陰陽トーナメント第5試合
芝原剛盛 対 上杉均
芝原は、上杉が出した完全な煉獄に嵌まるがなんとか抜け出した。抜け出した直後、上杉は金剛を試し打ちするが不発。
後に伝説といわれる試合
あらすじ
金剛を打ってみた上杉(強く打つだけでは入らないのか…)そして金剛を見た芝原が、佐藤十兵衛・入江文学・入江無一と金剛の使い手の名を挙げたが、梶原の名は上がらなかったことから、上杉は金剛は富田流の技だと推測する。
一方、芝原は煉獄を学ぼうとしていた(煉獄は5手区切り。6手目の繋ぎが遅く、脱出の隙ができた。5手を打っている最中に6手目以降の技を決めておいたほうが間違いない。連打を続ける事に意味がある。ダメージを蓄積させるための技を割り切るべきだ)
そこで上杉の呼吸の違和感に気づく芝原(なぜ上杉は息を切らしていない? むしろ煉獄を打つ前のほうが呼吸が早かった。疲労がある事を隠すために荒い息遣いにならないようにしていると考えられないか。上杉は煉獄を選ばずに…一発で終わる未完成な金剛を選んだ。コイツはアバラが折れているのに構わず動いてきた。自身で削っていた。上杉の体力の限界は近い)
芝原は攻めに転じる。
芝原が出した横蹴りに対して、まっすぐ後ろに下がる上杉。
ロープにもたれかかる上杉に向かっていく芝原。
上杉は防御やかわすだけでコーナーに追い詰められる。
格闘家相手に
合気の技を活かす
『付属技術』が必要だ
それが合気拳法
向かってくる芝原にカウンターを狙った上杉だが、読まれていて天秤投げでマットに押し付けられる。
仰向けになった上杉の顔面に、芝原は鉄槌を落とす。
関修一郎「合気と総合を混ぜたような戦い方…」
三代川のセコンドの奥谷将明「ウチらの戦い方に近いかな」
入江文学「対格闘家用合気道」
鉄槌を繰り返す芝原(対山本陸用合気道 対新道塾用合気道 田島、お前の基準でも合気が最強だ!!!)
誰もが上杉の敗北を確信した
上杉の強さを知る者さえ
―――確信した
誰もが
誰もが
確信した
しかし上杉の敗北を認めない者が
この地上に2人だけいる
1人は上杉の一番弟子
橋口信
もう一人は―――
場面が代わり、テレビでアンダーグラウンドのMCと試合を見ている男。
MC「さっさとタオルを投げろ○ぬぞ」
男「命懸けの戦いをしているのに○ぬ心配をするヤツがいるとはな」
MC「教えといてやるよルーキー。奇跡を信じて長生きしたヤツはいないぜ」
男「都合のいい奇跡など信じないが上杉は立つ。知っているからな。上杉は俺の一番弟子だ」
もう一人は―――
上杉の唯一無二の師
山本陸
アンダーグラウンドのMCからルーキーと呼ばれた男は山本陸だった。
感想
帰ってきた
喧嘩稼業が帰ってきた
木多康昭が帰ってきた!!!
おやすみを終えて帰ってきた!!!
完全な煉獄の解禁を描いた後、完全な休載の解禁を披露しだしたかと思ったじゃねーか! ほら~京都あたりでは「あの漫画、なんて名前の漫画どした? 休暇稼業どした~? あんさん知っとりますぅ~?」「いややわぁ姉さん。休暇過剰とか言うとりましたわ~」とか嫌味を言われているところだぞ!
木多康昭「なんだ?
不満か」
「先生なら1年 休むと思っていました」
木多康昭「ムチャ言うな
…あんなもんだよ」
スピード
パワー
テクニック
休載への
絶対的な固執
すべてをゴシップイジリに持っていく男
木多康昭が
ヤンマガに帰ってくる!!!
本気と
イジリを混ぜたような描き方…
ウチの書き方に近いかな
相変わらず観客には実在の人物らしき人が…
右の3人は交通事故を起こしたトリオじゃねーか!
左は上○恵美子を怒らせたやつらか?
漫画は書かなくともテレビやネットを見る時間はあったようだな
えみちゃんが本気になっている
いつもおちゃらけている
このおばさんが
M1の事になると
いつも感情を隠そうとする
と○サーモンが
画面いっぱいにアップになると
えみちゃんの左腕がわずかに動いた
右手
両手
右手
左手
――――煉獄
えみちゃんは
とろ○ーモンに煉獄を打っている
井の中の蛙が
大海に出る事に
備えていた
里見(上杉さんの敗因は―――俺が作ってしまったかな)
まるでこの試合は自分の手の内みたいな態度! 井の中の蛙だったが、大海に出て修行したはずなのに!! 全方向に対して上からの態度。試合に備えていろいろ備えてきたが、カブト戦に対しては今の所備えている描写は無い。喧嘩は強いようだが、「よ~いドン」で始まる試合ではどうかな?
四谷怪談の顔を持つ兄ちゃああん!!
場違い感ハンパない兄ちゃんの
目を覚まさしてくんろぉ!!
失礼ですが
何をなされているのですか?
上杉が鉄槌を喰らいまくって、見ている者が「決着がついた」と確信しているシーン。
お前ら審判だろーが! 敗北を確信したら止めろよ。ただの観客じゃねーか!
お前は1秒でも多く
陰陽トーナメントの試合を
見ておきたいんじゃないのか?
熊を素手で倒す者が
大海に挑んでいたら
先生は戦いますか?
このシロタの後任のMCは
この後にヨシフ対ライガーをやって、ハゲに総取りされたが、責任をとらされたんだろうか? シロタの時は運営側が櫻井を失う事の責任をとらされたが、ハゲ対ライガーは客が損しただけだしいいのか?
お前、ブサイクでも
強がっているフリをしてるけど
MCやるたびに
大穴に勝たれてんじゃねーよ
そしてこのMCと試合を見ていたのが山本陸。
くつろいでいるんじゃねー
お前の家かよ
山本陸と名前が出てなければ誰か分からなかったじゃねーか! 前の口元だけが写ったコマでは、まさかのカワタクかと思ったぞ。MCからルーキーって呼ばれているから、アンダーグラウンドで戦っているルーキーってことだろ? 片目で戦う方法、技を学ぶためにアンダーグラウンドで戦っているのか。田島に不意打ちで襲われたから色んなシチュエーションでの戦いに備えているのか? そういえば山本陸は櫻井の兄弟子にあたる。弟弟子の腹違いの弟に目を潰されて、アンダーグラウンドに辿り着いたのも運命か? 熊をも倒す男が大海に出ていた。己(片目)を知り、牙を研ぎ続ける達人はここにも居た。
まだ正体を明かす事さえ許さないのか―――
とんでもない
とんでもない
とんでもない
とんでもない焦らし野郎が現れた!!!!!
タン・チュンチェンの横にいた謎の人物も山本陸だったのか? 十兵衛と石橋の戦いの時、煉獄を見たのに「この連打は1つの技のようだな」と言ったのはすっとぼけていたのか?
いや、陰陽トーナメント第3試合もタンの横で見ている。
山本陸とは別の人物だ。
コイツ… ベツ者じゃねーか
いつになったらコイツの正体は分かるんだ? いつまで透明人間的に扱わなきゃいけないんだ?
これって異文化の
ちょっとした交流じゃねーか?
富田流に煉獄を使われたが、今度は新道塾が金剛を使おうとしている。無一と上杉の戦いでお互いの技が知られる、梶原との戦いでは金剛を盗まれた。こうやって流派は進化していくんだな。そういえば第4試合はお互い相撲の技、キックボクシングの技、流派に固執して生まれ持ったパワーで補う二人の戦いだった。今回の第5試合は知恵を活かして他流の技でも取り込んで戦う二人。第4試合の二人だと、石橋が言っていたように突出した個人で最強の格闘技が決まってしまう。最強の格闘技を決めるためには、自分の流派を活かすために他流派を取り込む者の試合のほうがいいんじゃねーか?
上杉が逃げたのは策があるかと思ったら策無しかよ! 息が切れていなかったのは、煉獄中の呼吸のやり方があるんじゃねーのか? 無一に煉獄をやった時も無限のスタミナを見せたから特殊な呼吸法があるんじゃないのかと思ってたら空威張りかよ。煉獄を覚えたら、煉獄をすぐに出す。金剛を覚えたらすぐに出す。そういえば上杉が中学の時、山本陸の弟に対して覚えたての空手の技を使っていた。このおっさん、何も考えてねーんじゃねえのか?
考えて対策を練る芝原剛盛と、考えずにとりあえずやってみる上杉均。考えて取り込む芝原剛盛、とりあえずやってみて取り込んでいく上杉均。やり方は違えど、どちらも進化を続けている。伝説の二人の対比? でもこの漫画は基本的に頭がいいヤツが強い。それなら上杉に勝ち目はなさそうだが… それにボコられまくってこっから逆転できるのか?
やぁ ヒゲじい 元気?
―――なわけないか?
鉄槌をたくさん喰らったもんな
あと1分ぐらいはもつの?
これって異文化の
ちょっとした勾留じゃねーか?
巻末コメントが
「東京オリンピックが終わるまで逃げるつもりでした・・・・・捕まりました。」
ゴーンゴーンと除夜の鐘がなっても掲載されないと思ってたら、2020年まで逃げようとしてたのか? もしかしてI○Cの竹○会長が逮捕されることの影響で東京オリンピックが中止なんてことになっていれば、掲載が来なかったかもしれないのか? カタカタ… 担当さん、捕まえてくれてありがとう。 それにしても今回は「拡大版26ページ」とか言ってるけど、どんだけ休んだんだよ。去年の39号からずっと休んでるじゃねーか!
『今回の増ページは
キツかったっす!』
って糞うぜえよ!!
26Pで満足すると思うのかよ! それでもプロかよ!!!
こうやって毎回面白いから、合間が空いても許してしまう… さらに増ページなんて… プロ中のプロなんじゃねーのか?
担当「『合間』を使い
『付加価値』を書かす」