第2試合の「十兵衛」対「徳夫」が決着した。(この後に試合後のどうたらこうたらの話があるかもしれないけど…)
で、色々思ったことを書いてみたよ!
でかした!!
都合よく寝ている徳夫
寝ていたので第1試合の工藤の屍による急変を見ていなかった徳夫。他の観戦していた選手は「!?」と不思議がってるので、徳夫も観ていたら気付いただろう。
十兵衛に屍を使わせるために作者が徳夫を寝かせたんだろうけど、無理がある。
自分が出るのは次の試合なのに、第1試合を観ないならまだしも寝るのはおかしい。徳夫はウォーミングアップはしないのか?次の試合だぞ。
他の選手は試合を見ているのに寝ていたのが徳夫だけってのは都合が良すぎる。
徳夫が第1試合が終わって目を覚ましてからウォーミングアップする時間があったのか?でも、反則煉獄の後に田島が「ワンデートーナメントで時間が無い」と言っているから第1試合の後、軽くリング清掃して(リング清掃でコーナーマットの屍が撤去されていないことをカワタクのジャスチャーで確認してるから、リング清掃自体はしてる模様)すぐだろうし、寝てるのはおかしいんだよなぁ…
そして、徳夫が『戦う映像のない入江文学と梶原修人を警戒してた』という描写があるのに、梶原の試合を観ずに寝ている。
やはり、寝るのは不自然。
徳夫の強さ
徳夫がリードストレートにもカウンターを打てるとか
掴んで投げができて、そのレベルがオリンピック候補の川上を投げられるとか
嘘を見抜けるとか
十兵衛の至近距離での口から血飛沫目潰しを防ぐとか
徳夫強すぎ。
ヘロヘロの徳夫にもボロ負けする十兵衛。十兵衛が最弱だとしても差がありすぎる…
徳夫は元々天才的なセンスを持っている。
さらに幻の父・雅夫に見張られてると思い、厳しいトレーニングを積んでいたからこれほど強いのか?
ヘロヘロの徳夫とでもいいから、ちょっとは攻防を繰り広げてほしかったなぁ。
十兵衛の見込みの甘さ
十兵衛の徳夫への攻撃は反則煉獄とカウンター打ち合いでの虎爪、そして屍が効いた時の金剛しか入ってない。ヘビー級ボクサーの石橋の顔面にリードストレート当てたりもしてるのに…(石橋はデニムパンツが濡れていてフットワークが封じられていたのがあったにせよ)石橋の戦法を考えるとガードテクニックは低いのか?
事前に十兵衛もこう言ってるし。何か策が無いと勝てないと思っていたか。
そして徳夫対策として色々予想していた十兵衛。しかし、日拳は投げは無いとか普段は防具をつけてるからガードが甘いとかの読みがハズレまくり。日拳に下段はない!!で低空ローキックを打って下がらせたのは唯一読みが当たったか?で、その後、屍。
屍
消化不良に終わった第2試合。同じように屍が使われた工藤対梶原戦ではお互い力を出し尽くしたのがあったから、まだ良かった。それに屍を使う前は梶原の負け濃厚、屍を使った結果でも梶原の負けだったところもあると思う
十兵衛が徳夫の力を引き出したら勝てるわけが無いから、消化不良に終わるのはしょうがないのかな。
実際、今回の十兵衛はまさに綱渡りの戦いだった。
・反則煉獄出来なかったらヤラれていた。(徳夫が富田流の技を見るために多少泳がされたりもしたろうけど。)
・投げがあったことで佐川対策の9割以上が実行不能になった
・屍がリング清掃で撤去されなかったこと
・道着を脱がせられたこと
・梶原の仕掛けた針に屍が効く量、残っていたこと
反則煉獄と屍が無かったら十兵衛は負けていた。後藤医師からドーピング薬を手に入れられれば、屍無しでも勝てたかな?
田島の運営能力
第2試合で顕になった田島の運営能力。今まで選手だったし、大会運営は初めてだから仕方ない所もある。けど…
陰陽トーナメントのルール
・道着着用の場合は道着を直接武器として使用してはいけない
・リング内にレフリーを置かない事
・勝敗はセコンドのタオル投入。もしくはリング外の2人のレフリーが同時に戦闘不能と判断した時
ルールの甘さ
十兵衛がアンダーグラウンドで徳夫と睦夫を潰そうとしていることに、梶原が気づくまで裏工作を気にしなかった田島。言われてやっと、規定『選手及びその関係者が試合外で正当な理由なく暴行を行った場合、不戦敗とする』を作った。このルールを作るのが遅い。
アンダーグラウンドで田島が試合開始前に線を引いたように、陰側は試合外でも動くと予想できたはずだろう。それに佐川睦夫のセコンド・菅野が佐川徳夫を襲撃したとき、何故このルールを作らなかったのか。
試合前のチェックの甘さ
ボディチェックの後に梶原がキセルを受け取ったり、十兵衛の反則煉獄の時に簡単に高野がリングに入って出て行ったり(高野が何か仕込もうと思えば仕込めた)、いい加減なような。
ドーピング検査もなさそう。芝原が後藤から貰うであろうドーピング薬もノーチェックだろうなぁ。
優くん「ぬるいやつら(陽側)が真実に気づいたら目を白黒させるんじゃねーか」
田島は陽側か…
陰陽トーナメントの目的
そもそもの田島の目的が分からん。
最強を皆に認めさせたいのか?
自分自身が最強だと納得すれば良いのか?
皆に認めさせるためなら関や金隆山が正式に負けを認めなければいけない。もし、関や金隆山が毒で負けたとなってマスコミに毒を使われたと言われれば、田島がトーナメントの優勝者に勝っても、田島最強の肩書きは無くなってしまう。(アイツは毒を使った弱者に勝っただけ、最強じゃないと言われてしまうから)
それに田島は既にボクシングのチャンピオンになってるから、最強を名乗っても文句はなかっただろう。
じゃあ田島は自分が最強だと納得するためにトーナメントを開いたのか?
芝原に喧嘩売りに言った時「山本陸、入江無一、芝原剛盛。3人を倒せば日本に戦うべき相手はいない」と言っている。無一は肋が折れた状態だったけど倒した。その息子の文学も参戦しているし、芝原も参戦している。トーナメントの優勝者に勝てば、後は山本陸のみ。
おそらく田島の目的は山本陸を表に出させるためだと思う。優勝者に勝った後「山本陸!出てこいや!!」と呼びかけたいんだろう。
田島が呼ぶ前に山本陸がトーナメント乱入する可能性もありそうだけど、もし乱入するなら1回戦の全試合が終わってからにしてほしいなぁ。空気読むかなぁ…あのおっさん。
突然のコメント失礼します!
徳夫が試合前に(気になっている梶原の試合を無視してまで)寝ていたことに関しては、
一応作品の中で説明があったような気がします!
試合は録画された物を映像で後から見ることができるために、
自分の試合前は寝ながら体力を温存し、試合後に他の選手の戦い方を確認した方が、時間の使い方として効率的だから…、のようなことを言っていたような覚えがあります。