みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

アンダーニンジャ

新連載【アンダーニンジャ】面白さは忍ぶ気なし!

投稿日:

『アイアムアヒーロー』の花沢健吾先生がヤンマガで新連載を開始。

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あらすじ

第1話「下忍はつらいよ」

オープニング

アンダーニンジャ
紛争地帯の建物に突入していくアメリカの特殊部隊がテロリストらしき人物を見つける。が、そいつは頭と指を斬られている。爆弾の起爆スイッチをおそうとしたが、スイッチを押す指を頭ごと斬られていたようだ。特殊部隊員は「こんなことをできるのはニンジャしかいない」と言い、その舞台は撤収した。

忍者の歴史

戦後、日本に進駐したGHQが忍者組織を解体、消滅した。しかし忍者は忍んで生き延びていて、あらゆる組織に潜伏、秘密裏に国民を監視していた。
その数は20万人と言われ、忍者は今も日本に存在している。

現代

しかし末端の忍者によっては職にあぶれる者もいた。
ボロアパートに寝転がりながらも、吹き矢の練習(暇潰し?)をしている無精髭が生えた男。その部屋に宅配便屋の姿をした男が入ってきて「最近では仕事が無い下忍が抜け忍になるが… 抜け忍になったら「抹消」されると思え」と暇そうにしていた男に釘を刺す。宅配便屋の男は「仕事だ」と持ってきたダンボールの箱を差し出す。
宅配便の男は去り、箱を開けると中には『高校の制服』と『パーカー』。
雲隠九郎
それを着る男。

感想

今回は設定を見せただけ。だがそこはベテラン、主人公の立場を自然に見せて(下忍で実力はたいしたことが無い。落ちぶれた元名門の一族。忍者のしごとが無く、金を持っていない)、今後どうなるかワクワクさせてくれる。

主人公

雲隠九郎
主人公は配達伝票から名前が『雲隠九郎』という名前だと分かる。雲隠一族というのは昔は名の通った名門の一族みたいだが、今は落ちぶれている。
忍者
主人公の『九郎』というのは、雲隠一族の九代目?それとも苦労している、またはこれから苦労するっていうメタな意味から作者が『九郎』って名付けただけ?

忍者

『アイアムアヒーロー』は「現代にゾンビが出たらどうなる?」という世界が舞台だったが、今回の『アンダーニンジャ』は「現代に忍者がいたらどうなる?」という舞台らしい。

ヤンマガで忍者ねぇ…
彼岸島にも忍者が出てくるが
忍者
こいつらは元漁師で剣術の訓練はしただろうが、手裏剣投げたり忍んだりとかは一切しない格好だけの忍者…

喧嘩稼業にも忍者は出てくるが

日本中が注目する大会に出場しているし、忍んでいない…

『アンダーニンジャ』に出てくる忍者は割とリアル寄りの忍者っぽいが、冒頭のテロリストの斬り方を見るとリアル忍者をベースに、漫画っぽく超人的な力を出すタイプの忍者みたい。現代に対応した忍術が見られるのか? そこは面白そう。

今後の予想

今まで碌に忍者の仕事をしていない主人公が、仕事を得てやる気を出しまくって空回りするのか?それとも忍者らしく淡々を仕事をこなすのか? 主人公の性格が1話ではいまいち掴めないので分からない。
雲隠九郎
雲隠一族としてのプライドはまだ残っているのか? 宅配便の姿をした男に「落ちぶれたものだ」と言われた後に、天井から落ちてきた爪楊枝を掴むという名目で手を出したが、あれは相手を試してやろうという意図があったのか? 結果は相手のほうが上手だったが…
1話を読んだ時点では、雲隠九郎は自分の限界を知って今後に期待せずに諦めていそうな感じがするが… 忍者の仕事をやっているうちに自分の矜持に合わないとなって抜け忍になってしまうのか? 忍者として生きると決めた時に汚れ仕事もやると割り切っているのか?少年漫画なら「俺の気持ちは曲げられねぇ!」となって腐った組織と対立なんてありそうだけど。

アイアムアヒーローの最後は他のゾンビものの映画や漫画と同じくグダグダだったが… だがゾンビものである程度長くやったらグダグダになってしまうのはしょうがない。今度はニンジャもので…途中が面白ければラストがグダグダでもいいものの、ラストに綺麗に着地して読後感が良いほうが嬉しいが… 最後は煙に巻かないで!

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  1. silver より:

    アンダーニンジャのフォローはしないんですかね?
    そこそこ面白いと思うんですが。

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