ヒノカミ神楽の呼吸の謎を明かしたい炭次郎は炎柱の煉獄と列車で落ち合う。
煉獄と会えたが、ヒノカミ神楽のことは知らなかった。
そして煉獄が列車にいたのは鬼を倒すためで、炭治郎達も巻き込まれて夢の中へと…
あらすじ
車掌「言われた通り切符を切って眠らせました。どうか早く私も眠らせて下さい。死んだ妻と娘に会わせて下さい。お願いします…」
鬼の手「いいとも。お眠り 家族に会える良い夢を」
車掌は眠りにつく。
他の乗客「あの… 私たちは…」
鬼の手「もう少ししたら眠りが深くなる。それまでここで待ってて。鬼狩りを縄を繋ぐ時、体に触らないように気をつけること。俺は暫く先頭車両から動けない。準備が整うまで頑張ってね。幸せな夢を見るために」
先頭列車にいる十二鬼月の下弦の壱の鬼「人間の原動力は心だ精神だ。”精神の核”を破壊すればいいんだよ。そうすれば生きる屍だ。」
夢を見る炭次郎達。
善逸は禰豆子とデートをする夢を。
伊之助は炭治郎達を古文にして洞窟探検隊をしている夢を。
煉獄は柱になった事を父に報告した時の夢を。
炭次郎は亡くなった家族と再会する夢をそれぞれ見ていた。
炭次郎が眠りについている間、乗客達と手首を縄で繋がれてしまった。
先頭車両の上の下弦の壱「楽しそうだね。幸せな夢を見始めたな。深い眠りだ。もう目覚めることはできないよ」
感想
やめろ そういうことするの
鬼に協力するのはやめておけ 悪化するぞ!!
将来のこともちゃんと考えろ!!
切符を切ったときが夢になった切っ掛けだったか。切符が夢への切符だったというわけか!
命令していた鬼の手はなんだろう? 先頭列車にいた下弦の壱の鬼には両手があったけど。日輪刀意外に手を斬られても生えるから下弦の鬼の手か。従っているのは鬼ではなくて人間だろうな(鬼は群れない)。幸せな夢を見せる代わりに手伝わせているのか。人間を裏切るほど、現実に絶望していて夢を見たいのか? それとも下弦の壱に精神を壊されちゃって生きる屍状態にされて命令を聞くようなったのか?
煉獄「俺は長男だから父親が腑抜けになっていても我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」
炭次郎達が見ている幸せな夢。善逸の夢はわかるが、伊之助の夢はポン治郎とチュウ逸と古文にして洞窟を探検するのが幸せなのか? 洞窟に住む主を倒すために探検しているようだったから、強い奴と戦うっていう夢か? 名前を覚えないのは相変わらずだが、一応『炭次郎が匂いに敏感』で『善逸が音に敏感』だということは憶えているのか。
そして煉獄さんが見ていた夢は柱になった時の事。柱だった煉獄の父親は、ある日突然剣士を辞めてしまっていて、その後は絶望している様子だった。煉獄の父の「どうせたいしたものにはなれないんだ お前も俺も」という言葉。強い鬼と戦ってなんとか生き延びたけど限界を知ったから諦めてしまったのか? それとも誰かを救えずに…とかで絶望したとかか? 煉獄の母親は病死だということだから鬼は関係ないかな? 鬼は倒せるのに病気は倒せない!とかで絶望してしまったのか? 柱である煉獄がこのまま眠らされて終わりってことはないだろうから後々明かされるかな。
弟の千寿郎を気遣う煉獄。煉獄さんも長男か! そして長男らしく弟を元気づけてるぞ!! 炭次郎達を継子にして面倒みてやると言っていたのは長男だからか。
そして同じ長男の炭次郎が見る幸せな夢はやっぱり家族との再会かぁ。
禰豆子はどうしてるんだろう? 箱は炭次郎が車両内に背負ってきていたから席の近くに置いてあるだろうし、乗客達は鬼が入っている箱とは知らないだろうから縛られてはいないだろう。蝶屋敷で寝不足を解消したから禰豆子は寝ていなくてみんなを起こすとか? 今は夜だから箱の外に出られるし。
煉獄「俺が目覚めて一太刀ですよ 鬼なんて
情熱の炎も消さないよ
お任せくださいな」
炭次郎達はこのまま幸せな夢を見させ続けられるのか? 鬼は「心を壊す」と言っていて「先頭車両から暫く動けない」と言っていたし、直接な攻撃はやらないだろう。幸せな気持ちにさせておいてそこから一気に絶望を味あわせるような夢を見せて精神を壊してきそう。炭次郎の夢なら家族が亡くなる展開? 煉獄は弟もヤル気を無くしてしまう展開? 伊之助なら洞窟の主に勝てない展開か? 善逸は禰豆子の前でハゲる展開か?
鬼は炭次郎達の心を壊して乗客達みたいに生きる屍状態にするのが目的か? 鬼狩りを倒すだけなら眠っている間に操っている乗客達に刃物で攻撃させれば済むことだし。煉獄が「列車の乗客が行方不明になり、送り込んだ剣士も消息を絶った」と言っていたことと辻褄が合う。でも炭次郎達の手首を車両の手すりとかじゃなくて、乗客の手首と縄で繋げたのは何だろうな? 動けなくするためではなさそうだけど…
とりあえず炭次郎達が夢から覚めることが出来ればいいが… それに柱の煉獄さんは「さすがは柱だ!」というところを見せてほしいが… 煉獄の「俺の心の炎が消えることはない! 俺は決して挫けない」という弟との約束が守られれば、鬼に心は壊されずに戦えそうだが。