【ザ・ファブル　The second contact】18話「レンタルおっちゃんの女・・・・。」悔しい男・・・・。

紅白組の川萩は、真黒組と揉め事を起こすことに失敗した。その失敗の責任を命で償わさせられると海老原は見抜き、川萩を保護。数日身を隠した川萩は大阪から出ることに。海老原から「誰とも会うな」と言われていたが、川萩は元カノの静に会いに行ってしまった。川萩の元カノをマークしていた紅白組の組員は、太西公園で川萩が静に会いに行った所に襲いかかる。万事休すかと思いきや、人影が近づいてきて・・・・

あらすじ

太西公園

襲われた川萩達に近づいてきたのは佐藤だった。

佐藤は素早く紅白組の組員を気絶させる。

佐藤「大変やったな　でももう大丈夫―――」

倉庫

アザミ、ユーカリ、クロが飲んでいた。

そこに川萩を連れた高橋が入ってきた「コイツ―――　またケガして!!　佐藤先生が助けたようで―――　それで連絡もらって俺が・・・・」

川萩から事情を聞いたアザミ達。

洋子が川萩の手当をする「とりあえず明日病院に行ったほうがいいわよ―――」。

ユーカリ「しかし珍しいな　アキラが闘うなんて―――・・・・」

アザミ「闘わざると得ない状況だったんだろ？　いや―――それでもだ・・・・・　あいつなら　もっと選択肢があるだろうに―――」

川萩「あの・・・・佐藤さんて何者なんですか？」

アザミ「目の前で見たんならわかるだろ―――　佐藤はなぁ―――・・・・」

洋子「殺し屋よ―――」

川萩「そんなアホな～　今時―――日本で～」

洋子「ねぇ～」

ユーカリ「そりゃ　そうだな―――」

太西公園

佐藤に気絶サせられた紅白組の組員が目を覚ました。

またたく間にヤラれてしまった組員は混乱していた「なんやった？　何があったんや？　何が―――・・・・起こったんや!?」

感想

悪者の前に
ヘダタルおっちゃん・・・・。

佐藤は川萩達を助けることにした―――。

腕時計をクルッと回転―――。洋子達とやる時もやっていたが―――オデコとんとんに変わる新たなスイッチになったのか―――？　オデコとんとんより素早く切り替えられて改善されている―――。洋子から貰った新婚祝の腕時計―――これを裏返すということは、その間は新婚の事・”ふつう”の生活の事は封印という心理状態なのか―――？　例えは悪いが―――浮気する時に夫婦の写真立てを伏せる、みたいな―――例えは悪いけど―――浮気する時に結婚指輪を外す―――みたいな―――。今回の佐藤の行動は妻を裏切ることではないが―――そこから派生する今後の出来事は厄介な事になりそう―――・・・・。

佐藤は紅白組の組員2人をあっさりやっつけた―――！

散歩過ぎる―――！　流れるような動き・流れ作業かのような迷いの無い動きで、銃を持っている相手も簡単に始末―――！　犬の散歩で―――犬のフンを片付けるよりもスムーズに始末―――！！　街のゴミを始末したな～。でも気絶させただけだから―――きっちり始末していないから、厄介な事は消えていない―――・・・・。太客はゲットできたが―――。

水もシタタルいいおっちゃん・・・・。

佐藤に助けられた川萩は、高橋に釣れられて倉庫に帰ってきた―――・・・・。

倉庫のドアがガチャって音がした時はようやく佐藤とクロが再会するかと思ったのに・・・・。まーたクロは佐藤と出会えないままか―――。「ありがとな」の言葉を貰って喜ぶという意思は密かに継がれてはいるが・・・・。

アザミが、佐藤が手を出したことに驚いていたが―――
ミサキ「好きな人がそんなふうに言われるのは　やっぱり良い気はしないよ」
佐藤が手を出したのはミサキのことを思って―――だろうな～。手を出すにしても、顔を隠すとかしなかった―――。覆面は無くとも、何か顔を隠せる方法はあっただろう―――一瞬でやっつけられるので、死角から顔を見られないまま気絶させるということも出来そうだった―――。松代の直属の部下には顔を見られなかったかも知れないが、高辺には見られてしまっている―――・・・・。

これで佐藤は紅白組とのイザコザに巻き込まれることになる―――。せっかくマスクで顔が隠せる世の中なのに、マスクに思いっきり「あっKUN」と書かれてる―――！

ミサキのために「あっKUN」と書かれたマスクをして―――ミサキのために正体を晒してプロの動きをして―――・・・・。ミサキへの愛情を感じられて夫としては合格だが、プロとしては失格―――・・・・。新婚ボケしてるんだろうか―――？　自分の感情を殺さずに、思考した事を素直に行動―――”ふつう”の人へと近づいているんだろうか―――？

オコタルおっちゃん・・・・？

そんな佐藤のプロの動きを間近で見た川萩は「佐藤さんて何者なんですか？」と問いただすと、洋子が「殺し屋よ―――」と言ったが、それは無いと笑い事になった―――。

逆に本当の事、「殺し屋」と言って―――「そんなアホな」と否定させる―――。これで殺し屋ではないと思わせることが出来る―――。「佐藤明（仮名）」と出せば―――「佐藤明」は本名候補から無意識に外してしまう―――。この効果や―――。が、ヤクザから先生と呼ばれていて―――実際にあの動きを見て―――「佐藤は格闘家」のようなことで誤魔化せるか～？　クロはボクシングジムに通っていることだし―――川萩はカンも悪いことだし―――誤魔化せる―――？　川萩がもしルーマーの事を知っていたら、佐藤はその道のプロだと見抜くだろうが―――川萩みたいな末端の組員が知っているわけない―――。

ルーマーを知らない川萩は誤魔化せても、ルーマーと取引している紅白組の松代は誤魔化せない―――。ドライブレコーダーに映っていた女（洋子）の動きの不自然さにも引っかかっていることだし―――今度は直属の部下が一瞬でヤラれた―――。これでルーマーを動かしだすか―――？