武闘会の景品になった勝次を救うべく、武闘会に参加した明。
武闘会には姑獲鳥も参加していて、決勝戦で姑獲鳥と戦う事になった。
明が姑獲鳥の攻撃を避けながらも、姑獲鳥のクチバシに一太刀浴びせた。
あらすじ
左吉「明が一撃当てた! やっぱり明のが強いんだ!」
鮫島「ハ さすがだな」
姑獲鳥は傷つけられたクチバシを舌で舐め始めた。
姑獲鳥「洗顔代わりにちょうどいい。いい味だ。狐、貴様の血の味も堪能したくなったよ」
姑獲鳥は持っている矛の柄にあるボタンを押した。
すると三叉の矛の先が鎖に繋がれた状態で垂れ下がった。
姑獲鳥は矛を振り回して、三叉の部分を投げるように伸ばした。
明(伸びる!!)
明の被っている狐の面に三叉の部分が掠った。
明(矛が!! 飛び道具に!!)
姑獲鳥は矛の柄を上に上げた後、下に下ろす。
鎖に繋がれた、先の三叉の部分が明の足元をめがけて落ちてきた。
明は避けるが、刀が触れて刃の部分が折れてしまった。
姑獲鳥は柄のボタンを押し、鎖が縮んで三叉の部分が矛に収まった。
鮫島「マジか あの矛… 鎖で自在に伸縮するのかよ」
姑獲鳥「最近、ある男に矛を折られてな。新たに作った時につけ足した機能だ」
ネズミ「明さんの事だ!」
姑獲鳥「今思えばたいした奴じゃなかった。生き残すほどではなかったな」
明は折れた刀を捨て、腰にさしていたもう一本の刀を抜く。
鮫島「やべェな。今、明が持ってる一本が折られたら武器がなくなる」
ネズミ「明さんにはまだ いつもの右手の仕込み刀があるでしょ」
鮫島「何言ってんだ。そんなもんここで使ったら明だってバレちまうだろ。姑獲鳥とは一度戦ってんだぞ。忘れるな、ここは敵陣だ。人間だとわかったら、いっせいに襲われるぞ。右手が使えない以上、アイツの武器は今持ってる一本の刀だけだ」
明が伸びる矛に警戒していると、姑獲鳥は再び矛の先を伸ばしてきた。
明は避けるが、そのスキに姑獲鳥は接近して矛の柄の部分で攻撃。
明は刀で受ける(なんてバカ力!!)
明の持っている刀にヒビが入ってしまった。
明(しまった)
一旦距離をとる明(姑獲鳥、強い!!)
ヒビが入った刀を構える明。
感想
この姑獲鳥が
過去も現在も
それぞれ気持ち悪ィからちくしょう!!
顔の血を舐め回して効いてねェアピールする姑獲鳥。でも姑獲鳥の過去、虐められていたことを思い出すと強がっているだけに見えるぞ!
いじめられっ子が強さを手に入れて、粋がっているようにしか見えねェ。姑獲鳥の過去を出したのはマイナスじゃねェのか?
やめんか
涙の数だけ強くなれるんじゃ
ちゃんと覚えておるのか?
アマルガムの戦い方を
矛の先が伸びやがった!
改良! コイツ、勝った側なのに、まさに顔を洗って出直してきやがった! サブタイトルの『洗顔』とはこのことか!!
この武器を改良したキッカケは明に折られたから。その明を思い出す姑獲鳥「今思えばたいした奴じゃなかった」。少し前にそのたいした奴と戦いてェと言っておったんだが…
狐の攻撃を避ける動作とかで、ある男を思い出さねェのか? 狐の右手が変だなと思わねェのか? 明のことは本当に忘れちまったのか? たいした奴じゃなかったと言いながら、そのたいした奴じゃない奴との戦いを楽しんでやがる!
コイツが姑獲鳥
見ての通り
鳥頭な奴だ
マジでコイツ、見たまんまの鳥頭じゃねェか! 今、目の前で戦っているのに気づきやがらねェ! もしかして 明があの時より成長したという伏線なのかァ?
でも姑獲鳥の『鎖で繋がっていて、投げ飛ばしてくる武器』ってのは見覚えあるぞ。
斧神の鎖斧と被ってるじゃねェか! 投げた部分に注意を引かせて、持っている武器のほうで攻撃!も斧神がやった戦い方じゃねェか!! 使い回ししやがって!
コイツが彼岸島
見ての通り
作者が鳥頭な漫画だ
斧神はデケェ斧を振り回して迫力あったが、姑獲鳥はボタンを押して矛を伸ばして棒を振り回す… 迫力が減っちまったじゃねェか!! 同じ攻撃するにしてもスケールアップしてくだされェ!
明っ!!
この希望に摑まるんじゃ!!
明の刀が折れちまったが… 仕込み刀を出すわけにはいかねェ状態。明の刀が折れちまったらア○パ○マン方式で
鮫島が「狐仮面!新しい刀よ!」
狐「でかした!」
で補充できねェかな? 武器は予選の時に試合場の周りにあったはずだぞ。トイレを全然掃除しねェ吸血鬼が武器をいちいち片付けているとは思えねェ。 それに観客達もこのまま刀が折れて試合終わりじゃあ面白くねェだろ?
こいつが鮫島
女子供の傍で護衛もしねェ
有益な情報も手に入れられねェ
見ての通り
少しも役に立っていない奴だ
全く負ける気せーへん
危機感からもっとも遠いホラー漫画