屋敷の中で鼓鬼・響凱と戦う炭治郎。前の戦いでの傷が癒えていない炭治郎は「長男だから我慢できる!」という理由で己を鼓舞していた。
あらすじ
鼓鬼の部屋を回転させ爪で攻撃の連携技の前に苦労している炭治郎(折れてる炭治郎も凄いんだというのを見せてやれ!!)
それでも圧されている炭治郎(駄目だ!!全然状況が変わっていない。気合いだけではどうにもならない。頭だ!! 気合いと共に頭も使うんだ。頭…あたっ…頭使う暇ないぞ)
過去を思い出す鼓鬼・響凱。書くのを咎められ、バカにされ「趣味の鼓でも叩いてれば?」と言われ原稿を踏みつけられる過去の響凱。
鼓鬼・響凱「消えろ 虫けら共!!」
鼓鬼・響凱「尚速 鼓打ち」
鼓を叩くスピードを更に上げる鼓鬼・響凱。
部屋の棚から紙が飛び出し、炭治郎が着地しようとしているところに落ちる。
炭治郎は紙を踏まずに着地。その着地の仕方で怪我が痛まない体の動かし方、呼吸の仕方のコツを掴む炭治郎。
攻撃に転じる炭治郎(全集中 水の呼吸 玖ノ型 水流飛沫・乱)
動作中の着地時間・着地面積を最小限にする玖ノ型は足場の悪い所での戦いに適しており、回転する部屋に相応しい技。
鼓鬼との距離を詰める炭治郎(見えた!! 隙の糸!!)
炭治郎「君の血鬼術は凄かった!!」鼓鬼の首を刎ねる炭治郎。
首を落とされた鼓鬼「小僧… 答えろ… 小生の… 血鬼術は… 凄いか…」
炭治郎「…凄かった。でも、人を殺したことは許さない」
崩れていく鼓鬼「…そうか」
炭治郎は鼓鬼の体部分に短刀を投げ刺し、鼓鬼の血を短刀(愈史郎作)に吸わせる。
そこに珠世の使い猫が現れ、鼓鬼の血を吸った短刀を珠世の元へ送るために猫に預ける。(これは珠世が『鬼から人へ戻す治療薬』を作るため)
炭治郎は子供達と合流。屋敷の外へ。
屋敷の外で禰豆子の入った箱を守る善逸がイノシシ男に蹴られている。
イノシシ男「刀を抜いて戦え この弱味噌が!!」
外に出てきた炭治郎に向かって話す傷だらけの善逸「炭治郎… 俺… 守ったよ… お前が… これ… 命より大事なものだって… 言ってたから…」
感想
鼓の舞の攻撃に対して己を鼓舞して戦う炭治郎。それなのに気合いでは駄目だという結果にw
鼓鬼・響凱は最期に認めてもらえて良かったねぇ。炭治郎に「君の血鬼術は凄かった!!」と言われたときの「認めてくれた」っていう目が良いね。黒目が無くて目は真っ赤だけど! 人を殺したことは許せないけど認められて満足した表情は良かったな!!許せないけど!!
箱を囮にして逃げましょう!! 冗談です!!
結婚できるまでお前が守れと無茶苦茶言って恥を晒していた善逸やるぅ! 炭治郎が言った「あれは俺の命より大切なものなのに…」をちゃんと聞いていて、箱を置いていかず逃げずに守るなんて! もしかして善逸も長男なのか!? ボロボロになっても守り抜いたのはカッコイイ!いやこれは…かなりカッコイイ!! だけど善逸が箱の中身を知れば「守ったんだから結婚してくれ」と頼みそうだけどねぇ… そしてイノシシ男は強いヤツと戦うのが目的か? 抵抗をしない善逸を蹴るだけで斬りつけていないのはその表れか。「猪突猛進猪突猛進」と言いながらもちゃんと相手を見てるなぁ。