魔女の森に襲撃してきた白夜の魔眼とダイヤモンド王国は撃退したアスタ。
しかし魔女王がアスタの反魔法の剣を手に入れるべく、アスタを操りバネッサ達を消そうとしだした。
追い詰められたバネッサは新たな魔法に目覚めた…!!
あらすじ
バネッサの魔法から出た赤い糸は、集まってネコの形に固まった。
魔女王(まさか… 発言したのか…!? 試してやろう)
アスタを操り、ノエルを攻撃する魔女王。
アスタの身体に触れる赤い糸のネコ。
アスタの攻撃はノエルに当たらない。
赤い糸のネコ自体を攻撃しても当たらない。
さらに空振りした反魔法の剣でアスタの操っている魔女王の魔法”傀儡の血潮”が解けてしまう。
魔女王(この私が操作を誤っただと…!? これこそが…運命を操る力!!!! 恐らくこの魔法の能力は… この猫が触れた人物にまつわる運命を術者の有利な方へ変えてしまうというもの…!! 猫は無害ゆえに不可避!!!)
魔女王「よくぞ目覚めたわねバネッサ…!」
バネッサを操る魔女王「これでアナタもアナタの魔法も私のモノ」
しかし赤い糸の猫が魔女王に触れ、魔女王の魔法が解ける。
魔女王(外した…!? 馬鹿な…!! 私の完璧な魔法で操れないことなんて無いのに!?)
自由になったバネッサ「これがアナタの言っていた運命を操る力なのね… この魔
法は私と絆のある家族にしか味方しない。私とアナタに絆なんて無い…」
感想
魔女王の観察力から推測する力も凄い。長生きしてるだけじゃなく、魔女王をやっているだけあるな。
バネッサが目覚めた運命を操る魔法。強すぎるな。この魔法がバネッサの意思で簡単に出せるようになるとどんな敵でも倒せそうな気がするけど… バネッサと魔女王の力の差以上だと勝てなかったりするかな? でもそれだと魔女王以上の敵だということになるなぁ… 魔法帝とかそのレベルじゃないと、この運命の赤い糸には勝てないんじゃ…?
この魔法はバネッサ自身とバネッサと絆が強い者を守る能力。ということはバネッサに言われなくても、魔法を分析した魔女王は「自分はバネッサと家族じゃない」とハッキリ見せつけられたということか。