陰陽トーナメント
第5試合
芝原剛盛 対 上杉均
壮絶な戦いの末、上杉が金剛を決めて芝原は倒れた。しかし蓄積したダメージで上杉も倒れ、両者ノックダウンの状況になってしまった。
あらすじ
控室
それぞれの控室では…
十兵衛は「俺の優勝が見えてきた。関はなんとかなる」と言い、文学は騒ぎ出す。
後藤医師は気絶した芝原を見て何かに気づき、試合会場へ向かう。
試合状の二人同様、審判も動かず…
十兵衛は向かいの控室の後藤医師がいないことに気づき、
文学を外に誘う「文さん、ちょっと出ようか」
十兵衛は道中、里見から連絡を受ける。そしてAEDのところに来た。
試合会場
二人は倒れていたが、上杉が目を覚ました。
なんとか立ち上がり、何度か倒れながらも芝原のコーナーまでたどり着く。
セコンドの芝原佑「間違っている。お前のコーナーは反対だ」
上杉「こっち…で…いい。タオルを投げろ」
芝原佑「お前はボロボロ。親父が気絶から覚め、立ち上がれば逆転だ」
上杉「気絶から覚めて… 立ち上がる事はない… 心室細動を起こしている。動かない審判の判定を待って処置が遅れれば死ぬ」
芝原佑「陰陽トーナメントで敵の言葉を信じろというのか?」
上杉は説得する「すでに負けているのに何が名誉だ」「助けられた親父の命を奪ったと一生背負う事になるぞ」「芝原にとっても合気道にとってもこの試合の攻防は転換点となったはずだ。もう一段上にいくためには合気道にもお前にも芝原剛盛の余命は必要だ」
芝原佑「それを言うために… 親父を助けるために立ち上がったのか?」
上杉「そうだ。俺をあまいと思うなら笑え」
芝原佑は父親の芝原剛盛が言っていた「上杉の弱点は情だ」は見誤っていた事に気づいた。
芝原佑「上杉さん。いつか俺と…もう一段強くなった合気道と いつか戦ってくれますか?」
上杉「ああ… いいぜ」
芝原佑は上杉の情は弱さではなく、情の深さは強さだと理解し、タオルを投げ入れた。
1回戦 第5試合
勝者 フルコンタクト空手 上杉均
感想
よ、ようやく第5試合が終わった… 第5試合のゴングが鳴ったのはヤンマガ2018年21,22合併号の89話。そして今回の決着付いた99話は2019年35号。1年以上かかった…
富田流は
こういうじゃれ合い方をする
ここまでやる
控室ではまだ金隆山が倒れた情報は入っていないか。でも十兵衛は金隆山に勝てる勝てる可能性あるのか?
さ…佐藤さん…アンタまさか…
師匠が死んでも
腕の一本も折ってくれれば
ラッキーと思っているんじゃ…
金隆山が試合に出れないと知った時の師弟の逆転劇を早く見て―。
「高野君、フルーツ」と言われれば頭を下げてフルーツを差し出す高野くん。高野くんは元新道塾なのに上杉が立ち上がるかどうかは気にならないのか? それよりも十兵衛への忠誠心のほうが強いのか? それよりも気になるのは…
さりげなく高野君と呼んでいる! 高野くんと仲良くなってるのか?
入江文学「前略父さん…
僕は今、やり○ンの友達が出来たわけで…」
入江無一「という事はつまり
入江家として女の落とし方を」
入江文学「パクります」
そして「アー・イェー オー・イェー 俺入江」って上手いこと最新の芸能情報をパクリやがって… 観客の中にさりげなく吉○の社長の顔を描いたりよー。お前、漫画を描くのを嫌がっているフリをしてるけど、載せるたびにゴシップ絡めてんじゃね―よ。
多種いる入江が
ルール無しでコネを作った時…
表だけではなく…
芸人あり
モデルあり
反社会的ありの
『入江だけ』がコネを作った時
最多のコネを持つ入江は誰か!?
今現在 入江文学の縁談は決まっていない
十兵衛の「関はなんとかなるさ」は自由に動かせるラジコンこと、川上ドラゴンを使うのか? 本当に恐ろしい殺人マシーンへと成長しつつあるぞ。
そしてその片鱗が… 十兵衛は屍を使い、「屍だ」のセリフも借り、さらにAEDで何かをしようというのか? もう梶原柳剛流じゃあないかあ
あんたこんなところにいないで
デパートで良く切れる包丁で
ツバメを斬っているべき人材なんじゃねーの
後藤医師の薬も手に入れたのか?
そしてAEDに向かう道中に里見賢治から連絡が入ってるな。これは上杉が田島と闘えない状態で試合を終えた場合になっているから、カブト戦直後に里見が田島の目を潰す計画に移行したので、アリをもう少し寝かしといてくれという連絡か?
運営初体験で
ワンデートーナメントって
どんな大人の階段の
登り方だよ
それにしても田島は「アリ、帰ってこねーな」とか思わないのか? もしかして櫻井のところに行ったのではとか脳裏をよぎらないのか?
そういえばアリは
田島彬と櫻井裕章どっちが好きなんだ?
腹違いの兄弟を選ぶ質問にアリは答えませんでした
そうです!
アリはどちらも好きすぎて選ぶ事が出来なかったのです
しかし我々はアリの願いを叶えてあげたい
最後の願いになるかもしれないのだから…
憧れは櫻井 師匠は田島
種を残せない御殿手の最強遺伝子を受け継ぐ猛獣…
アリ!!!!!
アリは今頃そんな夢を見ているのかなぁ…
このトーナメントに審判がいる意味あるのか? 上杉が言う通り、これまでも誰が見ても決着というときにしか手を挙げない。今回なんて上杉が相手のセコンドと話をしてタオルを投げさせたんだから、事情を知らない観客からしたら裏取引でもあったんじゃねーのか?と不満が上がらないのか? それに金隆山が倒れたことが明るみになれば医療体制の不備を指摘されて… 毒を使った者がいると世間にバレたらどうなるか…
田島が言った、日本で倒すべき相手。 入江無一は息子の文学が代役になりそうだが… 山本陸はトーナメントにいないし、芝原剛盛は敗退。そして衆前で倒したかった櫻井裕章も敗退… もう田島くんはトーナメントをやるモチベーションは無くなってるんじゃないですかね?
田島彬「1回戦を半分過ぎたばかりだった俺が
その時思った事はシンプルだった
本気で辞めたい」
上杉か里見が田島の目を潰したらトーナメント止めるんじゃねーのか?
タオルは投げても
喧嘩王は売られた喧嘩は買えよ
第5試合は看板を背負っている者同士の戦いだった。
試合の終了を決めたのは看板をこれから背負おうとしている者。
上杉との試合で進化した合気を芝原剛盛から受け継ぎ、
上杉均から学んだ情の深さを知り、
芝原佑は心身ともに強者になるだろう。
上杉の気持ちに応えたことで
芝原の息子の情の深さは証明された。
低めにみて
30%ぐらいの確率で
終わらないでしょ
でも芝原佑が戦うのはいつになるんだ? できれば今回の陰陽トーナメントは文さん世代の戦い。そして次の戦いがあれば十兵衛や高野君、芝原佑や成長した”かっちゃん”こと会田勝彦などの若い世代が戦う大会になればいいんだが… 陰陽トーナメントが第4試合ぐらいまでは1年で2試合ぐらい進むかと思ってたが、第5試合が1年以上かかってしまった… トーナメントの終わりが見えない… サボってないと言うが…隕石を止める闇営業なんてあるわけねえじゃねーか!
読者にとっても
ヤンマガ編集部にとっても
この試合の長さは転換点となったはずだ
それでもお前は
陰陽トーナメントの全てを
見続けると言い切れるのか?
お前だって分かっているんだろ?
もう2回戦上にいくためには
読者にも
作者にも
余命は必要だ
木多の遅筆は描きたくないのではない
木多の執筆の根源はゴシップいじりだ
他者をイジる気持ちが木多を動かす
木多康昭はゴシップ記事を読んでいるから遅い
作者はタオルは投げんなよ!
佐藤は芝原の部屋のドアの電子ロックをAEDの高圧電流で解除して、薬を盗むんでしょうね
休載が長過ぎて金剛山が倒れてた事なんてさっぱり忘れてました。
失礼。
金剛山→金隆山でした
筆者さんのセンスがありすぎて辛い…