太平市の太平興信所の所長・宇津帆。
将来のカモにするために子供達が免疫なしで育つように暗躍していた。
牧ノ川傍の林道で洋子を捕まえ、佐藤を待ち構える宇津帆達。
ヒナコは両親を殺した犯人は宇津帆だと気づいており、宇津帆に向かって発砲するが弾は防弾チョッキで防がれてしまう。
ヒナコは車椅子から立ち上がるが、ヒナコの足元には仕掛けてあった地雷が…
あらすじ
地雷を踏んだヒナコ。
鈴木「足を上げるなヒナ―――!! 爆発するぞ!! 佐藤が来る―――!! ヒナ!足はそのままで車イスにつかまれ!! 右手の銃は捨てて車イスに―――!!」
宇津帆「驚いたな・・・・ 自力で立てるのか・・・・ 佐藤に踏ませるつもりが台無しじゃね―――かッ! たびたび邪魔してくれるよなヒナ―――・・・」
ヒナコは銃を捨てずに両手で銃を構え、宇津帆に狙いを定めようとする。
鈴木に話しかける洋子「アンタ!早く止めなよ! 撃ったら倒れるよ!! 行って支えてあげなよ!! 兄に警戒してるのはわかるけど――― 兄はアンタを殺さない!」
動かない鈴木「そんな言葉 信用できるか!」
ヒナコ「佐藤は関係ない―――! これはアタシの問題!」
宇津帆「おまえが踏んでいるのは対人地雷だ――― 足は奪うが命までは―――・・・ たぶん大丈夫だ――― どうせそんな足――― いらねえだろ~ 撃てよ! 運が良けりゃ 俺の命も取れる! 足と引きかえに―――」
鈴木「それ以上――― ヒナを挑発するな。これはもう作戦外だ―――・・・ 佐藤がもう近くにいる」
宇津帆「いいや――― まだそこに妹がいるじゃね~か! ヒナ――― おまえはもういいよ。早く撃ってふっ飛んでくれ! 星になった両親に―――祈ってみろォ~ 倒れ方によっちゃ――― 両親に会えるかもなぁ~」
ヒナコ「クソ野郎ォ―!!」
発砲するヒナコ。
弾は宇津帆の横に逸れる。
発砲の反動で倒れそうになるヒナコ。
その時、鈴木の後ろの藪から音がした。
後ろを振り返って銃を向けようとする鈴木(ちがう!! 何かを投げて気をそらすフェイク―――!!)
鈴木の反対側、ヒナコの傍に佐藤が現れ、倒れそうなヒナコを受け止めつつ銃を構える。
佐藤「今回はコケる前に支えたぞ―――」
佐藤を見つめるヒナコ。
感想
二人ともクソヤロウ・・・・?
ヒナコに助かるためのアドバイスを言い続ける鈴木―――。
反対にヒナコを一切心配せずに挑発を繰り返す宇津帆―――。
仕掛けてあった地雷は対人地雷で足を奪う程度の威力か―――。その威力であんなに心配している鈴木―――? 倒れそうになる時も必死だし―――。
こんな状況で出てくる表情は本心からの表情だろうけど、こんな表情みせるのは作戦に支障が出るから心配しているっていうのを超えている―――。鈴木は仕事以外は無闇な殺生はしない派だからか―――? それともヒナコだから―――? それとも女には手出ししないとかのポリシーを持っているのか―――? 洋子と始めて対面した時はナメてたけど、林道で四つん這いの洋子を見たときも安産型とか言って褒めて「この世界に入ってなきゃな~」とか言ってたし、女に甘い気がする―――。女に甘い奴だからこそ、女に負けたのが悔しかったのか―――?
鈴木のほうは良識ある人に見えてきた―――。少なくとも殺し屋を20年やっていて、フードとコードを殺してるし、貝沼を攫ったりしてるけど・・・・。
宇津帆はホントにクソ野郎だな―――。
ヒナコが地雷を踏んでも心配しているのは作戦の事だけ・・・・。売○組織をやっていたり、自分の食い物にするために免疫のない子供を増やしたり・・・・。人を利用しまくっている―――! 正真正銘のクソヤロウォ―――!!
ヤロウ達には負ける・・・・?
洋子はもう何も出来ないのか・・・・。小さい刃物なんかを隠し持っていて結束バンドを切るとか無いか・・・・。まぁ結束バンド切っても、傍に銃持ってる鈴木がいるしなぁ~。鈴木が隙を見せたら抜け出したり出来たんだろうか~?
ヒナコは宇津帆との関係を断って自力で立とうとまさに自分の足で立ち上がった時に地雷が・・・・。
今までヒナコが踏んできた地雷は、家出してファブルに巻き込まれた事、宇津帆と知り合って裏稼業に巻き込まれた事・・・・。
1つ目の地雷で足が動かなくなったけど、2つ目の地雷を踏みつつようやく動き出して立ち上がろうというときに本物の地雷を踏んでしまうヒナコ・・・・。そのまま銃を撃てば反動を耐えられずに倒れてしまう・・・・。が、それでも撃とうとしたのは強くなった証か―――。殺しという反動を背負ってでも、再び足が動かなくなるばかりか命を落とすかもしれないという反動があっても、それでも撃ったのは”自分で両親の仇を討つ”という強い意思の現れか・・・・。
身も心も自力で立ち上がれるようになったんだなぁ―――。宇津帆に止めを刺すのはヒナコなのか―――? でもそうなるとヒナコが殺人という十字架を背負っていかなければならなくなるが・・・・。
クソかっこいいヤロウ!
ヒナコを受け止めた佐藤。
カッコええ―――! 兄さんカッコええ―――!! かっこよすぎやろ―――!!!
今回は倒れる前に受け止めた佐藤―――。
ヒナコが立体駐車場から落ちて足が動かせなくなったことに責任を感じ、罪悪感を感じている様子だったが、今回ので罪悪感が軽くはなったんだろうか―――? 不利になるのに宇津帆達の前に身を晒してまで助けたってのは、それほど責任を感じていたんだろうな―――。身を晒しても余裕なのかもしれんけど―――。責任を果たすことで「ふつう」ってのにさらに近づいたか―――?
でもヒナコに覆面姿を見せたってことは、あの時の殺し屋が佐藤だってバレたな・・・・。その責任はどうする―――?
佐藤が今回言った「今回はコケる前に支えたぞ―――」は、96話「カンパイのパイ・・・・。」で佐藤がヒナコに始めて話しかけた時にヒナコが言ったセリフ「今こける前に支えられたでしょうにィ~!」の返答―――。
このセリフを言ったということはバラすことが前提―――。マスクも被っているし―――。この騒動が一段落したらヒナコに真相を言うつもりか―――?
やっぱり無理ヤロウか・・・・?
宇津帆達の前に姿を表した佐藤―――。佐藤は地雷を踏んでいるヒナコを支えてる状態だし、洋子を人質にして動くな!と命令すれば宇津帆達は勝てるかな~? 宇津帆は利用出来るならヒナコも洋子も簡単に撃ちそうだけど、鈴木はヒナコへの態度を見るとヒナコごと佐藤を撃つ!とか出来そうにない・・・・。それが出来れば”もしも”があるかも・・・・?
佐藤は宇津帆と鈴木、相手が二人・・・・。ヒナコと洋子で庇う対象も二人・・・・。この状況でどうする―――? クロに頼んでいた車のライトで目眩ましを喰らわせて、隙を見せた一瞬で終わらせるか―――? 銃を構えてるのは鈴木だけ(宇津帆はヒナコに撃たれる前は銃を持ってたけど、落として拾っていない)だし、鈴木は佐藤に背中を見せている状態―――。だから、鈴木→宇津帆の順で早撃ちすれば、車のライトを待たなくても解決できそう―――。
鈴木は、洋子の言った「兄はアンタを殺さない」の言葉を信用して、大胆に動けるようになると佐藤に対抗できそうな気もするが・・・・。でも佐藤は小島編で殺しはしなかったが、普通に敵を撃って動けなくしてたなぁ・・・・。しかも保護対象である小島まで撃ってたし・・・・。宇津帆達が「どうせ命を取らないんだろう?」って感じで突っ込んで行ったりだの、無防備で大胆な行動をとったとしても簡単にヤラれるだろうな・・・・。宇津帆の防弾チョッキもヒナコのおかげで丸見えになっていて、撃たれて動けないフリして油断した隙を…とかも出来なさそうだし・・・・。やっぱり宇津帆達に勝ち目は無いか・・・・?
更新待ってました
やっぱり面白いし佐藤はかっこいい!
鈴木は標的以外の堅気は殺さない(傷つけない)主義なのかもしれませんね
前に路上で佐藤に警告された時も銃で撃つそぶりを見せましたが近くに通行人の親子連れが現れたので引っ込めましたし
おみそさんへ、
洋子は手榴弾のフェイクに、鈴木も言っておきながらフェイクに引っかかる・・・
アキラ、走って向かって来てヒナを助けたが対人地雷が仕掛けられてるのを知っているのか?!
まぁ、クソと鈴木の会話が聞こえてたのか?
地雷の対処法でもあるのか?
無敵の兄さん登場で来週が待ち遠しいです。
今回、佐藤はマスク被る必要は無いのに敢えての装着
ヒナにとっては半身不随の発端になったあのマスクの男と映る
しかも、その男から出た言葉は「今回はコケる前に支えたぞ」
このセリフは、第96話の公園で佐藤とヒナでしか知り得ないやり取りでのヒナのセリフ「そこにいるなら今コケる前に支えられたでしょうにィ~~」への返答
佐藤も大胆な告白をしたもんだ
ヒナも薄々感付いてるっぽかったが いきなりの展開で頭の中パニックだな
>鈴木は標的以外の堅気は殺さない(傷つけない)主義なのかもしれませんね
>
>前に路上で佐藤に警告された時も銃で撃つそぶりを見せましたが近くに通行人の親子連れが現れたので引っ込めましたし
鈴木はプロとしてプライドを持っているみたいですし、標的以外は手を出さないんでしょうね。
>まつこりさん
>
>このセリフは、第96話の公園で佐藤とヒナでしか知り得ないやり取りでのヒナのセリフ「そこにいるなら今コケる前に支えられたでしょうにィ~~」への返答
あー!ありましたね!! 佐藤がヒナコに話しかけた回ですね。気付きませんでした… 読み込んでますねえ。
それいただいちゃいます。記事に追加しちゃいます。
>ひなさん
>
>まぁ、クソと鈴木の会話が聞こえてたのか?
地雷の対処法でもあるのか?
無敵の兄さん登場で来週が待ち遠しいです。
クロがクラクションを鳴らしていたとはいえ、鈴木が叫んでいたから聞こえてたんじゃないですかね? 問題は動けないということ… 地雷の解除方法もボスから教えてもらってるのかな? A案の時にトラップをすぐに理解したから、色々な罠を教えてもらっている? 時間が無かったとはいえ、宇津帆達の前へ飛び出したんだから無策では無いだろうと思います。
来週で一気に片を付けたらカッコイイし、鈴木だけまたは宇津帆だけ倒して引き伸ばしたとしても「兄さんの活躍をまだ見れる!」とクロのような気持ちで見れる。どちらにしろ楽しみです。
地雷は踏んだ位置に同じ圧力がかかるように 踏んでる足の傍から斜めにナイフを突き刺せば問題ないので それで一旦ヒナと一緒に闇に紛れるんじゃないかと予想
ヒナを担いで離れる前に ウツボの喉あたりに一発おもちゃ銃を撃ちそうだけど・・・
離れる時に別の小ナイフを 洋子の片方の手を縛ってるやつに投げて切るとかもあるかもと予想!
あの時の台詞をあそこで言うとか、痺れましたね。ちょっと泣きそうになりました。
で、盛り上ってる所申し訳無いんですが、この漫画のヒロインてミサキさんでしたよね?
おみそさんへ、
しかし、南先生。
想像の上を越えるクソの描写がハンパないですね。
ナニトモからファンですが、
今回のヒナに対して、
「どうせ、そんな足ーいらねえだろ〜」
の、言葉と薄ら笑い・・・
ホント、変わって殺してやりたい気分になりました。
鈴木のあのヒナの庇い方…
ヒナと血縁や何かの関係が過去にあったのでは?以前ヒットマン2人を射殺した日に、
「また整形したのか?面影がないじゃねーか」
とありましたが、ヒナは気づいていないだけで、鈴木はヒナを守るためにウツボに近づいたのかもと予想しています。
それを佐藤も予めその情報を知っているのでは?とも思っています。
しびれましたー。
目出し帽を被っているのに佐藤自らヒナに正体を明かしましたね・・・・
正体をばらすなら何故目出し帽を被ったのでしょうか?
ただ単に闇に紛れるためのアイテムだったのでしょうか?
これから戦って佐藤が圧勝。
鈴木はニオイがするから殺さないと思います。
ウツボはかなり痛めつけた後、臭いから放置するのではないでしょうか。
遁走するウツボへのトドメは貝沼くんだと思います願います。
あの至近距離で関係者がいる中、どう打破して行くのか。先ずは武器を持っている鈴木を封じ込める事、ハッシュパピーに取り付けた大きな肩当てが気になりますが、腕に一発撃つ、次に地雷の処理、上から斜めにナイフを差すと防げるんですか。次にヨウコ救出、でヨウコが鈴木を観念させ、ひなこを保護、そしてアキラがひなこにウツボへ一発撃たせる?殺しはしませんが、ウツボは太平市で悪さしていましたから、クロちゃんに組へ持ち帰って処分してもらうのではないでしょうか。