【彼岸島】やり過ぎだ！　これは絶対　やり過ぎだ!!

ゾンビものでは動きが遅い代わりに数で押してくる、それが脅威になってくる事が多い。彼岸島に出てくる化物は吸血鬼だが、この漫画でも数で押してくる事が多い。では数が多いほうが勝てるのか？　数で劣る人間側は負けてしまうのか？　本当に数が重要なのだろうか？　そこに重点を置いて振り返ってみよう。

ちくしょう
吸血鬼の数が
半端ねェ

「島にいる吸血鬼は2体だけだから倒してほしい」と騙されて彼岸島に船で渡った明達。彼岸島の港に接岸しようと近寄ってみたら…

この海水浴場が
人多すぎだから
ちくしょう！

これだけの人数で不意打ちで襲われたので、明達は一方的にやられてしまう…

この海水浴場が
混雑しちまってるおかげで
ちょっとぐらい漏らしても
バレねェから
超助かる！

ただでさえ人間より吸血鬼のほうが力が上で回復力も上。それが数で来られたらひとたまりもないということで…人間側も数で勝負に出た！

「あったよ！
対抗手段が！」
「でかした！」

槍で突いてきた吸血鬼に対して人間側は2人で対応！

ワンオペより
ツーオペのほうが
効率良いみてェだ
これもひとつの
働き方改革ってやつだな

一人が敵の槍を受け流し、もう一人が斬る！　1対1だと力負けするなら数的優位に立って連携して倒す！　人数で上回って勝つ！

明も数の重要性を重視しているようで…
暴れる邪鬼の手を押さえつけるために、明がとった行動は…

1本刺しただけでは押さえつけられないので…

見たことねェ！
スーパーマリオでも
こんなに土管があるステージ
見たことねェ!!

数で抑え込む！　刺しすぎて手のひらがボロボロになって逆に固定できないのでは？とか、指が千切れるんでは？とかは数の暴力の前では無力！

元アイドルのユカポンが仲間になり、一緒に化け物と戦うこともあって、数的優位の重要性を身に着けた。
暴れる邪鬼の手を押さえつけるために、ユカポンがとった行動は…

手袋を裏返した状態
みてェになっちまったぞ！

仕事が早い！　釘1本では押さえつけられないが…数で抑え込む！　邪鬼といえども数の暴力の前では、釘を打たれている間は指をピクリとも動かさないほど行儀が良くなってしまう！

やめんか
それには遠距離攻撃もあるんじゃ

遠距離攻撃だと…
森の中で、篤が弓矢で吸血鬼たちを射る！　それを見た、まだ修行前の明は…

吸血鬼の頭が
高齢者のバースデーケーキ
みてェになってやがる！

吸血鬼の弱点・頭部に矢が全弾命中！　さすがは明の兄・篤の腕前！

弓道部だったユキも吸血鬼の頭を狙う！

有言実行！
マジで蜂の巣状態じゃねェか！
背負ってる矢の数以上を
頭部に当ててやがる！

矢の雨を受けて体全体に矢が刺さっちまってる！というのはあるが…頭部へのこんな集中攻撃は見たことがない！　矢の数は無限なのか？とか、吸血鬼が倒れる前にこんなに撃ち込んだのか？とかの疑問は、ユキの迫力と数の暴力を前にすれば些細なこと！

吸血鬼ウィルスが蔓延した日本。なんとかウィルスを抑え込みたい国連軍も…
ミサイルを食べて防御してしまう変異吸血鬼が、吸血鬼の集落・血の楽園から居なくなった。それを知った国連軍がすぐさまミサイルを撃ち込んできた！

オーバーキル！
この世界の人間は
やり過ぎって言葉を
知らねェのかよ！

この数のミサイルをほぼ同時発射！　一度でこれだけのミサイルを撃つにはどれだけの巡洋艦が必要になるんだ？とかは、このミサイルの雨のインパクトの前では些細なこと！

とまあ、人間も数で対抗して吸血鬼に立ち向かっている。やはり数が正義だ！　数の暴力の前では、さすがの明といえども無力になってしまうはずだ！　やはり仲間は大事……へ？

凄ェわ
やっぱ明の動きは
ホント凄ェわ

全裸状態の明は、細い梁の上で大きく動く事はできない状況。敵が無数の注射器を投げつけてきた！

敵が投げてきた注射器の中には濃硫酸が入っていて、手に持っているナタではたき落とす事ができない！

そこで明がとった行動は…

ざけんな！
ハラハラさせときながら
「はっ」の気合だけで解決かよ！

化け物が驚いちまうほどの
化け物じみた反射神経！

反射神経で済ませていい解決方法か？　明に数で攻めても勝てないのか!?

雅とつばぜり合い状態になった明。隙を見た吸血鬼達は矢を放った！

後方から迫りくる矢の雨！　つばぜり合い状態の明がとった行動は…

軟体生物かよ！
「凄ェ！」で
済ませられるレベルじゃねェ!!
ちょっとは頭を使った解決方法を
編み出してくだされェェ!!

見えていない後方の矢をどうやって避けられたんだ？　「あの人は達人だから後ろに目がついている」というレベルを超えている！　くゥゥ…数の暴力でも明には効かないのか！

やり過ぎだ！
主人公補正を
やり過ぎだ!!