【彼岸島48日後…】435話「ヤバンノンデリ女」男だと問答無用で襲ってきちまう早苗の国の近くで　おにぎり用意してピクニック気分で蛮行！　やっぱり吸血鬼はクズの集まりだ!!

宮本篤がアマルガム・卑弥呼様のちからで蘇っていた。そして生前の記憶を取り戻して雅を倒すために動いているという。それを知った明達は「共闘出来るのではないか？」と、篤が居る『東京空木タワー』を目指していた。

ガハハハ
絶望する女の
ネタバレは
たまんねェな

ネタバレ回避
バイバーイ

あらすじ

東京空木タワーを遠くに目にすることが出来る所まで来た明達。

徒歩でタワーに向かっていると、男女のカップルを襲っている吸血鬼達がいた。

明と鮫島は吸血鬼を倒して助けたが、男のほうは死んでしまった。

日も落ちてきたので、明達は休憩することにした。助かった女のほうはショックで座り込んだままだった。

鮫島と小春が口喧嘩を始めてしまった。怒った小春は、目が赤黒くなってしまった。

それは吸血鬼が興奮すると起こる特徴で、それを見た女は怯えて走り去ってしまった。

心配になった勝次は女を追っていく。勝次を一人にするわけにはいかないので、鮫島が勝次に付いていった。

勝次は女を見失ってしまって、引き返そうとしていたら、女の声が聞こえてきた。

そこに向かうと、女を喰っていたハンディハンディ（体は女子高生になっていた）がいた。

左吉の仇だとばかり、鮫島がバイクを投げつけ、攻撃を食らったハンディハンディは逃げ出していく。

勝次と鮫島が追っていって角を曲がると、大勢の女達がいた。

鮫島「みんな女…　やべェぞ　コイツら…　早苗の部下…」

ハンディハンディ「バーカ!!　私は女の子だから許されちゃうの！　お前たちは殺されちゃえ」

鮫島と勝次の後ろから、大きな足音が近づいてきた。

後ろを振り向くと、大きなアマルガムがいた。

鮫島「マジか…　早苗…」

大きなアマルガムは早苗（卑弥呼様）だった。

感想

野蛮だわ
やっぱ吸血鬼って
野蛮でノンデリカシーだわ

明達が東京空木タワーを目指して歩いていると、吸血鬼たちが男女のカップルを襲っていた。

斬った直後に口にする！
賞味期限が数秒の
秒速グルメかよ！
さすがは東京空木タワーのお膝元
御当地グルメも豊富だぜ！

兄貴は協力してくれるのかどうか…　明は一度は自分でとどめを刺した兄貴に再会するなんてどういう気持になるんだろう？と神妙な気持ちで読み進めていたら…いきなり最低な奴らが登場！　拷問野郎を倒せば勝次の変異が治る。とすると、雅を倒せば吸血鬼から人間に戻るんじゃねェのか？揉め事は起こるだろうが、吸血鬼ウィルスが蔓延しちまってた頃からは良くなるんじゃねェのか？というところに一緒に生活したくねェ奴らが！　当たりたくねェ…　近隣ガチャでこんな奴らがお隣さんの家なんて当たりたくねェ!!

見かねた明と鮫島は吸血鬼たちを全員倒した。しかし男のほうは手遅れで死んでしまった…

このハゲが
お坊さんのような仕草
してやがるからちくしょう！
迷彩服着た坊主なんているわけねェ!!

あれだけの人数の吸血鬼を倒しちまったのに、明も鮫島も返り血を浴びてねェ！　そうとうレベルアップしちまったのかァ？　『彼岸島　最後の47日間』までは雅と再戦するたびに「太刀が重くなったな」と雅に言わせることで、明が強くなっているという描写があったが…　篤とまた戦うことになっちまったら「お前も強くなったな」という展開になっちまうのか？

吸血鬼を倒したら、お腹が減ってきた鮫島。吸血鬼たちが持っていたおにぎりを見つけ、日も暮れてきたので、休憩することにした。

ドロップアイテムがおにぎり！
クソゲーじゃねェか!!

誰が握ったかもしれねェおにぎりを食べられないという人がいる現代…　明達はそんなこと言っている状況じゃねェ。それに、こんだけ同じ色と同じ大きさの風呂敷に包まれて、海苔も一枚ずつ巻かれているってことは、大量生産されているってこと…　竹馬街などで買ったおにぎりじゃねェか？　竹馬街でパチンコで勝ったネズミが寿司を食べてたって事もあった。だとするとこれも衛生的なおにぎりなんじゃねェか？　東都ドームのトイレは酷ェことになっちまってたが、竹馬街は衛生的だったし…

吸血鬼は病気にならねェから
衛生管理なんて気にも掛けてねェ！

こんな街で作られたおにぎりなんて食いたくねェ！

東京空木タワーに行くまでには、早苗の作った女だけの国があるという。早苗は男を憎んでおり、不用意に近づくのは危険だとプリンセス様に忠告されていた。

近くに早苗（卑弥呼様）の国があるのかよ！　記憶を取り戻した篤は「雅を倒すまで国に戻らない」と宣言、早苗は涙ながらに送り出したっていう話しはなんだったんだよ！　あれだけ大々的に自立すると言いながらも近くに住んでいやがるのかよ！　同じ市内に在住レベルじゃねェか！　こんな世の中でも1日掛からずとも歩いて会えちまう距離じゃねェか！　それに伯母さんのプリンセス様にも会いに行って、食料である人間を受け取っていた…　そのプリンセス様は篤に会える3つの鍵の1つを守っていて、簡単には会えないようにしていた…　とんでもねェ過保護じゃねェか！

コイツが宮本篤
自立を宣言するが
服は母親が用意
家の鍵は伯母さんが預かり
家の側には母親が住み
食料は伯母さんが用意する
見ての通り
自立出来ていない奴だ

鮫島は吸血鬼たちの行いを見て、人間と吸血鬼は相容れない存在だと改めて認識した。その言葉を聞いた小春は激昂しだした。

飲まずにいられないことを
咎められて逆ギレ！
アル中患者みてェ
だからちくしょう！

アーミーハゲ！　自衛隊に同行してた時も誰も鮫島の迷彩服に触れなかった…　なにげに鮫島が迷彩服着てることに触れたのは初めてじゃねェのか？　兄弟で迷彩服着てる理由があったりすんのかァ？

女を深追いしても
得するもんじゃねェ！

小春の激怒して赤黒くなった目に怯えて、女は走り去ってしまった。勝次と鮫島が心配して追いかけると、女はハンディハンディに食べられてしまっていた。

このJKが
買い食いし過ぎだからちくしょう！
こんな大きな物喰っちまったら
晩ごはん食べられねェ!!

拷問野郎がJKバージョンになってやがった！　血の楽園が残ってたら新しいバージョンのハンディハンディ人形を出せたのに！

ハンディハンディは鮫島達も喰おうとしたが、鮫島はバイクを投げつけた。

JKに対して
バイクというアイテムは
「後ろに乗るか？　送ってくぞ」という
お近づきのきっかけに出来る
アイテムじゃねェのかよ！

バイクを投げつけられたハンディハンディは逃げ出した。鮫島と勝次は追いかけて角を曲がると、大勢の女たちがいた。女達は早苗の作った女だけの国の吸血鬼たちだった。

「私は女の子だから許されちゃうの」！
くゥゥ…
男も色々許してくだされェェ！

拷問野郎はボディは女だから女扱いなのか！　体は女でも心は男なら男扱いしませんか？という世界になっていこうじゃないですか？という流れがあるようなないようなどうしよっか？という世の中なってきてるようなないような現代なのに、ここでは真逆！　ハーレムじゃねェか！

鮫島達の後ろから大きな足音が聞こえてきた。振り返ると、そこには卑弥呼様がいた。

早苗の顔がさらに変わってやがる！　また吸血鬼や邪鬼なんかを喰っちまったのかァ？　やべェなァ…　早苗とも手を組みてェのに、左吉の仇のハンディハンディも仲間になってやがるぞォ…　彼岸島にいた隊長ならともかく、左吉を喰いやがったハンディハンディと組めるとは思えねェ。勝次の変異も放っておくわけにもいかねェし…　篤と手を組む話をする前にここで破談しちまうぞ？
　でもまずは卑弥呼様に喰われねェようにしねェと。見つかっちまった男が明だったら、攻撃を避けるうちに「篤様の面影が見える」とかなんとか言って和解にもっていけそうな気もするが、クソガキとアーミーハゲでは話し合いに応じてもらえそうにねェ…　3つの鍵を見せれば篤に会わせてくれるかもしれねェが、今この2人が持っているのかどうか…　中村姉妹の話をすれば、プリンセス様の知り合いと信じてもらえるんじゃねェのかァ？

こんな奴と話が通じるとは思えねェ！　そもそも言葉を発してねェ！

コイツが中村早苗
美人三姉妹の末っ子
何を失ってでも
強くなりたいと願った結果
見ての通り
言葉も美も失っちまった奴だ

明が本当の母親を失った直後なのに
義理の母親がこんなのなんて…
そんな　そんっ…

篤が家を出たがったワケだ。