みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

ザ・ファブル

【ザ・ファブル】128話「星空のララバイ・・・・。」圧倒的な子守唄・・・・。

投稿日:2017年7月3日

太平市の太平興信所の所長・宇津帆。
将来のカモにするために子供達が免疫なしで育つように暗躍していた。

牧ノ川沿いの林道の奥の広場。
洋子は捕まり、ヒナコは復讐のために宇津帆を撃った。
しかし銃弾は防弾チョッキに当たり、ヒナコはさらに撃とうとするが立ち上がった所には地雷が仕掛けてあった。
地雷を踏みながらも銃を撃つヒナコ。
発砲の反動で倒れそうになるヒナコを佐藤が受け止めた。

スポンサードリンク

あらすじ

佐藤「今日は星がよく見える――― 両親が見てるんやろ――― だったら足も命も大事にしよう――― 銃はほっとけ――― 車イスにつかまろう―――」

左手でヒナコを支え、右手は銃を持ちながら車椅子を引き寄せようとする佐藤。

その隙を見て宇津帆が落とした銃を拾おうとしたが、佐藤が宇津帆の右肩を撃ち、防ぐ。

鈴木に話しかける洋子「そこまでよ――― こっから先は兄にはもう散歩みたいなもんよォ―――」

ヒナコは車椅子に手を付いてなんとか一人で立てるようになった。

佐藤「よし――― これでちょっとだけ頑張ってくれるか。怖かったよな――― でももう大丈夫――― 鈴木――― ヒナちゃんの地雷をなんとかしよう―――」

鈴木「そんな古い地雷の信管をはずせるのか? やり方を知ってるとでも?」

佐藤「いや知らん――― そういう訓練はした事がない―――」

洋子「何か方法を考えるのよ――― とりあえず この場を収めて―――」

鈴木「フン! ウワサは聞いてるぜ~ その銃―――・・・ 手動排莢だってぇ―――? だが見たところ弾が自作で―――火薬の威力が足りねえからブローバックしない。もちろん―――速射もできない」

佐藤「だからウツボと同時に撃てば俺を殺れるって? おまえはおまけにヨウコを盾に―――てか・・・・」

鈴木「あ――― そうだ―――」

宇津帆(いや違うな鈴木――― 俺は別に佐藤を撃つ必要はない――― 動けないヒナのほうがいい的だ―――・・・ ヒナが倒れたら地雷で佐藤も吹っ飛ぶ―――!!)

佐藤「ウツボはヒナちゃんを狙ってる――― いいのかそれで―――?」

鈴木「宇津帆さん―――ヒナをもし撃ったら―――・・・ 俺がアンタを殺るからな!」

宇津帆「あ―――」

宇津帆はポケットから手榴弾を取り出す(全員吹っ飛べや~)

それを見る佐藤。

鈴木は銃を構え、佐藤に向ける。

佐藤は反応し、鈴木達が攻撃しだす前に手動で排莢しながらも鈴木と宇津帆に2発ずつ弾を撃つ。
faburu128e.jpg
宇津帆には左肩と右太ももに弾が当たり、
faburu128d.jpg
鈴木には傍の木に弾が当たる。
faburu128c.jpg
鈴木は傍の木に弾が当たったことで動けない。

宇津帆が取り出した手榴弾は、宇津帆と佐藤との中間地点辺りに転がる。

佐藤「だから言ったろォ―――」

佐藤はヒナコに被さり、手榴弾の爆風から守る。

鈴木「宇津帆~ おまえ―――・・・」

宇津帆は無言。

佐藤を気遣う洋子「背中は――― 大丈夫なの? 爆片は~!?」

佐藤「ま―――大丈夫! 問題ない―――」

佐藤「鈴木――― ウツボはほっとけ――― それよりヒナちゃんの地雷をなんとかしよう―――」

鈴木に話しかける洋子「もういいでしょ~ アンタ ヒナちゃんを先に助けなよ―――」

一瞬考えた鈴木は小型のナイフを取り出し、洋子の縛られている木に刺し、結束バンドを斬る。

鈴木「ヒナが地雷を踏んだ時点でもう作戦外だったんだよ―――・・・ 俺はアンタの命よりヒナの足を守る―――ッ! 俺たちの負けだよ―――」

宇津帆「いいだろよォ~ 俺はどうせ動けねぇ―――・・・ 今の爆音でそのうち誰か来るだろよ~」

佐藤「確かにな・・・ じき朝もくるんで―――・・・」

鈴木「俺がヒナに覆い被さる――― 足は失うかもしれんが他は傷ひとつつけねえ!」

洋子「ダメよ――― それじゃアンタが死ぬよ。こういう時こそ知恵と工夫でしょ!」

車椅子に掴まっているが、汗をかき身体が震えだして限界が近づいているヒナコ。

覆面を脱ぐ佐藤。

感想

強さはたぶん洋子のヒャクバイ・・・・。

佐藤つえ―――! 車椅子を動かしながらも当てる―――!! しかも右手で銃を拾おうとした宇津帆の右肩にちゃんと当ててる―――!!!
faburu128a.jpg
ヒナコを気遣いながらも全然焦らずに撃ってるし、この状況でも佐藤にとってはまだ散歩感覚か―――!

さすが散歩気分―――。宇津帆が「ヒナコを撃って、佐藤をヒナコ共々吹き飛ばそう」という狙いも簡単に見抜いてる―――。宇津帆の目線や殺気の向け方で気づいたのか―――? 散歩気分で冷静だから気づいたってのもあるんだろうな~。

佐藤は、鈴木がヒナコを殺す気がないってのも見抜いているな―――。ニオイでわかるんだろうか―――? 人を捨て駒にするほど堕ちてはいないと殺し屋同士のニオイで分かる―――? 鈴木に正体がバレた時「あっちもプロだ―――」と言って喋らないと信用していたけど、一線を超えるゲスな奴ではないと見抜いていたのかな―――? そしてヒナコのために車椅子を引き寄せる時には、こういう時に撃ってくるゲスなクソヤロウの宇津帆に銃を向けていたってことか―――?

ヒナコに「今日は星がよく見える――― 両親が見てるんやろ―――」と気遣う佐藤―――。そして手榴弾の爆発からヒナコを庇った―――! 破片が飛んできて背中に刺さるかもしれないのに―――。インコを飼って、クロと一緒に山篭りして、過去に迷惑をかけたヒナコと再会して変わってきたか―――? 能力は全然落ちてないけど―――! それともこれでも腕は落ちたのか・・・・?

「警戒は脅威を感じた時に始めて使う」。佐藤は宇津帆達の前に姿を現したけど、クロに手助けしてもらったりとかの策は無かった―――。相手が二人いて、人質をとられていて、地雷を踏んだ人を支えた状態で手持ちがオモチャの銃なのに・・・・さらに地雷の解除方法も知らないのに・・・・警戒せずに飛び出したのはこの状況でも脅威を感じていなかったのか・・・・。この強さを魅せられては宇津帆も鈴木も諦めてしまうのも無理ない―――。

「星空のララバイ・・・・。」
宇津帆「星空の広大さと比べると自分は小さすぎる。どうでもいい事なんだよ全部―――・・・・」
鈴木と宇津帆は、佐藤の強さと比べると自分たちの小ささに気づいて、佐藤の圧倒的な強さが子守唄となって闘争心を眠らせたということか~?

子守唄で寝かされたように動じない人達・・・・。

洋子も一切ビビッてないな―――。
faburu128b.jpg
囚われてるのに―――。盾に使われるかも知れないのに―――。佐藤が発砲しても表情変わらず―――。
faburu128c.jpg
佐藤の腕を信用してるんだなァ~。そして洋子は特等席で見られたな―――。
faburu128z.jpg
佐藤の活躍を―――。

洋子は10才までは両親と住んでいたけど、ここまで肝据わるのは結構な修羅場を潜ってきてそう―――。でも鈴木に裏をかかれた時には経験が足りないとか言われたけど・・・・。鈴木のほうが修羅場を潜っているのか、洋子が鈴木を甘く見ていたのかどっちだったんだろう―――?

銃声がしたり手榴弾が爆発しても見に来ないクロは、兄さんの言いつけをちゃんと守ってるんだな―――。ヘッドライトの出番は来る前に兄さんが倒しちゃったなぁ―――。

ヒナコも傍で発砲があったり、手榴弾が爆発したのによく立っていられるな―――。驚いて足を動かしてしまいそうだけど―――。今はまだそんなに動かせないのかもしれないけど・・・・。地雷を解除できたら、まだ宇津帆に復讐する気持ちは残っているんだろうか―――?

鈴木の復讐心はバイバイ・・・・。

faburu128e.jpg
佐藤に手動排莢のおもちゃの銃で二人がかりで仕掛けたのにヤラれた鈴木・・・・。その後、鈴木は洋子を開放する―――。鈴木は佐藤に対して復讐する事はもう諦めたんだろう―――。直接ヤラれた洋子にはリベンジを果たせたし(洋子にヤラれて縛られた縄をナイフで開放された鈴木が、そのナイフで洋子を開放したのも繋がっているのか)―――。鈴木が佐藤に敵対しなくなったのは分かる―――。

でもヒナコをそこまで庇うか―――? 鈴木は自分の身を挺してまでも庇うのか―――? ヒナコや洋子を撃たなかったのは人質にするためや無抵抗の者を撃つ事はプライドが許さないんだろうと思ってたけど、ここまでやるか~? 作戦通りだとヒナコと一緒に佐藤を吹き飛ばす予定では無かったということか―――?

コメント欄に書こうと思ったけど長かったからこっちに書き足します―――。
鈴木がヒナコと血縁者―――?
・ヒナコがリハビリしている公園で男がつきまとってくると聞いた時はすぐ助けた。
・103話の「マーフィーの法則・・・・。」で宇津帆が「ヒナの両親を俺が殺した」とと鈴木にバラす。それを聞いた鈴木は無言。そして宇津帆が退室するときに鈴木は宇津帆にむかって「マーフィーの法則。探すのをやめるとそれは見つかる」と言っていた。鈴木が探していたのはファブルだけではなくてヒナコの両親を殺した犯人もなのか?
・暗殺者は守るものがいると動きに制約ができるから黙っていた?
というように、鈴木はヒナコと何か関係があるかも知れないという要素がある―――。でも鈴木がヒナコと血縁者だった場合に不自然な点が・・・・。
・宇津帆が犯人だと聞いた後も、鈴木は普通に宇津帆の仕事を手伝っている。
・ヒナコが宇津帆達の作戦に加わると言った時も止めなかった。
・何より、名無しさんの言うように、ヒナコと血縁者だとしたら宇津帆に好き勝手やられているのは止めると思う。鈴木なら宇津帆をヤれて、死体を処理することも出来るし(小島を処理したあの便利屋とも知り合いだし)。
だから鈴木はヒナコの血縁者では無いんじゃないですかね―――?
で、鈴木がヒナコを庇うのはプロとしてのプライドや信念が大事だから―――。命を賭けてまでファブルに復讐しようとしていたのもプライドのためだし―――。
最初は殺し屋としてのポリシーで『堅気には手を出さない』んじゃないか(貝沼を攫う時に佐藤を撃ったり、人質にするためにミサキを攫おうとかか言ってたけど)と思ってたら、今回の身体を張ってまでも庇うのか?となって・・・・。
鈴木のポリシーは『女には手を出さない』なのかなぁ~? ミサキを攫って人質にしてもその後は無事に帰すつもりだった?(これでも充分迷惑だけど) 困っているヒナコに優しく接したり、追い詰められてもヒナコだけでなく、洋子も撃たなかったし―――。で、女の洋子にヤラれた事でプライドがズタズタになってしまったと。
殺し屋のプライドを守るために命を張ってファブルに喧嘩を売る。
殺し屋の信条を守るために命を張ってヒナコを庇う。
命を賭けてまでプライドを取り戻そうとするなら、信念を守るために命を捨てるのもあるのかもしれない―――。
ここまで書いときながらイマイチ自信が無いです・・・・。ヒナコを助ける時に鈴木自らが理由を明かしてくれるかなぁ・・・・?

悪あガキしそうな奴にララバイを・・・・。

鈴木とは違い、宇津帆は元からヒナコごと吹き飛ばそうと作戦を考えてたっぽいなぁ・・・・。佐藤達はこれから地雷を解除しようとするけど、宇津帆が悪あがきして邪魔してきそう・・・・。鈴木はスッキリしたかも知れないけど、宇津帆は弟の仇を取るために準備したりわざわざ太平市で活動してたりしてたからなぁ・・・・。あの強さを見ても素直に諦めそうにない・・・・。宇津帆が星空を見て「この広大さからは小さすぎる。復讐するのもどうでもいいこと」と改心するのは無いだろうなぁ・・・・。宇津帆は「動けねぇ」と言ってたけど、左腕で支えて身体を起こせる程度には動けるんだよなぁ~。動けたとしても動きは鈍くなってるだろうし、心配ないかな~?

地雷の処理、宇津帆の処理、ヒナコの復讐の処理、どう決着付くんだ―――? 佐藤はそれぞれの事を静かに寝かしつけられるのか―――?

スポンサードリンク data-matched-content-rows-num="4,4" data-matched-content-columns-num="1,2" スポンサードリンク

-ザ・ファブル
-,


  1. ひな より:

    おみそさんへ、
    アキラの射撃には脱帽ですネ。
    鈴木は降参ですがクソ野朗は悪あがきありそうですネ〜。
    C案?!・・・
    次回、鈴木と組んで地雷を知恵と工夫でどう対処するのか?
    背中の傷は本当に大丈夫なのかが気になります。

  2. ジャッカル より:

    やっぱり鈴木のあの庇い方、ヒナと過去に何らかの関係があったかもですね。それと佐藤もそれを知っている?
    ウツボはクロに回収されるのか?
    地雷の対処に来週は注目ですね。

  3. 雷帝 より:

    鈴木はもしかしたらヒナの血縁者(叔父、伯父)かもしれないですね。最終的には鈴木が宇津帆を殺りそうな気がします。

  4. 匿名 より:

    自分も最初は鈴木がここまでヒナを庇ってる描写を見せるって事は鈴木はヒナの血縁か何かかな?と、思いましたけど。鈴木は整形もしてますしね。ただ、もし叔父とかそのぐらい近い関係だったとしたらヒナが半分ウツボの慰め物状態になってるのを済ました顔で傍観出来るのかなと…
    それに鈴木がヒナをある意味必要以上に庇ってもウツボは何も可笑しいと思ってないみたいですし。
    やっぱり鈴木の性格なんじゃないかなと思います。

  5. ひろ より:

    確かにここでの作戦が何だったのか。
    ひなこを連れて来ている以上おとりに使う、歩けないし地雷でケガをする犠牲にすることは想定内。実際ウツボは作戦段階でひなこに見切りをつけるつぶやきをしていたし、ここに来て鈴木の過度なひなこ擁護は理解し難いです。
    その他、鈴木へはヨウコも話し方がすでに違っていたと思います。ひなちゃんを助けてあげなよ、アンタ死ぬよとか、佐藤もウツボは放っておけ、それより地雷を何とかしよう。これなんか、協力してひなこを助けようじゃないかという、殺し屋同士とは思えない展開。クロちゃんしかり、短時間で仲間にしてしまう佐藤の魅力。

  6. ・・・ より:

    >佐藤は、鈴木がヒナコを殺す気がないってのも見抜いているな
    鈴木は公園で佐藤にキックをお見舞いしましたよね、保護者の兄という名乗りで。そんなことから佐藤には、鈴木のヒナに対する守ってやりたい気持(ストレートな恋愛感情だか好意だかは謎)は身をもって(笑)把握してたんだと思います。本当の血縁者ではないでしょ。
    地雷はどう処理するのですかね。一つにはウツボの身体(死体になってから?)をうまいことヒナちゃんと入れ替える? 生きたままのウツボが地雷の上に乗ったら「寓話」っぽいですが。佐藤の「殺し」にはカウントされないのかな。
    他にはひょっこり出て来たクロが実は(元自衛官とかで)地雷処理できるとかいう話が、突然出てくるとか。
    上記二つのどちらかになる可能性は3割も無い?と思いますが、ほんと楽しみです。どう解決されるのよ、この状況。ウツボはゲスすぎるから絶対ちね。ちなないと納得できんぞ(笑)。

  7. 貝沼くん好き より:

    足に体重をかけながらヒナちゃんが靴から少しずつ足を抜いていき・・・・
    靴だけを結束バンドで地雷に強く縛り付けたりして?
    なんかの作品で似たようなことをガムテープでやっていたようなきがします。

  8. ファブリーズ より:

    こんにちは。はじめて書き込みます。
    貝沼が生きていて最後に絡んで来そうな気がします。
    ゾンビ貝沼の介入でウツボが爆発する羽目になりそうな・・・。

  9. 匿名 より:

    ユンボのバケツ

comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【ザ・ファブル】101話「メルヘンちゃん・・・・。」ファブル(寓話)の洋子がメルヘンなサンタを家族ゲームと寓話として語るんです―――

太平市の太平興信所の所長・宇津帆。 将来のカモにするために子供達が免疫なしで育つように暗躍していた。 依頼先からイラストを気に入られた佐藤。今度はクリスマスのイベントのイラストを頼まれた――― スポン …

ファブル 佐藤明

考察【ザ・ファブル】疑問を投げかける~♪

ザ・ファブル―――作中で納得いく説明もされるし、細かい疑問はともかく大きな疑問は少ないが―――気になったことを書いてみようと思う―――。 スポンサードリンク data-matched-content- …

佐藤 ヒナコの手紙

【ザ・ファブル】134話「演じる男・・・・。」二の舞を演じないように反省する男・・・・。

太平市の太平興信所の所長・宇津帆。 将来のカモにするために子供達が免疫なしで育つように暗躍していた。 宇津帆は鈴木がとどめを刺し、逃亡しようとしていた井崎も鈴木が始末。井崎が持っていた逃亡資金はクロに …

佐藤明

【ザ・ファブル】152話「一軒屋の男・・・・。」引越し祝い無しの男・・・・。

年が明けた太平市。 落ち着いた正月を送った佐藤は、一般人の日常に馴染もうと”ふつう”の生活を送ろうとしている。 が、砂川に雇われた二郎がターゲットを決め・・・・ スポンサードリ …

ザ・ファブル 佐藤明

【ザ・ファブル】67話「これでも俺には・・・・。」 切ねぇなぁ―――

前回、小島にケジメをつけた若頭・海老原。 スポンサードリンク data-matched-content-rows-num=”4,4″ data-matched-content-columns-num= …