ベクターボールのおおまかなあらすじ
思念体というのがパズルを解いた人間に乗っ取り、人間界に侵略しようとしていた。
思念体がその侵略の土台にしていた高校に通う米炊おかかがパズルの一つであるベクターボールを解き、巻き込まれていく…という話。
43話「スケールの違う男、英茶火勇(えいさ ほいさ)」
強敵を退け、人間界への入り口をその場しのぎなものの、塞いだおかか達。
その強敵を退けられたのはおかかの同級生の英茶火勇のお陰だった。
英茶火勇が思念体の能力を持っていたことを知ったおかかは英茶を観察する。
英茶のことは中学のときから知っていたおかかが見ても今までと変わらない。
思念体が入れば意識は乗っ取られて、思念体の操り人形と化してしまうはずだったのに。
直接英茶に問いただす事にしたおかか。
英茶は語りだす。
おかかのベクターボールを見ていた英茶は、以前にそれに似たパズルを見つけて解いていた。
パズルを説いたら鐘の音が鳴って、化け物が降りてきた。
化け物を見て、恐れおののいた英茶は…
正直に言おう。このページをめくるのが怖かった。次のコマを見るのが怖かった。
第40話「父」
強敵のノーマンをなんとか動けなくして弱点であるコアを潰そうとした時、ノーマンが力づくで脱出しようとして拘束がとれそうになった。この拘束から脱出されたらおかか達は負けてしまう。そんなピンチの場面で思念体だが味方になった三条が「お父さんもう辞めて!! あなたの娘よ!!! おとなしく降伏して!!」と言い出す。
それを聞き、動きを止めるノーマン。ノーマンが「本当の娘なのか?」と聞いた次のページ。
三条「ウソよ」ノーマン「くそったれー!!!」 ノーマンのコアが潰すことに成功したというのがあった。
ここでこんな嘘つくのかよ!と そんな展開ありかよ!!と。しかも恐ろしいのはこの回のサブタイトルが読者も騙す気満々の「父」。こんなサブタイトルつけられたら親子だと思っちゃっただろ! ノーマンが「くそったれー」と叫んで消えていったが読んでいるほうも「はあああああ!?」だったよ!! まさに度肝を抜かれた。
この回もヤバかったが今回も…
43話「スケールの違う男、英茶火勇(えいさ ほいさ)」の続き
化け物が降りてきてそれを見た英茶がとった行動とは…
英茶「イカに似てたから喰った」
イカに似てるだけで喰うのかよ!
わけわからん!!
マジでスケールが違い過ぎる!!
英茶がイカ焼き食って登校してた場面あったけど!
それが伏線だったなんて…
それを聞いたおかかの反応が
(さすがこいつはオレが一目置いている男だ)
思念体が喰える事が分かったおかか。
魑魅くんを呼び出す。
おかか「今度美味しいものを食べに行かないかい?」
魑魅くん「そいつは楽しみでございますな」
地面に置かれた、既に解かれたキューブ。
空が暗くなりカニ型の思念体が降りてくる。
英茶のスケールの違う男だったがおかかもスケールが違いすぎる!!
英茶火勇と魑魅くんの驚き方「デュオオオオオー!!」ってのはなんだよ!!!
ブス50連滝やブス大銀河とかの忍法が使える魑魅くんが思念体の力を得たら最強になってしまうんじゃ… おかかの味方にはまだ力を見せていない木登り部とかもいるんだよなぁ。こんな滅茶苦茶な人間相手に思念体達は勝てるのか? 敵の思念体のほうが心配になってきた…