歌舞伎町に捕まったユカポンを救うべく、明達は歌舞伎町に入ろうとしていた。しかし歌舞伎町の周りには堀があり、堀の中には邪鬼が放たれていた。歌舞伎町にかかる唯一の橋は上がったままで入れないでいた。その間にユカポンは人間のスパイと言われて捕まってしまい、処刑されることになった。ユカポンが処刑される瞬間、助けに入ったのは…歌舞伎町に入れないはずの勝次だった。
ふざけやがって
私にネタバレするなど
プレイでも百年早いわ
あらすじ
勝次が歌舞伎町の堀を超えた方法は、血の楽園で鮫島に投げられて明に助太刀した方法と同じ方法だった。
明が吸血鬼の身体を勝次サイズにして、鮫島が堀越しに歌舞伎町に投げる実験を何度かし、成功した。成功した要領で勝次を投げて、堀越えを成功したのだった。
勝次はユカポンを救い、さらに襲ってくる吸血鬼もヒー坊でやっつける。
落ちていたナイフを小春に渡して、小春は自分を縛っていたロープを切った。さらに百足婆を縛っているロープを切り、解放された百足婆は暴れだして吸血鬼達を倒していく。
他の女達も解放されて武器を持って戦い出した。歌舞伎町の男と女の戦いが始まった。
その混乱に乗じて勝次・ユカポン・小春は逃げ出す。
ユカポン「どうしよう勝次ちゃん。橋はまだかからないし… このままじゃ追いつかれちゃう」
勝次「こうなったら 自分たちで橋を下ろそう。街のどこかに あの橋の制御室があるはずだ。そこを占拠すればいい」
勝次は、橋を下ろして明達が歌舞伎町に入れるようにする作戦を提案した。
感想
ひでェ…
そんな実験もしてたのかよ
鮫島は堀超えの投げ方を習得するために、吸血鬼を半分に切って勝次サイズにして実験を始めた。
実験に失敗した鮫島「もう何体か 半身を作ってくれ」
明「……待ってろ」
投げる吸血鬼は
そこらで手軽に調達!
河原の小石感覚かよ!
相手は吸血鬼と言えど、こんな実験していいのかよ… 日本軍が彼岸島の吸血鬼一族に乱暴な実験していたと知ったときは…
悪魔の所業ぐれェな反応してやがったのに! こんな描写をした漫画とは思えねェ鬼畜っぷり! …へ? このシーン、明だけ無言! この実験を否定してやがらねェ! このシーンと、実験のために次々に吸血鬼を半分に切って用意してくる明を見ちまうと、悪魔なんじゃねェか?と…
ユカポンの目が
イッちまってる事も合わせて…
ユカポンの詐欺被害者感が半端ねェ!
何度目かで実験は成功。吸血鬼の半身は邪鬼に食べられずに堀を超えて歌舞伎町の中に落下した。
前々回の341話に路地に落ちていた吸血鬼のあの半身は伏線だったのか! 百足婆の張り手で身体が引きちぎられちまったのかと思ってた!
そして何度かの実験の中、一回だけの成功でもう本番かよ! 普通は「一回成功しても もっと精度を上げるためにもう何度か実験を…」ってならねェか? 失敗すれば勝次が食べられちまうのに… 着地のことも考えてねェし… でも勝次が無事に歌舞伎町にいるってことは…見事成功しやがった!
一回要領覚えれば
成功率100%
ハッ これが本当の意味での
スピードラーニングって奴だな
お台場で
優しい声かけてくれたじゃん
あれと同じ事を
もう一回やればいいんだよ!!
ユカポンのピンチを救った勝次だったが、ヒー坊を使ったことで痛みの反動が出てしまった。その隙に襲いかかろうとした吸血鬼達だったが、ヒー坊のさらなる攻撃でやられてしまった。
ンだよ! カッコつけた登場→痛がってカッコ悪ィ!→からの5人同時キル! 評価のジェットコースター! 結果、カッコイイじゃねェか! 主人公みてェだぜ! 本当の主人公は悪魔的な実験してやがるし… 凸様凹様戦後には勝次に負担をかけてすまないと謝ったのに
今回も負担をかけちまってるじゃねェか… 「またヒー坊使って大丈夫か?」とか「魚邪鬼に食べられる危険があるが大丈夫か?」とかも聞きやがらねェで「だったら実験すれば いいじゃないか」と積極的… 血の楽園で事あるごとに「覚悟はいいか?」と確認していた人物と同一人物とは思えねェ!
なんとか自由になれた!
正確には心は縛られたままだけどね!!
勝次はナイフを拾い、小春に投げた。小春はナイフを口で受け取り、自分の手に放り投げてキャッチ。自分を縛っているロープを切って自由になった。
こいつが小春
歌舞伎町の人気嬢
見ての通り
これが歌舞伎町で口技を鍛えた成果だ
飛んできたナイフは回転してんのに口で咥えやがった! 回転させて投げる勝次も勝次! 二人ともナイフ使い超うめェ! 勝次と小春の息の合い方は、ベテランサーカス団員並じゃねェか!
自由になった小春は、百足婆のロープを切った。百足婆は暴れだして吸血鬼たちを倒していった。
封印を解いて「ババア!暴れてくれ!」ってモンスター扱いかよ! 百足婆もモンスターのふりするプレイにはノリノリじゃねェか!
さすがはアイドル
二人の間に入って
「私のことで争わないで」ポジションを
ちゃっかりキープしてやがる!
勝次達は逃げ出したが、このままでは捕まってしまうので自分達で橋を下ろそうと言い出した。
小4でも出来る発想。なのにユカポンと小春は驚いてやがる! 自分達で動かそうっていう考えは浮かばなかったのかァ? 誰かが動かしてくれるまで待つつもりだったのかァ? 歌舞伎町で働かされている間に奴隷根性が染み付いてやがったんだなぁ…
勝次「下りぬなら
下ろしてしまおう
ホリのハシ」
宮本明「何度、拠点のボスをくり返し倒しても
雅に辿り着かないんじゃが!?」
タネ明かし、その2。勝次の発送方法とヒー坊ババアの大窮地での活躍は正に俺の予想通り!勝次の単独での潜伏、その伏線としての吸血鬼の半身の死体!凄い!橋の制御室が、そう簡単に見つかるかっ!もしかして東京電力?ババアは死ぬかな?絶命前に明が舌喰いの情報を聞き出すだろうが。ババア凄えなっ!五本線と手四つババアキックで蹴散らしたぜっ!何とか橋を下ろして明達の到着を待つ俺っ!
力比べがシュールでいいね。巨大化したウルトラマンの対戦みたい。
いずれにしても橋の動力は電気だから!小春が直ぐに案内出来る!追手の対処は、またもヒー坊っ?