東京の地下鉄駅内。
雅の息子と呼ばれるアマルガム中のアマルガムが明を一目見にやってきた。
雅の息子を挑発した明、雅の息子と戦いが始まった。
あらすじ
雅の息子は三つ又の矛に刺された人間の死体を明に向けて矛を振ることで投げつける。
死体に当たり、倒れる明。
そこへ雅の息子は追撃してくるが、なんとかかわす明「危ねェ」
明は後ろの柱をチラ見して柱の前へ移動する。
雅の息子「逃がすか!!」
柱を貫く三叉の矛。
雅の息子「矛が… 重…」
柱の後ろには自販機があって、三叉の矛に自販機が刺さった状態になっていた。
明「矛は封じた!! 隙だらけだぞ姑獲鳥!!」
動けない雅の息子に斬りかかる明。
しかしクチバシで仕込み刀を咥えて防ぐ雅の息子。
クチバシを振って明を投げ飛ばす雅の息子。
壁に当たり、倒れる明。
三つ又の鉾に刺さった自販機をさっきの死体のように矛を振って投げつける雅の息子。
飛んできた自販機を真っ二つにする明。
ネズミ「すげェ… 真っ二つに…」
雅の息子「…さすがだな」
感想
コイツ強ェぞ
「人間などただの食料だ」と言っていたのに放り投げて武器として使いやがる! 自販機も放り投げて武器として使いやがる! さすがは雅の息子。鳥のくせに三叉の矛だけでなく色々武器として使いやがる。数百体のアマルガム同士で戦って生き残っただけある。パワーだけでなく、戦い慣れもしておるのか。そして明しか狙わず、戦闘開始から犠牲になっちまったのは巻き込まれた人間のみとこの鳥男には以外にも戦士としてのプライドがあるのかァ? 斧神や、エロ金剛を切り離した金剛みてェに武人タイプで卑怯な手は使わねェのか? 真っ向勝負は見ていて気持ちがいいねェ。それとも追い詰められちまったらアマルガムの能力を使い出すのかァ? 明に追い詰められちまったら
こんな事もあろうかと
能力だけはずっと隠して持ち歩いてたんだ
最高の逆転劇を見せてやるよ
とか言って能力を使い出すのかァ? それともこの怪力が能力じゃねェだろうな? 人間が言っていた「目を見ると闇の底のような絶望が…」ってのは伏線だと思うんだが…
ちゃんと考えておるのか?
鳥男の能力を
なんだ このクチバシ
超移動するけど
「逃がすか!!」と言っているコマでは”クチバシの上に三つ又の矛”があるのに…
次のコマでは…
“クチバシの下に三叉の矛”がありやがる! ひいいいいい このクチバシ、一瞬小さくなって三つ又の矛の上に移動したのかァ? これがこのアマルガムの能力なのかァ? こんなクチバシじゃあ三叉の矛を振り回すのに邪魔になるんじゃねェのか?と思ってたが、「こんな能力があったからだとは!なるほど考えちょる。」ってなるわけがねェ! 描き間違えただけじゃねェか!!
ちゃんと考えておるのか?
コマ間の流れを
ンだよ このクソクチバシ
自販機を貫いて三叉の矛が重くなった隙をついた明だったが、クチバシで仕込み刀を咥えられちまった。咥えたままクチバシを捻って明を投げ飛ばす雅の息子。
一瞬、仕込み刀が折られるんじゃねェかと思っちまって鮫島のように心配な表情をしちまったじゃねェか! でもさすがは隊長の忘れ形見。そんなに簡単には折れねェ! でもなんでこの刀はこんなに丈夫なんだァ?
ちゃんと考えておるのか?
刀の強度を
丈夫だわ
やっぱ明の身体はホント丈夫だわ
投げられちまって壁に叩きつけられちまう明。
それでも起き上がる明。さすがは救世主様。そんな簡単にはやられねェ! でもなんでこの身体はこんなに丈夫なんだァ?
ちゃんと考えておるのか?
明の身体の強度を
やめんか
それには訳があるんじゃ
投げつけられた自販機を真っ二つにしちまう明。
これでどうやって自販機を真っ二つにしたかわからねェがすげェ!この明、超かっこいいぞ!!
「仕込み刀が超切れ味良かったとしてもこのサイズだとこんな切り方は出来ねェんじゃ?」とか「あのスピードで投げつけられたら自販機を斬れてもそのまま身体に当たるんじゃねェのか?」とか「このシーンはかっこいいけどやられっぱなしじゃねェか!」とか「なんか鳥男出てきてから見開き多くねェか?鳥男を描くのは大変だからその分、ページ稼ぎしておるのか?」とか「こんな盛り上がってる話なのにサブタイトルが『自販機』なんて適当すぎやしねェか?」とか色々思っちまうが…このシーンがかっこいいから細かい事はいいんじゃ。大きな事もあるような気もするが…まァいいんじゃ。
先生ェ「大丈夫だ 些細な疑問点ごとき
何ぼ来ようと
かっこいいシーンを描いて
蹴散らしたるわ!」
でも次号は休載… そんなそんっ… 熱い展開なのにここにきて休載とは…
カッコ悪ィよ 松本先生ェ
鉄は熱いうちに打つもんじゃねェのかよ