歌舞伎町のボス・舌喰いが抗ウィルス薬を開発したと知り、明は戦いを仕掛けた。舌喰いを頭部だけの状態まで追い込み、舌喰いの妻であり邪鬼・陽菜を歌舞伎塔の下敷きにして決着が付いた。あとは抗ウィルス薬の在り処を聞き出すのみだが…
くっ なんとか息はしてるが…
話がめちゃくちゃ熱いじゃねェか
こんなに無理しやがって
バカ野郎
お前は本当に
スーパーネタバレだよ
あらすじ
デコ女も歌舞伎塔の下敷きになり、強敵はいなくなった。
舌喰いも観念し、死ぬなら陽菜と一緒がいいのでそこまで連れて行ってほしいと頼み、明は承諾した。
その間、歌舞伎町の吸血鬼は、ミサイルを塞いでくれていた変異吸血鬼達が歌舞伎町から出て行くところを目撃していた。
明は仲間と合流し、舌喰いを陽菜のところまで連れて行った。
陽菜は生命力が強く、歌舞伎塔の下敷きになっていても生きていた。しかし体はボロボロで虫の息だった。明は、陽菜が生きていたことで舌喰いの気が変わって反撃してくるのではないかと警戒したが、舌喰いは戦意を無くしていた。
舌喰いに抗ウィルス薬の在り処を聞くと、薬はここには無いという。雅の息子が抗ウィルス薬の共同開発を持ちかけてきてそれに従っていた。薬が完成すれば、その雅の息子を始末してから雅に復讐するつもりだったという。
明「どんな奴だ」
舌喰い「フン そういえば宮本明 お前に似ているな。クソ生意気なところもそっくりだ」
明「そいつの所に薬はあるのか」
舌喰い「ああ。しかしやはりお前は似ている。何より同じ匂いがする。お前があの丸メガネと肉親だったとしても驚かん」
鮫島「オイ その雅の息子はなんて名だ? 姑獲鳥か? 蟲の王か?」
舌喰い「そういえばお前 奴と苗字も同じだな アイツの名は確か―――・・・・宮本篤と言った」
感想
利用されただけだと…
そいつが原因だったと…
気付いてくだされェェ!
歌舞伎塔の倒壊から鮫島とネズミは逃れていた。ネズミを追いかけていた邪鬼・デコ女は歌舞伎塔の下敷きになっていた。
調子良いぜ、このハゲ。デコ女を利用して歌舞伎塔を倒壊させるっていう作戦を思いつくまでネズミを放置していたじゃねェか!
はっきり「利用させてもらう」って言ってやがる! その後は…
ネズミは利用されちまっただけなのに
まったく気付いてねェ!
ハゲはネズミを騙し通すどころか
感謝までもらってやがる!
このハゲ、とんでもねェ男だ!
陽菜が歌舞伎塔の下敷きになり、自分は頭部だけの状態になってしまった舌喰いは戦うことを諦めた。雅を倒すのは諦め、明に託す事に決めた。
超潔いィ! 思えば舌喰いは、陽菜頼りで自分が弱ェと分かっていながらも宮本明に向かっていった。明に片手首と片足首を切り落とされちまうまで、力の差を感じながらも戦い続けた。陽菜がピンチになると自分の体を張って守りに行った。陽菜を歌舞伎塔から落とすという作戦を聞くと、頭部だけになってしまった体から舌を生やして陽菜に近寄り「逃げろ」と助言したり… なかなか度胸がある奴じゃねェか。
へ? 「こうなってしまっては」? こうなっちまったのは、この男が歌舞伎町に来たのが原因だからちくしょう! その男に自分の復讐を託すしかなくなるとは…なんたる皮肉。
ダメージにクソちゅよい…
ヒー坊を使いすぎたことで勝次は失神して倒れてしまった。
ひいいいいい! 変異しちまったヒー棒を使いすぎたから、勝次が変異しちまうんじゃねェのかァ? っていう感じなのに、勝次がこんなやべェ状態なのに、明は片手で担ぎ上げる! 明は安静って言葉を知らねェのかよ!
やめんか
彼岸島の世界は
ダメージを受けても
しばらく休めば回復するんじゃ
明がダメージ受けちまっても目がかすむだけで、しばらくしたら元気に動き回ってやがるからなァ… そういえば明は、舌喰い戦の途中で小春に腹を刺されちまったのに、もう腹を痛がる素振りすらしてやいねェ!
このように刺されちまったのに… 激しい戦いの後で…
顔にしか血が流れてねェ!
服には自身の血どころか…
返り血すら無し!
どんな超回避してやがったんだァ?
刺されたっていうのに穴すら開いてねェ! この服、どうなってんだよ! へ? 返り血無し? もしかして明は、師匠の教えを守ってやがったのか!?
明は覚えておったのか
この師匠の話を
ハ ハンディ・ハンディの
歌舞伎町からの逃げ方を見たのは
何話ぶりだろう
ミサイルを防いでいた変異吸血鬼達が歌舞伎町から抜け出しているのを、吸血鬼が目撃していた。
分からねェ!
この橋の架け方と
撤収方法が
分からねェ!!
この渡り方だと最後尾はどうすんだァ?の疑問もあるが…まず向こう側にどうやって届かせたんだァ? それを見ている吸血鬼は歌舞伎町の守り神が逃げて行ってるっていうのに全然焦ってねェ。ミサイルから守ってくれていた奴らだっていうのに… これが正常性バイアスというやつか。
ハ 宮本◯を見るのは何年ぶりだろう
抗ウィルス薬は舌喰い単独で開発したのではなく、雅の息子から共同開発を持ちかけられて開発を始めたということだった。その完成した薬は雅の息子が持っていて、その雅の息子の名前は「宮本篤」だという。
「人間サイズ!」から「宮本明に似ている?」「同じ苗字!?」。そして名前が…「宮本篤」! もしかして…いや、でも…からの「宮本篤」の名前が出たァァ! でも明の実の兄・篤は吸血鬼になっちまって、明との戦いの末、明が首を切り落としたじゃねェか…
こっから復活できるのは雅レベルの不死身っぷりだぞォ!? これが実は明の妄想だっていうのか? そうなるなら隊長の安否も分からなくなっちまうが… でもそれをしちまうとなんでもありになっちまう… 彼岸島の世界がなんでもありになっちまう…
そういえば…ここで平成15年って出しちまっているから、作品内の時間の流れがバレちまう! 時代考証がちゃんとしてねェのがバレちまう! そういえば最近作品内で年号が出た場面があった。作品内では今は令和…いや、吸血鬼 元年!
年号を吸血鬼にした意味がここにあったのか! これで作品内は何年頃か分からねェ! スクランブル交差点で吸血蚊を撒いちまった時は若者達はガラケーだったが… 日本崩壊後の自衛隊がドローンを使っていたが…何年頃かハッキリしてねェので時代考証で文句を言わせねェ! なるほど考えちょる。
でも篤が今更帰ってくんのかァ? 最近、隊長の話を出してきたりはしていたが… 先生ェは最近彼岸島を読み返したのかァ? それでまた兄弟で抗ウィルス薬を巡って戦わせようと思いついちまった? 本当に宮本篤が帰ってくんのかァ?
過去キャラを再登場させれば
過去の単行本が売れる
これが長期連載漫画家の資産運用ってやつよ
8月20日まで「彼岸島」は無料で
「最後の47日間」と「48日後…」は半額!
キャンペーンが終わった後の
8月21日発売のヤンマガで
宮本篤の名前を出すとは…
先生ェの商売上手っぷりが半端ねェ!
ここで篤が復活ってなっちまったら、あの兄弟対決は… あの辛い結末は… あの兄弟の覚悟ってのはなんだったんだ…ってことになっちまうが… 台無しにしちまうのか? でも本当に篤なら、雅を倒すための薬を用意したいっていう行動は理解できる。雅にバレねェように、雅に恨みがあるヤツに作らせるっていうのも筋が通る。作品内はいつ頃なのか分からねェことを利用して、篤のクローンってことなのかァ? 大阪に雅がいると向かってみたら西山徹だったっていうことがあったが、今回は加藤(本名・三村正和)だったりすんのかァ? 加藤は人間の中ではそこそこの強さをもっていたが、アマルガムの中に放り込まれて、加藤もアマルガムになっていたとしても勝ち残れるとは思えねェ… 加藤が「とんでもなく頭がきれる男」だとも思えねェ。それに舌喰いは「明と同じ匂い」がすると言ってやがったし…
そういえば「同じ匂い」「同じ苗字」「同じクソ生意気」と感じながらも、明と篤が関係があるかも?と思わなかったのかァ? 舌喰いは「そういえば」と言って、話の展開的にうまい具合のタイミングで思い出しやがって… 宮本明は吸血鬼界隈では手配書が貼られるレベルの存在になっちまっているんじゃねェのかよ! コイツ、頭に脳みそ詰まってんのかァ?
ひいいいいいい!
コイツ、頭の中は舌しか詰まってねェ!
本当に宮本篤なのか。それとも違う奴が宮本篤を名乗っているだけなのか… 周りが黒色のコマで宮本篤を連想していたが… これは明の頭の中で浮かんだ絵。大阪の時に雅がいると聞いて明が連想した時も黒枠コマで雅を思い浮かべていたが、正体は西山という展開だった。今回もまだまだ正体が分からねェ。
明の思い出の中では
篤の得意武器が
薙刀から丸太に
書き換えられちまってるからちくしょう!
今回のは やっぱ偽物なんじゃねェのか?
皆んなで力を合わせて遂に陽菜を倒したっ!だがヒー坊を酷使した勝次は大ダメージ!舌喰いが話す「抗ウィルス薬の真実」は、明の兄貴 篤との共同計画だったとは!ブログ主様が言われる様に本当の篤かどうかは解らない?何れにしても抗ウィルス薬を手に入れるのは簡単では無い!ミサイル対策の化け物が居なくなれば国連のミサイルを防げない?どうでも良いのだが、翔吾が保護していた子供達は、どうなったんだろう?
なーに、彼岸島の世界は少し休むどころか1コマ変われば全回復する
金剛に柱ぶつけられて動けないとか行った次のコマで何事も無かったように動いてたし