吸血鬼達の賭博場・竹馬街に来た明達だったが、離れ離れになってしまった。明と小春は、竹馬街の3つ目の派閥・白髪族の集落にやって来た。そこには明の母親がいたが、吸血鬼になってしまったうえに派閥のボス・太陽様の虜にされてしまっていた。明は太陽様に挑んでいったが、母親からの精神的攻撃に動揺させられて苦戦する。一旦避難して気持ちを落ち着かせた明は、太陽様を倒し方を思いついたと言い出した。
ネタバレが目に入りそうだったら
俺の目を塞いでくれ
目元で手を
出してもいい
とにかく俺に
ネタバレを見せるな
あらすじ
明は小春に太陽様の倒し方を説明する。
落ちていたおんぶ紐を使って明が小春を背負い、明の母親が動揺させようと何かを言ってきたら小春が明の耳を塞いだり大声を出したりして聞こえないようにする。小春は太陽様のフェロモンにやられないように鼻を洗濯バサミでつまんで防ぐ。この作戦で太陽様を倒せるという。
明がおんぶ紐で小春を背負って異様な姿になるが…
明「この作戦は冗談じゃない。お前の役目が俺の命を握っている。これは生きるか死ぬかの戦いだ。覚悟はいいな」
小春「わかった」
明が小春を背負った状態で、太陽様と白髪族の前に姿を現した。
白髪族はからかってくるが、明と小春は軽く蹴散らして太陽様のほうに向かって走り出す。
明の母親が話しかけて動揺させようとしてきたが、作戦通りに小春が明の耳を塞いで聞こえないようにした。
太陽様が輝きの攻撃をしてくるが、明は輝き攻撃の内側まで走り抜けて避けた。
太陽様の懐に入った明は、太陽様の脚に斬りつける。
脚を斬られた太陽様は仰向きに倒れる。
明は止まらず、太陽様の顔に向かって走っていた。倒れたことで太陽様の顔に斬りつけられる距離まで近づくことに成功した。
小春「殺れ宮本明ァ。たたっ殺してやれェ!!」
明は仕込み刀で太陽様の顔面を縦に斬りつけた。
感想
こんな奇策とるなら
今回のサブタイトルは
「おんぶ紐」じゃねェのかよ!
明が太陽様の倒し方を思いついたと言い出した。しかし小春は疑う。
小春「なんらかの奇策でも
思いついたのか?」
明「奇策も何も
俺はアイツとは
まだまともに
戦っていない」
頭から流血しちまっている奴の
負け惜しみにしか聞こえねェ!
頭部がイチゴのかき氷みてェに
なってるじゃねェか!!
戦いの最中、まともじゃなかったのは明だけだったじゃねェか! 精神攻撃も実力のうちじゃねェのか? 話術で敵の隙を作るってのも実力のうちじゃねェのかよ!
作戦の説明をする明。落ちていたおんぶ紐を拾ったということで、明は小春を背負う。
こういう形になる前にツッコめよ!
背中に乗ってからツッコむ…
まさにノリツッコミじゃねェか!
ちょっと周りを探して見つけたおんぶ紐なら、ちょっとした紐かと思ったら…ガッツリおんぶ紐じゃねェか! こんな賭博の街に赤ちゃんがいんのかよ!! …ヘ? そういえば、この白髪族の縄張りには賭博場以外にも歓楽街がありやがった… そこに勤めている女に思わぬ赤ちゃんがデキちまうとかあって、おんぶ紐が必要になっちまって…ってことか。華やかな歓楽街の闇の部分か…
数秒でも母親の声を聞いちまったら
明は戦えねェのかよ!
マジでクソマザコンじゃねェか!
背負ったままで戦えるのか?と聞く小春だったが、明は今までに人を背負って戦った経験は何度もあると答えた。
初めての女じゃねェことを
積極的にアピール!
コイツ 未経験者らしく
無駄な見栄をはってやがるぞ!
小春のほうが重ェって、隊長は体が半分になっちまってたじゃねェか! でも…一人目の吸血鬼・隊長の末路を知っていると、小春も同じようになっちまうのでは…と心配になっちまう。
小春が太陽様のフェロモンにやられないように、明は拾った洗濯バサミを差し出して鼻をつまむように指示した。
あれは演技だったと
積極的にアピール!
コイツ 歓楽街の女らしく
見栄をはってやがるぞ!
…あれは演技じゃなかったと
言ってくだされェェ!
なんでこんな数の洗濯バサミが賭博の街にあんだよ! …へ? そういえば、賭博場以外にも歓楽街がありやがった… そこに勤めている女に赤ちゃんがデキちまって、こんな世の中だから紙おむつじゃなくて布おむつだろう。それを洗濯をしていれば洗濯バサミの数も必要になり…ってことか。華やかな歓楽街の闇の部分か…
ンだよ こいつら
なんだかんだでノリが良いぞ!
明は小春を背負った状態で、太陽様と白髪族の前に姿を現した。白髪族がからかってくるが、小春が槍で突いて黙らせた。
袴姿で乗馬して槍を突く! なかなか様になってやがるぞ!
槍で両手が塞がっちまう!
明の耳を抑える役目を
果たせねェからちくしょう!
いきなり役目無視とか
とんだじゃじゃ馬だぜ!!
明は白髪族を振り切り、太陽様に向かって走り出す。白髪族は太陽様に「輝いちゃってください」「輝いたァ!!」と、声を上げる。
この白髪族たち
定番の曲を催促している
ライブの客みてェだぞ!
白髪族たちは見学してねェで、明を追わねェのかよ! 太陽様の輝く攻撃に巻き込まれちまって死んじまっても、それが幸せだったんじゃねェのかよ! 太陽様のために生きているとは思えねェ!! 輝き攻撃しろと命令してるじゃねェか!
太陽に手が届く…
人間が出来る事とは思えませんな
太陽様に近づけた明。太陽様の膝上を斬りつけ、転倒させた。そしてすぐさま明は、仰向けになった太陽様の顔面に斬りかかった。
思い出してくだされ松本光司様ァ!
明が小春を背負っている事を
思い出してくだされェェ!!
トッじゃねェよ! その前も足取り軽やかに走りやがって! 明のまともな戦い方は、まともな人間だとは思えねェ! デケェ化け物の太陽様が精神攻撃してきやがって、小せェ人間の明のほうが話術で敵の隙を作るなんてのは一切やらねェで力だけで戦ってやがる! 小春の「人を背負いながら戦えんのかよ」っていう心配が無駄だったじゃねェか! あのくだりをなんでわざわざ描いちまったんだよ! ページ稼ぎかァ?
やめんか
これは先生ェ流の
長年の読者への
サービスなんじゃ
登場させるだけで
ファンサービスになっちまうほどの
人気キャラを
回想であっさりと
斬り捨てやがったからちくしょう!
近頃、場面転換して同刻の擦りが、某海賊漫画化してきてる。
兄の篤が明は今だにドーテーかどうかを心配していたが 小春というカノジョがその心配を消してくれそうだ
ただ、シロートドーテーとはなってしまうが
ふつうに考えておんぶ紐のサイズおかしいよな
この漫画でふつうに考えることもおかしい?
ㇵ そうだな
おんぶ紐のケモノちゃんがかわいい
ハ、これがほんとの騎乗位だな
荒野行動とコラボしてほしいなぁ。
そして、牢獄インに繋がるW
最後の描写であれだけ顔から真っ二つでも牢屋行きなんてどんな展開だよ。母ちゃんに名前呼ばれて、終了なのか。