亡者になった吉川の案内で金剛のアジトを目指す明達。
ススキ草原で邪鬼・エテ公と出会うが逃げることに成功。
そして大涌谷でロープウェイを見つけた明達。
あったよ!彼岸島 48日後… 第92話「醜い身体」の感想が!
でかした!
こんな所でネタバレの恩恵にあずかるとはな
あらすじ
「ロープウェイ。これで山を降りるんだ」
ネズミ「でも動くのかな。電気は止まってますよ」
鮫島「こういう所はだいたい停電に備えて予備電源があるはずだ。操縦室でマニュアルを探そう」
寝ている勝次に話しかける明「オイ 勝っちゃん起きろ。ここからロープウェイで移動する」
起きた勝次は吉川を台車で運ぶ。途中、水道を見つける「なァ明。待ってる間 母ちゃんの身体洗ってやっていいか?」
吉川を洗う勝次「クソまみれだったもんな。かわいそうに」
操縦室。
ネズミ「あのガキ、母ちゃんを洗ってんのか? またエテ公が現れたら見つかっちまうよ」
マニュアルと格闘してる鮫島「ウルセェ!! 操作に集中できん。静かにせんと首 引きちぎるぞ」
自分の口を抑えるネズミ「ひいっ」
鮫島「ったく どうやったら動くんだよ!!ちくしょう!!」
吉川を洗う勝次。
吉川「キモチイイ… アリガトウ… カツジ… イツモ… アリガトウ… アナタハ… ヤサシイ子… サイコウノムスコ… ソレニ比ベテ… ワタシは化ケ物… ミニクイカラダ… タエラレナイ…」
吉川「シニタイ… シニタイ… 嫌ダ… コンナ身体で生キルノ嫌ダ…」
それを聞いた勝次は銃を出し、吉川の後頭部に銃口を当てる「母ちゃん。本当に死にたいのかよ。いいよ母ちゃん。殺してやっても…」
勝次「俺 母ちゃんの望む事ならなんでもしてあげるよ」
吉川「死ネナイ… アノ男…(金剛) アノ男ノ死ニ顔ヲ見ルマデ… 私ハ死ネナイ…」
操縦室。
鮫島「動いた!ついに動いたぞ!よし乗り込もう!!クソガキと母ちゃん呼んでこい!!」
ロープウェイのゴンドラに乗る明達。
鮫島「こんな所でテクノロジーの恩恵にあずかるとはな」
明「確かに」
ネズミ「ン? 今何か音が…」
ネズミ「ほらやっぱり!エテ公だよ!!エテ公が追って来たんだ」
鮫島「バカ言うな。いくらアイツがしつこくたってこんな所まで」
勝次「そうだぞネズミ。大人のくせにビビりすぎだバカ」
ネズミの言うとおり、追ってきていたエテ公「オンナ… オン…」
感想
お前 確かロープウェイ動かせただろ どう動かすか教えてくれ
あっ はい 鮫島はどうもマニュアルと格闘するらしいですね
明が「鮫島はマニュアルと格闘してる」って言ったけど、比喩じゃなくてまさに『マニュアルと格闘してる』って表現がピッタリだからちくしょう!
鮫島を手伝わないってことは、明は機械に弱ェのか。こういう時はネズミが役に立つかと思ったら… 強ェのは小学生だけかよ…
騒ぐネズミに鮫島が「静かにせんと首 引きちぎるぞ」と言ったけどマジで首を引きちぎったことがあるから洒落にならねェ!
こんなんで金剛とやらにちゃんと立ち向かえるのやら
水道!! この水を出すには水道局がいるのか!!
電気は止まってるけど水道は生きてるのか。でも吉川を洗う勝次が洗車してるみたいだからちくしょう!
それに吉川の顔じゃなくて後ろの亡者の顔を拭くのかよ!
クソまみれになったのは吉川の顔なのに拭いてもらえないなんて辛ェなァ… でも亡者は膿を出しちゃうから亡者の顔を拭いても無駄なような… 無駄でも勝次は、母ちゃんのことを思うとやらずにいられないんだろうなァ… 母ちゃんがこんなことになったのに、母ちゃんを楽にしてあげようとしたり勝次は強ェなァ… 寝ている所はかわいい小学生なのになァ…
鮫島っ!!このテクノロジーの恩恵に摑まるんじゃ!!
鮫島「こんな所でテクノロジーの恩恵にあずかるとはな」って鮫島が乗ってた海賊船もテクノロジーの恩恵で動いてたんじゃねェのかよ! 鮫島が撃っていた銃もテクノロジーの恩恵じゃねェのかよ!
ちゃんと聞いておるのか エテ公の足音を
「母ちゃんを洗ったらエテ公が来ちゃう」とか、エテ公の足音にいち早く気付いたりとかネズミは『目が超良い』だけじゃなかったのか! こういう危険を察知する能力に長けていたから今まで生き残れたのかァ?
エテ公は硫黄の匂いが混じる中、しかもけっこうな距離があるのに絶えず膿を吹き出す女の嗅ぎつけたのかァ? 執念がすげェなァ。 エテ公とはロープウェイのゴンドラに乗りながら戦うんだろうなァ… それより金剛との対決を早く見たいなァ…