金剛のアジトを目指す明達。
大涌谷のロープウェイに乗る明達。
前方に邪鬼のエテ公が現れた!
あらすじ
鮫島「ちくしょう。よりによって俺たちの正面に来るとは」
ネズミ「どうするんだよ!! このままどんどんアイツに近寄ってったら捕まっちまうよ!!」
明「対向車… よしあれに乗り移ろう」
ネズミ「できないよ。俺たち普通の人間だぞ!!」
明「今来る奴に乗ってエテ公から離れよう」
仕込み刀でゴンドラのガラスを斬る明「勝っちゃん。ロープをくれ」
ゴンドラの屋根の上に登る明。ロープを括り付け、下に垂らす「お前たち登って来い」
ネズミ「ひいいいいいい ひいいいいいいいい」ロープを登りながら失禁するネズミ。
鮫島「うわっ マジかコイツ ションベン漏らしやがった!!」
ネズミは何とか屋根に登る。その後、勝次、鮫島が登り、ロープに括り付けられた吉川が引き上げられる。
鮫島「これでみんな天井に上がれたけどこの後どうするつもりだ?」
明「対向車が来るのは一瞬だ。みんなで飛び移る」
明「鮫島!! 母ちゃんを抱えてくれ」 鮫島「わかった!!」
明「勝っちゃんは俺が抱えて…」
勝次「いいよ!! 俺だって一人前の男だ。一人で飛べるよ」
明「フン。落ちるなよ」
高さに怯えるネズミ「無理だァァ。できないィィ!! 鮫島様お願いします!! 俺を抱っこして一緒に連れてって!!」
鮫島「ウルセェな!! お前でも勇気がありゃ飛べる距離だよ」
勝次を掴むネズミ「お前ら このガキを落とされたくなかったら俺を抱きかかえて渡れ!!」
鮫島「バカ早まるな。絶対落とすなよ」
ネズミ「ウルセェ!!俺の事は放っとくクセに小四のガキばかり優しくしやがって!!」
顔面を殴られるネズミ。
鮫島「明っ」 明がネズミを殴り気絶させたのだった「ったく。取り乱しやがって」
勝次を抱える明「時間がない。一緒に飛ぶぞ」
吉川を台車ごと肩に抱える鮫島「コイツもしょうがねェなァ」気絶しているネズミも抱きかかえる鮫島。
明「行くぞ!! 今だ!!」
対向車のゴンドラに飛び移るため、ジャンプした明と鮫島。
感想
クーデタークラブといい、彼岸島初期の吸血鬼に捕まえられた時の明達の描写といい、やっぱ先生ェは追いつめられた人間を描くのがうめェなァ。
でも対向車に乗って逃げても… 金剛のアジトには他のルートで行くのかァ? 結局エテ公と戦いそうだけど…
ネズミを見返してやってよ 明
どんな手段を使ってでも のし上がってよ 明
ネズミ「俺たちは普通の人間だぞ!!」と言われた後に人間と思えない動きをする明。
ゴンドラの枠を斬らずにガラスだけを斬る明!
仕込み刀を引っ掛けて天井に登る明!!
「ザッ」「タンッ」「トッ」じゃねェよ!
この鮫島が可哀想だからちくしょう!!
ススキ草原では吉川の匂いを消すためにウ○コを素手で触った鮫島。今度はおしっこで濡れたロープを素手で… ロープがビショビショでなんだここは 滑るぞ!!とならなかったのは救いか。
コイツが鮫島 見ての通り 江戸っ子な奴だ
鮫島の返事が「あいよ」っていつの時代の人間だァ?
それにしても吉川はよく落ちなかったな。引っ張り上げるロープは台車の手すりに括り付けただけだし、吉川は台車に固定された箱に乗ってるだけなのに。上のコマでは台車がひっくり返って落ちそう。
コイツの描いてる距離はよくわからんな 話半分で見ておこう
みんなで対向車に飛び移るって距離が5メートルぐらいありそうだけど!
飛び移ろうとしたコマでは距離が縮まった!
最悪なのが 仲間になってた 関わらないほうがいい
「俺は小学生には強ェんだよ!!」と言ったネズミ。小学生ではない明と鮫島を従わせるために小4を人質に脅迫するネズミ。
ネズミ「お前ら このガキを落とされたくなかったら俺を抱きかかえて渡れ!!」
なんと情けない脅迫! 子供を人質にして要求するのが『抱きかかえてほしい』!!
ネズミ「俺の事は放っとくクセに小四のガキばかり優しくしやがって!!」
当たり前じゃねェか!!
大丈夫だ 人間ごとき 何人来ようと抱えたるわ
そんなネズミでも仲間だから放っとけずに抱える鮫島。性格がクズなのにションベンまみれなのによく抱えるなァ… 『鮫島様』と慕われていたわけだ。
でも鮫島は吉川と台車とネズミを抱えて飛び移れんのかよ!