明と小春と逸れた鮫島達。鮫島達は、竹馬街のボスであり宮本篤と名乗る吸血鬼と戦った。敗北寸前だったが「明」の名を聞いて宮本篤は動きを止めた。宮本篤は鮫島達が明の仲間だと知ると、敵同士だから合流は出来ないと言いつつも、鮫島達を見逃してくれた。
この
ネタバレは
なんで
ございましょう
あらすじ
宮本篤が去り、鮫島達は明と合流することにした。まずはネズミと落ち合い、明が向かった3つ目の派閥に向かおうとした。が、そこの派閥に行くには墨族のカジノを通らなくてはいけなかった。
通行方法を悩んでいると、一隻の屋形船が通りかかった。
光頭族の縄張りから来た船で、乗客がネズミとユカポンを見かけると声をかけてきた。乗客達は裏カジノでネズミとユカポンの頑張りに感動した客達で、好意的な声を投げかけてくる。
その様子を見ていた鮫島は船に飛び乗り、船賃を払うので船に乗せてほしいと頼み込んだ。
鮫島は船賃分を持っていたので船頭は快く了承し、鮫島達は船に乗って墨族のカジノを突っ切ることにした。墨族に顔を見られている勝次は布で顔を隠す。鮫島も知られているが、顔を隠すだけではデカイ図体では誤魔化せないので船の最後尾に布を被って丸まり、荷物として隠れることにした。
水路は墨族のカジノの中に差し掛かった。するとV.I.P.ルームからプリンセス様が姿を現した。
船に乗っていた他の乗客は、墨族のカジノの施設が本格的だったので寄って行きたくなっていた。
乗客「船頭さん!! 俺 ここで遊びたくなった。ちょっと止めてくれ!!」
船はよりによってプリンセス様の眼の前で止まった。
乗客「プリンセス様。俺たちもここで遊んで行ってもいいですか?」
プリンセス様「どうぞ 我がカジノで 存分にお楽しみください」
改めて船に目をやるプリンセス様は船の後部に乗っている布を見て「…このお荷物はなんでございましょう」
布の中に隠れている鮫島は冷や汗を流し…
感想
ちゃんと覚えておるのか?
アイツもヒーローになった話を
今週のヤンマガ2024年23号は『ゴールデンマン』(ヤンマガには『ゴールデンドロップ』って漫画もあるのに、内容は被っていないとはいえタイトル被りは気にしねェのか? それなら40歳になっちまったゴリラーマンを描く『ゴリラーマン40』を『ゴリラーマン40歳後…』とかいけたんじゃねェのか?)が単行本1巻を発売する記念として何人かの漫画家からお祝いイラストが寄せられているが…あったよ! 先生ェが寄せたお祝いイラストが!
明とゴールデンマンが共闘! 敵は拷問野郎! 怯えているネズミが小さく描かれている! 鮫島は頭部のシルエットがゴールデンマンのシルエットと被っちまうので登場させなかったってのは分かるが…ユカポンや勝次は居てもいいんでは… それに敵は雅じゃねェのかよ! 雅の息子の片割れの拷問野郎じゃねェか! 『彼岸島48日後…』の400回記念の祝いの丸太イラストで『ゴールデンマン』の作画担当の恵 広史先生は、ゴールデンマンに丸太を持たせたイラストを描いてもらったっていうのに、お返しの丸太は描かねェのかよ!
『祝いの丸太』っていうワードは
彼岸島400回記念でしか
聞いたことがねェ!
今後 他では使われねェ
ワードだからちくしょう!
そうだ!!
それが商売人の顔だ!!
宮本篤から逃れられた鮫島達はネズミと合流した。ネズミはピカちゃん救出作戦が成功するとは思っていなかった。
ハゲは捕まっただけ。勝次はハゲを救出しただけ。ネズミは盗み取ったんじゃねェ。勝負を挑んで勝ち取った鍵だから、このパーティ内ではネズミが一番優秀じゃねェか! なのにレッテル貼りでネズミはいらねェと決めつけやがって…この世界には汚名返上って言葉はねェのか?
挽回しようとしても
今まで積み上げてきたクズ行為が
多すぎるからちくしょう!
墨族のカジノを通るための策を考えていたところに カジノ客を乗せた船が水路に現れた。カジノ客達は裏カジノでネズミを奮闘を見ていた客で、ネズミを発見すると好意的な声をかけてきた。
過去のネズミを知らねェと この反応
アイドルが黒歴史を抹消したいはずだぜ!
チューちゃんマジですげェじゃねェか! そして吸血鬼達が好意的と見るや、すぐさま営業スマイルを発動させるユカポンが超腹黒ェ!
ユカポンは船に乗ったカジノ客達に話しかける。
このユカポン、
訪日外国人に質問するレポーターみてェじゃねェか!
アイドルの次のステージを見据えて
スキルを磨いてやがった!
「メルトバレンタイン♪」! ユカポンの歌った曲まで覚えてやがる! くゥゥ 吸血鬼ウィルスが蔓延してなかったらユカポンは天下を取れたに違いねェ。
いきなり鮫島が船に勢いよく飛び乗った。そして金があるから次の集落まで自分たちも乗せてほしいと船頭に頼み込んだ。
このハゲ、金があんなら普通に声かけて止めてもらってから乗れよ! 沈没しちまったらどうすんだよ! それに口頭族と間違えられちまう可能性もあんのに! 大切な商売道具の船を壊されそうになっちまって船頭さんもさぞかしお怒りに…
客と知れば笑顔になって懐具合をチェック! 最初に竹馬街の事を色々説明してくれた船頭さんといい、この竹馬街の船頭さん達はプロ揃いかよ!
バカ!!
鮫島は篤戦のダメージあるから
使えない状態なの!
墨族のカジノを通り抜けるために乗船した鮫島達。しかし勝次と鮫島は墨族に顔を知られてしまっている。そこで勝次は顔を隠した。鮫島は大きい体でバレてしまうので、布を被って荷物のふりをすることにした。そんな中、勝次が鮫島の様子がおかしいことに気付いた。
子供が顔を隠すように布を被っちまっても、船頭さんは何も言わねェ。船に飛び乗ってきたデケェ男が布を被って荷物のふりをしても、船頭さんは何も言わねェ。客がおかしな行動をしても深くは聞かねェ。墨族のカジノに借金があるから一時的に身を隠したいとか聞かされてんのか? そうだとしても物わかりのいい船頭さんじゃねェか!
そして鮫島鮫島の調子が悪ィようだが… 鮫島は人間のように振る舞ってはいるが…吸血鬼ウィルスには感染しちまっている。人間の血を吸ってねェことで邪鬼になりかけてんのかァ? それともダメージが残ってるだけなのか? 手をくっつけることで体内のカロリー使っちまって一時的に弱っているだけなのか? いや、鮫島が汗をかいている理由はもしや…
やめんか
さっそく
両手が使えるかを
確かめるのは
俺たちもここで
遊んで行っていいですか?
船は墨族のカジノに差し掛かった。タイミング悪くVIPルームからプリンセス様が姿を見せ、乗客の吸血鬼達は墨族のカジノでも遊びたいと言い出した。船頭は船を止めたが、丁度プリンセス様の眼の前に止まってしまった。プリンセス様は鮫島が隠れている布に気が付き、不審がる。
こんな
いないいないばあ
嫌ァァァ!
すぐドライアイになっちまう!
皮膚が開く前から周りを察知してやがるから、なんらかの感知能力は持ってやがんのか? ライオンのほうの目で見てやがるのか? それにしても乗客達は、ユカポンのことをかわい子ちゃんと認識してんのに、プリンセス様を変な目で見ることもねェ。美的感覚はどうなってんだ?
明と小春は船頭さんの案内で墨族のカジノを上手く通ったってことか? でも船頭さんは頭を斬られちまった状態で墨族のカジノに行く前の所でユカポンが発見したぞ? 明は3つ目の派閥の所に本当にいんのか? 徒歩で向かったのか? 明と小春は今どうしてんだァ? ンで、明がいねェまま今度はプリンセス様から鍵を奪う展開かァ?
丸メガネは「明が3本の鍵を揃えろ。この試練を乗り越えてみろ」って感じで、兄貴づらしてカッコつけて言っちまったのに…予想を反して明にメッセージを伝える前に仲間が鍵を揃えちまう!
この賭博の街のボスが
どうやら賭けに弱ェみたいだからちくしょう!
兄貴もこんな目ん玉お化けなんかと同類なんてよく耐えられるよな。変な鎖で攻撃とライオンが食べるのやっていたが、これから目ん玉からビームとか出すのかな。立花様はバトルしないで終わりなのかな。