彼岸島のシリーズ累計売上が1000万部を突破したということで…松本光司先生ェと、スピンオフ漫画「彼、岸島」の作者・佐世保太郎先生の対談が実現!!
『彼岸島』シリーズ1000万部突破記念! 松本光司×佐世保太郎SPインタビュー!! 第1回「『彼岸島』制作秘話」
松本光司先生ェの顔を初めて拝見したが…
カッコイイ! 思ってた以上にカッコイイ!!
エッセイマンガから推測するとアラフィフなのに! 顔を出したら新たに女性ファンがつくんじゃねェのか? そして彼岸島を読んじまって「ンだよこのクソ漫画!」ってなりそうで怖ェが… でも広瀬アリスさんが読んでいるってことは…案外女性からも受け入れられんのかァ? どっかのキングダムを築いた人がこじ○りを落としたように、先生ェは広瀬アリスをゲット出来ちまうんじゃねェのか?
松本光司先生「ゾンビは知能がないので敵ボスとかが作りにくい。じゃあ吸血鬼だったらいんじゃないか、ということでゾンビっぽい吸血鬼漫画、『彼岸島』となりました。」
この漫画の敵ボスは知能があったのか!
ひいいいいいい! ラスボスで人間より長生きしているはずなのに! 人間並の知能があるとは思えねェ!!
佐世保太郎先生「実はスピンオフのお話をいただくまで手に取ったことがなかったので、この機会に一気に読ませていただきました。」
へ? スピンオフの仕事の話が来るまで読んだことがなかったのかよ!! 手に取ったことすらなかった!! やべェ! 最近一気読みした読者にイジられちまってる!! しかも十年以上前に書いた事で! 先生ェはそれでも怒りもしねェ。なんて懐の深いお方なんだ。
お気に入りのキャラを聞かれ
松本光司先生「みんな好きですよ。隊長もネズミもあごあごも(笑)。自分的に一番手応えがあったのは、キャラというか邪鬼ですけど、姫ですかね。」
あごあごを覚えていた!
こんなキャラデザを考えたら忘れるわけがねェ!
でも「にったん」は新田からついたアダ名かァ? 過去に新田というキャラがいたのに被っちまうが… 好きだけど覚えてはねェのか? 『彼岸島48日後…』でのJOSCO編で岩田健太というキャラを出し、次の大阪編で岩田というリーダーを出してきたので記憶力はねェようだが…
そしてお気に入りの邪鬼は『姫』! だから1000万部突破の扉絵に姫が描かれていたのか! 作品内でも一度逃れたと思ったら再登場したからなァ。さらに剥製としてまで登場しちまって。でもキャラはみんな好きと言っておきながら、邪鬼の太郎が『彼岸島』の31巻で剥製として登場した後、『彼岸島 最後の47日間』で12巻で生き生きと再登場したのは…キャラは好きでも事の顛末を覚えてねェのか?
キャラクターを考える時を聞かれ
松本光司先生「できたときは何だか急に冷めて、とにかく恥ずかしくなって、編集に本気で馬鹿にされるのを覚悟します(笑)。不思議と経験上、自分が恥ずかしいものほどみんなの反応がいいので、それを言い訳に「このデザインで大丈夫」って言い聞かせて描いてます。」
邪鬼のデザインは悩むが、担当編集とはポンの時ぐらいで、全く揉めたことがない! 編集もあの邪鬼達のデザインが気に入っているというのか! 彼岸島のドラマ化が進行していた時に、ヤンマガ連載時は下品な邪鬼・エテ公が登場していた時期だったが、止めなかったのか? 担当も狂ってやがる!
松本光司先生「このままポンを描かないでいると、どうでもいいキャラクターのまま読者が忘れてしまう。ここでポンの最後をしっかり描いて、読者に彼の生き様を伝えたい。これが作者としてポンにしてやれる最良のことだ」と、押し切りました。
亡者になっちまった状態でポンが再登場したのは先生ェが編集の反対を押し切って描いた。これは再登場して良かった。ポンにキャラとしてのケジメがついたし、明の成長にも繋がったし。キャラに対してこういう考えをしているなら、彼岸島に残っている加藤もほったらかしにせずに再び登場すんのかァ?
読者への伝え方を語る
松本光司先生「自分の片腕が化け物化してしまった勝次が倒れているシーンを描いたのですが、読者が本当に凹んで絶望されたら困るんです。そんな漫画は描きたくないし、そう思われたら失敗です。
自分としては「ショック!! なんてこった!! ああどうなんの勝次!! 次読みてぇ!!」みたいに、結果的にワクワクしてほしい」
勝次の腕が変異しちまった時、読者には本当に凹んで絶望されたら困る?
あの時、こっちは絶望しちまったじゃねェか! もう助からねェと思っちまった!
でも先生ェの「読者が絶望されたら困る」っていう優しさ。その思いはこのマンガの根底にはしっかりと根づいているのは感じるなァ。絶望感があった場面というと鮫島の弟・精二の最期。だけどあれはラスボスである雅の恐ろしさを表現するために必要だったと言えるのか?
松本光司先生「デビューの頃からですかね、僕は一番の読者に「高校生の頃の自分」を想定することにしました。一番漫画に飢えていて多感だった頃の自分に、「この漫画面白いなぁ」って言わせたいんですよ。そしたらあの頃憧れてた様々な漫画家に、少しは近づけた気がするでしょ(笑)。」
高校生の頃の自分を喜ばせるために…クソ喰い爺というキャラを作り出す!! 高校生の頃の自分を喜ばせるために…ウ○コを投げつけてくる邪鬼・義昭を作り出す!! 高校生の頃の自分を喜ばせるために…エテ公に匂いで気付かれないように人のウ○コを顔面に塗りたくる展開!! ひいいいいいい!! 先生ェはどんな高校生だったんだァ? ただこれだけは言える! 先生ェは漫画家になって良かったに違いねェ!!
この対談けっこう面白かった
先生ェがポンのエピソードに思い入れがありそうなの嬉しい
あそこはネタ抜きに泣ける
ネタ抜きに抜けるに見えた
ちくしょう勃起がハンパねェ