【彼岸島48日後…】232話「降下」この深い穴に入る作戦が浅いからちくしょう!!

投稿日：2020年2月10日

国会議事堂を雅の息子・蟲の王から奪還するために自衛隊は明達と手を組むことに。怪我した左吉を置いて、自衛隊の作戦通り、国会議事堂へつながるトンネルへとたどり着いた。

民間人にネタバレなど
ありえない事だが
この際　目をつぶろう

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あらすじ

鮫島「この下が…　異形の者たちの棲処…」

ネズミ「ひいいいいい　こんな所入りたくないィィ」

十条二尉「なァ明さん。あなたたちは女子供も一緒に行動しているが　この先は危険だ。本当に全員この下に連れて行くのか？」

ネズミは嫌だというが、勝次とユカポンは一緒についていくと言う。

十条二尉「わかった。じゃあそこのパーカー（ネズミ）以外には銃を渡そう。来てくれ」

鮫島と勝次、ユカポンはライフルを受け取る。

そしてネズミもライフルを受け取った。

ネズミ「ユカポンが行くんだもの。好きな娘だけを行かせるわけにはいかないじゃないか」

鮫島「ハッ　頼もしいな」

明は右手は義手なので、サブマシンガンを受け取った。

みなロープを付け、降下準備にはいった。

ツリ目の自衛隊員「あと二分で爆破だ。と同時に降下開始だ」

他のトンネルの入り口が爆破され、降下を開始する。

穴の底には何も居ず、国会議事堂へと続く横穴に入っていく。

十条二尉「この先に奴らの寝床のひとつがある。国会へはそこを抜けないと行けません。今の時間ならまだ寝ている。こっそり入って一掃しましょう」

天井からツタ状のものが垂れ下がってきた。そして一人の自衛隊員を絡みとり、天井に張り付いていた変異した吸血鬼が食べてしまった。

鮫島「上!!　化け物だァァ」

隊員達は一斉に天井にいる化け物に向かって撃ち出す。

化け物は天井から剥がれ落ち、やっつけたが、何人かの隊員が化け物の下敷きになってしまった。

明「前から音がするぞ。足音か？」

穴の先からドドドドという音がする。

鮫島「しまった!!　今の銃撃で敵を起こしちまったか」

十条二尉「そうか。天井の化け物は見張り役だったのか…」

「やばいぞ!!　来る!!」

銃を構えて穴の先に向ける隊員達。

感想

ハ　鮫島が銃を持つ姿を見るのは
何年ぶりだろう

何も取り扱いの注意をせずに民間人に銃を渡す十条二尉。
まぁ鮫島は海賊船でライフルを撃っているし、片腕は義手の明もライフルを撃ったことがある。

ネズミも拳銃を撃ってはいねェけど、持って振りかざしたことがある。
勝次も小4のくせに拳銃の恐ろしいほどの腕前を見せていたが…

小4がこんなでけェ銃を撃てんのか？

鮫島もてめェのことだけで、小4がライフル持っちまってる違和感に気づかねェのかよ!!

ココは東京
大都会
見ての通り
他人に無関心な街だ

なんたるぶっつけ本番

十条二尉だけはまともな人かと思ったが、勝次に何も注意せずに銃を渡しちまうし…　ユカポンには「ほら」と言って放り投げる感じでライフルを渡しちまってるし…　それになんにも銃の撃ち方とか扱い方を言いやがらねェ!!　ユカポン以外は銃を撃った場面はあったが、それを十条二尉が知るわけがねェ。これまで生き残っているのなら、銃の扱いは当然出来ると思っちまってるのか？　敵に当たる当たらねェよりも暴発して味方に当たっちまったらどうすんだァ？

案の定、鮫島と勝次は引き金に指をかけてるじゃねェか！

なんか十条二尉
お前が渡すとライフルの危険性が軽いな
射的のコルク銃かよ

十条二尉「ちげェねェ」

穴への降下も練習無しどころか手ほどきもしねェで一発本番じゃねェか!!　せめて勝次ぐらいは誰かが背負ってやれよ。

国会議事堂へと続く横穴に入り、その先には吸血鬼たちがいる棲処があるという情報が。十条二尉「今の時間ならまだ寝ている。こっそり入って一掃しましょう」。まだ寝ているって…　作戦は「他の穴を爆破して封鎖。混乱に乗じて乗り込む」じゃなかったのかよ！　封鎖のための爆破の振動や音は、こんな穴なら数ｋｍ離れてても伝わってくるんじゃねェのか？　爆破で混乱させるのか、静かに侵入していくのか、作戦がブレブレじゃねェか!!