みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

彼岸島

【彼岸島48日後…】203話「暇つぶし」ちくしょう アマルガムの安売りが半端ねェ!

投稿日:

景品にされてしまった勝次を取り返すべく、明は変装して武闘会に参加。
しかしその武闘会には姑獲鳥も参戦していた!

スポンサードリンク

あらすじ

姑獲鳥が登場し、会場は沸く。

姑獲鳥の対戦相手が登場する。

ユカポン「何 あの対戦相手!!」

鮫島「でけェ… アイツもアマルガムか… アマルガム対アマルガム。信じられねェカードだな」

姑獲鳥の対戦相手は、姑獲鳥より大きく、鎌を持っていて、胸には4つの頭が付いた姿だった。
アマルガム
姑獲鳥の対戦相手「何しに来た。雅様の息子よ。まさかお前、賞品の九州が欲しいわけでもあるまい」

姑獲鳥「少しは強者が現れるかと期待したが、お前では物足らんな」

対戦相手「ハッ 相変わらず強い奴と戦う事以外、頭にないようだな」

姑獲鳥「まァ… 暇つぶしには なるかもしれん」

対戦相手は持っている鎌を振り回すが、姑獲鳥は避けて相手に噛み付く。
アマルガム
対戦相手「胸がァ!! 胸の頭が一つ喰われたァ!!」

姑獲鳥「残り四つか。すべて喰って殺す」

その宣言通り、姑獲鳥は対戦相手の頭を全て食べてしまう。

姑獲鳥「フン なんてまずい頭だ」

姑獲鳥が、残った身体を会場の壁に叩きつける。

姑獲鳥の強さを見て、会場は再び沸く。

鮫島「マジかよ… 同じアマルガムをあっさり倒しやがった。やはり姑獲鳥は容赦なくクソ強ェ…」

鮫島「しかしやべェな… 明知らねェだろな。なんとか姑獲鳥が出ている事を知らせねェと」

ネズミ「そうだよ!! 早く教えてあげないと!! そしてこんな大会棄権して逃げるんだ。明さんは一回アイツに負けてんだもの。勝てるわけないよ!! 殺されちゃうよ!!」

明が控室から会場のベンチに出てきた。

鮫島「いいぞ!! 明が出て来た!! あまりの歓声に様子を見に来たのか!!」

明は姑獲鳥に気づく。そして仕込み刀を仕込まれている義手を左手で握る。
義手
鮫島「マジか。アイツ右手の仕込み刀を抜く気か!? 耐えてくれ明。こんな所で抜いたらお前の正体がバレちまう!」

試合が終わった姑獲鳥は、明がいるベンチに近づいてきた。

感想

大丈夫だ
インフレごとき
何度来ようと
蹴散らしたるわ

姑獲鳥の対戦相手もアマルガムで、アマルガム対アマルガムに! アマルガムのバーゲンセールじゃねェか!! 吸血鬼どころか邪鬼も雑魚扱いにされちまう場面もあったが、とうとうアマルガムも雑魚扱いになっちまう時が来ちまった! アマルガム中のアマルガムの姑獲鳥を倒すために、明も強くならなければいけねェが、パワーアップすることなくここに来ちまった… 姑獲鳥戦は不意打ちではなく、真正面から戦って負けちまったし… 明は姑獲鳥に負けてから、クソ喰い爺に苦戦しつつ倒したぐらいで前戦からなんにも変わってねェんだが… 勝てる秘策はあるのかァ?

こんな事もあろうかと
師匠の血だけは
ずっと持ち歩いてたんだ
最高のアマルガムを作ってやるよ

そもそも雅の息子は、数万人の吸血鬼をアマルガムにしようとして、破裂しなかった数百体が戦って生き残った5人が雅の息子と呼ばれるようになっちまったんだが、さらにほかにもアマルガムは居るっていうのかァ? 師匠の血はそんなに余っていたのかァ? それとも、人間の血を吸わなくても邪鬼にならねェ研究の過程で、アマルガムを生み出す方法でも見つけたのかァ?

ちゃんと覚えておるのか?
自分がした話を

姑獲鳥の対戦相手が「姑獲鳥は強い奴と戦うこと以外頭にない」。
ハ そういうことか! 人質の勝次のことを忘れちまっていたのは、言葉そのままに戦う以外は忘れちまうということか! それを証拠に「なんて まずい頭だ」と言いながらも4回もオカワリしてやがる!
姑獲鳥

コイツが姑獲鳥
見ての通り
暇つぶしと言いながら
人質の様子を見る暇は無い奴だ

暇なら勝次の様子を見に行けよちくしょう! 今は景品になっちまったじゃねェか!

姑獲鳥

姑獲鳥様ァ!!
上野で再戦を誓った事に気づいてくだされ
姑獲鳥様!!

まともな頭が一つもいない
こんなんで雅の息子とやらに
ちゃんと立ち向かえるのやら

姑獲鳥の対戦相手
アマルガム
なんだコイツ、悪魔なのか力士なのかわからねェ! でもコイツは吸血鬼達からは別に容姿を責められてねェ。斧神は容姿が見にくいからと雅から貰ったヤギの被り物をしていたんだが… コイツも気持ち悪くねェか? 吸血鬼達の審美眼がわからねェ。

最初の攻撃、持っている鎌で足付近を薙ぎ払う!
アマルガム
最後の攻撃、持っている鎌で足付近を薙ぎ払う!!

コイツ、ワンパターンじゃねェか!

この攻撃が
擬音まで同じだからちくしょう!!

アマルガムは何かしらの能力を持っているんじゃねェのかよ。頭が余分に4つあるのが能力なのか? それなのに同じ攻撃をするだけなのかァ? アマルガム対アマルガムで信じられねェカードだが、コイツの持っているカードは1枚で、切り札なんてもってやしねェ!

ぴったりじゃないか
このまずい頭で
まずい作戦
そして結果はまずい結果だ

左吉を気遣う
ユカポンの優しさが溢れてるから
ちくしょう!

観戦している鮫島達。
鮫島
ユカポンはこんな状況でも左吉を安心させようと手を肩にかけるなんて。デブには嫌な思い出があるはずなのに優しいなァ…って同じポーズじゃねェか!

この4人が
同じ構図だからちくしょう!

ンだよ このクソ茶番

姑獲鳥が明に近づいてきたが… 仕込み刀を出さなくても、この義手の右手を見たら明だと気づくんじゃねェのか?
義手
吸血鬼で義手してる奴なんているのかァ? しかも武闘会本戦にでるほどの強さで、明と同じ右手が義手の男なんて偶然いるわけがねェ。さすがの姑獲鳥も気づくはずでは…

やめんか
バレない訳があるんじゃ

ハ そうか! コイツは戦うこと以外は覚えてねェ! 義手を見られてもバレねェんじゃねェのか?

それに、姑獲鳥は目を見れば強さは分かると言っていたが…
姑獲鳥
明は狐の仮面を被っているからバレねェ! 完璧だ!明の作戦完璧だ!! 明が我慢すればバレねえんじゃねェのか? それに明もわざわざ変装したんだし、目的は勝次の救出だからここで手を出したりはしねェはずだが… ここで引っ張る必要あったのか?

先生ェ「すまない
ちょっと週跨ぎの引っ張りがほしくて」

スポンサードリンク スポンサードリンク

-彼岸島
-,


  1. 匿名 より:

    かませアマルガムの攻撃、これじゃあ鎌の刃がキョロちゃんに向いてませんよ…

  2. まさの息子乃息子 より:

    いつも思うけど記事死ぬほど面白いWW
    カードのくだり死ぬほど笑ったW
    よくこんなしやれた記事書けるわW
    俺がYMの編集だったらマジでこれ公式のサイトにするわW
    だって俺この記事読んで書店にヤンマガ買いに走ったもんW
    もう公報だよW

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【彼岸島48日後…】87話「ススキ」邪鬼戦だ!邪鬼を倒したのにまた邪鬼戦だ!!

鮫島の弟・精二を助けるため、金剛を倒すため、亡者になった吉川の案内で吸血鬼のアジトを目指す明達。   スポンサードリンク スポンサードリンク

明の母親

【彼岸島48日後…】416話「呪い」あの出番が少なかった母さんが こんなにインパクトを残すなんて

仲間と逸れた明と小春は、太陽様と呼ばれるアマルガムが牛耳る集落にたどり着いた。そこには明の母親が居たが、吸血鬼になっており、さらには太陽様に過去の記憶を消されてしまっていた。再会しても何も覚えていない …

雅

【彼岸島48日後…】163話「興味」喰い付くぞ!! コイツ、興味を持ったら超喰い付くぞ!!

明が高熱で倒れ、その間の食料を調達するために東京の地上に出た鮫島兄弟。そこで偶然、雅と出会い、鮫島は明のため雅の居場所を探るために尾行することに。公園で雅の周りに多くの吸血鬼が集まっていた。傍に隠れな …

no image

【彼岸島48日後】93話「正面」最悪な引き伸ばしがヤンマガに載ってた 読まないほうがいい

金剛のアジトを目指す明、鮫島、吉川、勝次、ネズミ。 亡者になった吉川の案内で大涌谷からロープウェイでアジトを目指す。 その道中に邪鬼のエテ公が追いかけてきた。   スポンサードリンク スポン …

十条二尉

【彼岸島48日後…】232話「降下」この深い穴に入る作戦が浅いからちくしょう!!

国会議事堂を雅の息子・蟲の王から奪還するために自衛隊は明達と手を組むことに。怪我した左吉を置いて、自衛隊の作戦通り、国会議事堂へつながるトンネルへとたどり着いた。 民間人にネタバレなどありえない事だが …