鬼の禰豆子を連れていた事がバレた炭次郎。
炭次郎と禰豆子は鬼殺隊の当主のお館様や柱達の前に連れ出された。
「禰豆子は人を襲わない」と主張する炭次郎。
それを信じない風柱の不死川は禰豆子が入った箱に自分の血を垂らし始めた…
あらすじ
禰豆子が入った箱を刀で刺す不死川。
炭次郎「禰豆子ォ!! やめろーっ!!!」
蛇柱の伊黒が炭次郎を押さえ込む。
不死川「出て来い鬼ィィ お前の大好きな人間の血だァ!!」
箱が開き、ゆっくり出て来る禰豆子。
不死川の腕の血を見て、汗をかき興奮している禰豆子。
炭次郎を押さえつけている蛇柱の伊黒の腕を掴む義勇。
炭次郎は禰豆子のほうへ這って行く「禰豆子!!」
炭次郎の声を聞き、炭次郎のほうを見る禰豆子。
傷つけない
絶対に傷つけない
禰豆子はそっぽを向く。
お館様の付き人「不死川様に三度刺されていましたが、目の前に血塗れの腕を突き出されても我慢して噛まなかったです」
お館様「ではこれで 禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」
お館様「炭次郎。それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう。証明しなければならない。これから 炭次郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること。役に立てること。十二鬼月を倒しておいで。そうしたら皆に認められる炭次郎の言葉の重みが変わってくる」
頭を下げて聞いている炭次郎(声? この人のせいで頭がふわふわするのか? 不思議な高揚感だ…!!)
頭を上げて宣言する炭次郎「俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!! 俺と禰豆子が必ず!! 悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!」
お館様「今の炭次郎にはできないから、まず十二鬼月を一人倒そうね」
真っ赤な顔の炭次郎「はい」
お館様「鬼殺隊の柱たちは当然抜きん出た才能がある。鍛錬で自らを叩き上げて死線をくぐり、十二鬼月をも倒している。だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ。炭次郎も口の訊き方には気をつけるように」
炭次郎「はい」
お館様「それから実弥、小芭内。あまり下の子に意地悪をしないこと」
伊黒「御意」 不死川「御意」
お館様「炭次郎の話はこれで終わり。下がっていいよ。そろそろ柱合会議を始めようか」
感想
フンフン言いながら我慢してる禰豆子かわいいな!
十二鬼月を倒せば話を利いてくれる!
よしわかる!!わかるぞ!!
だからって突然それを全部倒せるほど身体能力が高くなったりしないけど!!
お館様が炭次郎に「十二鬼月を倒しておいで」って、十二鬼月の塁を倒せは出来なかったけど結構追いつめたのになぁ… 炭次郎は柱とはいかなくても癸から階級は上がるのかな?
「柱たちはそれぞれ十二鬼月を倒している」ってことは十二鬼月は入れ替え制か。塁を倒したけど新たな鬼が鬼舞辻から力をもらって十二鬼月になるのかな。逆に鼓邪鬼みたいに力が伸びなかった鬼は外されていくんだろうな。
あーあーあー!! わかったっつうの
柱の性格を探れってことだろ
うるせぇデコ太郎が
炭次郎が「鬼舞辻を倒します!!」と大見得きった後のお館様w
その時の柱たちの反応は
恋柱の甘露寺蜜璃は(だめよ笑ったら だめだめだめ)と笑うのを我慢してる。
派手派手の音柱の宇髄天元も笑いを我慢している。
炎柱の煉獄杏寿郎は熱いのが好きなのか、炭次郎の熱い言葉を聞いて(いい心掛けだ)との反応。
霞柱の時透無一郎は(?)となっていて状況を理解していない?
蟲柱の胡蝶しのぶと岩柱の悲鳴嶼行冥も笑いを堪えている。
炎柱の煉獄は熱いとこを見せれば簡単に意気投合しそう。伊之助と気が合いそう。
派手派手の音柱の宇髄も派手派手な格好や技を披露すれば簡単に意気投合できそう。
岩柱の悲鳴嶼は何か起これば「可哀想に…」とか言って涙を流して拝みだすけど笑うことも出来るんだな。
霞柱の時透はコレで十二鬼月を倒せたのか? 状況を把握できないのに大丈夫だろうか? 周りの状況に流されないっていう精神の強さを持ってるのかな?
しのぶは出てきた時はヤバイやつだと思ったけど他の柱たちと比べると常識人だなぁ。炭次郎の身体を気遣ったりしてるし。
そしてお館様。
彼の声音、動作の律動は話す相手を心地よくさせる。
現代の言葉ではそれを1/fゆらぎと言う。
カリスマ性があり、大衆を動かす力を持つ者はこの能力を備えている場合が多い
「炭次郎がまず倒すのは十二鬼月」と言ったのはお館様は現実な目線を持っているってことかな。
炭次郎に「下がっていい」って言ったけど鬼舞辻のことは聞かなくていいの? 柱合会議では別のことを話し合うから今はいいってことかな? 炭次郎も怪我してるし… あーでも鬼舞辻と会った時の事を話せば、鬼の珠世に助けてもらったことも話さなければならなくなるか。そうなるとまた揉めそうだな… いや、でも鬼舞辻と接触したことを知っていたんだから、お館様は珠世の事も把握してる?