前回、小島を鉄工所から車のトランクに入れ、連れ出したファブル。
あらすじ
鉄工所でファブルが残していった薬莢を拾って見る砂川。
砂川(こんなオモチャで・・・俺が知らない――― 真黒組御用達の殺し屋やって―――!?組長の差し向けか・・・?もしくは若頭か・・・・?)
フード男「砂川さん――― あと一人――― 写真のターゲットどうします?このまま続行なら明日にでも動きますよォ―――」
砂川(ファブルの事は後や――― まずは今――― 現状把握――― やるべき優先事項―――)
砂川「高橋――― 小島がこうなった以上、今はどうしようもない!いったん解散や―――!」
フード男「本気かァ――― コイツら今帰していいのか?」
砂川「あ――― 今やるべき事がひとつ―――・・・」
場面は変わり、車の中のキックとミサキ
車を降りようとするミサキ。
キック「あっ!ちょっと待って―――!!ちょっと~」
キック「コレ――― 俺の携帯―――」
ミサキに携帯の番号を書いたメモを渡すキック。
キック「変な意味やなくて・・・もしなんかホラ――― またややこしい事になったら連絡しといでェ――― 今日みたいな事にせんから――― なっ!」
ミサキ「ありがとう」
キック「とりあえず俺は高橋くんと合流してくるから――― 今夜はゆっくり休んで―――」
キックの腕の怪我を心配しつつ、車を降りるミサキ。
一人になり、安心して今日の出来事のショックが蘇ったのか、蹲るミサキ。
鉄工所
ファブルに気絶させられていた、ミサキを味見していた坊主頭が目を覚ます。
砂川「おい――― イケるか―――」
坊主頭「スンマセン。俺―――・・・」
いきなり銃で撃つ砂川。坊主頭は始末された。
フード男の手下「なんでアイツを殺るんだ―――?」
フード男「小島を殺った後の――― 次のターゲットを知ってるからだろ。暗殺計画が頓挫した以上――― 気になる芽はつむんだろ・・・・」
フード男の手下「それなら俺たちだってヤバイだろォ~」
フード男「俺らは砂川にとってまだ利用価値があるのさ――― 少なくともアイツ(坊主頭)より―――・・・ 砂川が今、欲しいのは小島を攫ったファブルの情報―――」
ファブルが真黒組から借りている家
目を覚ます小島。イスに縛られている。
前を見ると若頭と佐藤(ファブル)が。
感想
キックとミサキはキックの片思いみたいだなァ。
砂川が高橋を帰したけどいいのか?仲間の坊主頭を消したのに、小島側の高橋達を消さないなんて。せめて事情を聞くなりすればいいのに。ファブルが誰に命令されたのか知ってる可能性もあるぞ。そんなに次のターゲットを狙うのが大事か。
おそらく次のターゲットは組長(と言うか今の時点で他に砂川が狙うようなキャラがいないし)。このまま砂川が暴走して組乗っ取りを目指すんだろう。それにファブルがどう絡んで行くか――― 楽しみです―――。
後、若頭は病院を頻繁に抜け出しちゃダメですよ―――。