アスタの腕の怪我は治り、敵を撃退した。
しかし、魔女王は反魔法の剣を持つアスタを操り自分の物にする事を企んでいた。
傷ついた仲間達は魔女王の魔法で動けなくなり、アスタは魔女王の魔法で操られた…!
あらすじ
魔女王「この場の者全員 オマエの手で殺させてやろう。一人残らず完璧にな」
アスタを操る魔女王「王族の小娘… オマエからだ」
ノエルのほうへ操られたアスタが歩いて行く。
魔女王「因果なものね… クローバー王国の王族の者がヤツの剣で死ぬことになるとは――― 決別の時だ」
アスタが剣を持っている左腕を右腕で止める。
魔女王(コイツ… 意識は無いというのに…!)
魔女王「この魔法は体内の血液と結びつき縛り付ける… どう足掻いても解くことなど出来ん」
バネッサ「もうやめさせてぇぇぇぇぇ!!! 私はもうこの森から決して出ない…!!! 二度とアンタに逆らわないから…お願い―――!!!」
魔女王「駄目よ…!! ”バネッサは私の欲しいモノを呼んでいつか生きてこの森に戻ってくる”と占いに出た… だから無理に捜さなかった。その欲しいモノが反魔法の剣を持った人間だとは思わなかったけど。オマエは私の娘… 私の家族なのだから…オマエは私のモノなのよ…!!」
バネッサの回想
魔女王にカゴの中に閉じ込められているバネッサ。
運命を操る魔法を発動するまで出られないバネッサ。
糸の魔法で糸を塊にした人形で一人遊びをするバネッサ「運命なんて操れっこない… ここで一生を終える… それが私の運命よ」
いきなり壁が壊され、男が現れる「オイオイ ただの武者修行中なんだけど。何でこの森 男ってだけで追われんの? つーか強ーな あのヒステリックババア ちくしょー」
その男は若い頃のヤミ団長だった。
バネッサはヤミの言葉「運命。オレそいつ嫌いなんだわ。誰が言う事きくか。ブッ潰してでも好きにさせてもらうぜ」に動かされ、ヤミについて出て行く。
外に出たバネッサは黒の暴牛団に入り、仲間を得た。
再び現在
魔女王に「オマエは家族で私のモノ」と言われたバネッサは言い返す「アンタじゃない…!! 私の家族はアンタなんかじゃない!! 黒の暴牛のみんなよ…!!」
バネッサ(その家族が今!! 目の前で失われようとしている!! これを止められなくて何の為に私はいるの!? 本当にそんな力があるのなら…私の魔法よ!!! 運命を変えて―――)
バネッサの糸が宙を舞い、バネッサの頭の上に集まる。
集まり固まった糸は赤く、ネコの姿をしていた。
魔女王「運命の…赤い糸…!!!」
感想
魔女王が言った「クローバー王国の王族がヤツの剣で…」? クローバー王国に関連あるのか? ヤツとは誰だ?
魔女王がバネッサを放置していたのは占いで先を読んでいたからか。それでアスタのケガをあっさり治したのか。白夜の魔眼やダイヤモンド王国が攻めてくることも読んでいたのか? その後、アスタを手に入れることも読んでいたけど、それはバネッサの運命を操る魔法でその後が変わる…!ということか。
武者修行中なのにヒステリックババァとやりあうヤミは強いな。その後、戦わずに逃げたようだけど逃げれる実力があったということだもんな。
そしてバネッサが運命を操る糸の魔法に目覚めた? これは強いから運命を変えられるのか? それとも大量の矢が飛んできたけど運命を読んで安全な位置が分かりそこへ移動させる!とかの能力なのかな?