬼だって それなのに一人でさ 怖い山の中へ すたこらさっさですか 置きざりにされた蜘蛛鬼の気持ちよ

指令を受け、那田蜘蛛山にやってきた炭治郎、善逸、伊之助。
炭治郎と伊之助は山に入り鬼殺隊の生き残りの村田と出会う。
操られている隊員は村田に任せ、鬼を退治するために山を進む炭治郎と伊之助。
再び操られている隊員と出会うが、鬼に近いために先程の隊員よりも強い。
炭治郎が操られた隊員を上に放り投げて木の枝に糸を引っ掛け動けなくする方法を思いつき、実行。
その方法が成功し、伊之助も真似をする…

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あらすじ

操られた隊員を動けなくした炭次郎と伊之助。

動けなくなった人形はいらないと鬼は隊員の首を捻り始末する。

炭治郎と伊之助は鬼を目指し山の中を走る。

炭治郎達の目の前に首のない操られた死体が現れる。

伊之助「頸が無ェェェ!! アイツ急所が無ェぞ。無いものは斬れねぇ!!」

炭治郎「落ち着け!!袈裟斬りにするんだ!!右の頸の付け根から左脇下まで斬ってみよう」

それを聞いて突っ込んでいく伊之助。

身体を少し斬られる伊之助(速い!!が避けられない程じゃ…)

蜘蛛が伊之助に取り付く(しまった蜘蛛がいた!!)

動けなくなる伊之助(動けねェ!!やられる!!)

振り下ろされる敵の刃を炭治郎が受け、反撃。

伊之助の糸も斬る炭治郎「伊之助!!一緒に戦おう。一緒に考えようこの鬼を倒すために力を合わせよう」

伊之助はかまわず突っ込もうとするが、炭治郎の指示をきいてしまう(畜生何だこれ腹が立つぜ。全部アイツの思い通りか。こうなるのが必然のようだ。まるで川の水が流れてゆくこと程当たり前に。こいつは自分が前に出ることではなく戦いの全体の流れを見ているんだ)

力を合わせて敵を倒した炭治郎と伊之助。

伊之助「お前にできることは俺にもできるわボケェエエ!!」炭治郎を空中へ放り投げる。

鬼(やられた!!やられた!!あの人形が一番速くて強いのに…!!)

鬼(上っ…)炭治郎が上から仕掛けてくる。

鬼(殺される…頸を斬られる!!考えて…考えるのよ!! ああ…でも… 死ねば解放される 楽になれる…)

壱ノ型を出そうとした炭次郎だが、鬼の様子を見て伍ノ型『干天の慈雨』に変え、鬼を斬る。

伍ノ型で斬られた者には殆ど苦痛が無い。相手が自ら頸を差し出して来た時のみ使う… 慈悲の剣撃。

鬼の頸が落ちる…

感想

累って鬼が「家族5人の絆は誰にも切れない」って言ってたのに母さんを助けずに見捨てるのか? 父さんの命令か? それとも母さんが解放されて楽になれることを望んでいたから助けに来なかったのか?

てめェェ!!これ以上俺をホワホワさすんじゃねぇぇ!! といいながら素直に言うことを聞く伊之助

頸を捻られて隊員がヤラれてもいつも通りのリアクションをとった伊之助だが、炭治郎の怒りを感じ取って大人しく炭治郎の指示に従った伊之助。今まで一人で生きてきた伊之助はホワッホワッと成長していくんだなぁ。頸のない敵を見つけた時には「俺のほうが先に気付いた」とか負けず嫌いのところが出てるけど!
敵に頸が無いので困る伊之助かわいい。でも頸が無くて焦ったのは、斬るのは頸だけだからか? それとも頸がないことに驚いてるのを誤魔化そうとしてるのか?

猪突猛進!!猪突猛進!!これからも?

今まで伊之助は猪突猛進!!猪突猛進!!で進んできたけど(一人ぼっちだったからしょうがないけど!)炭治郎の『全体を見る戦い方』を目の当たりにして成長するのかな? 伊之助は『自分ではない誰かを前へ』という戦い方をする蜘蛛鬼と戦って『自分ではない誰かを前へ』やることを覚える?
壱ノ型で攻撃しようとしたのに鬼の様子を見てとっさに伍ノ型の慈悲の剣撃に切り替える優しい炭治郎。それを見て伊之助は「お前にできることは俺にもできるわボケェエエ!!」と言って出来るかなぁ。それが出来た時には炭治郎も「すまない!!ちょっと見てなかった 状況が状況だから」とは言わないと思うよ。

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