明が光熱を出して寝込んでしまった。その間に鮫島達は明が集めようとしていた鍵を手に入れようとして、墨族のボス・プリンセス様に賭け事勝負の話を持ちかけた。プリンセス様も承諾したと思われたが、鮫島達が人間だとバレていて、ゴミ捨て場の穴の中に落とされてしまった。今日中に穴から出れれば鍵を渡してやるとプリンセス様から言われてその提案を受け入れた鮫島達だったが、穴の中には邪鬼が潜んでいた。鮫島達はゴミの中から見つけた丸太に五寸釘を打ち付けた物を武器にして迎え撃とうとしたが…
こんなネタバレのために
命をかけるなんて
本当にマヌケな
人たちね
あらすじ
ゴミの山の上で、釘丸太を両手に持って邪鬼を迎え撃とうと構える鮫島。
邪鬼は鮫島を食べようとゴミの山を登ろうとしたが、体重のせいか崩れて登れなかった。
邪鬼は、今度は助走をつけてゴミの山の頂上までジャンプした。
ジャンプした邪鬼は頂上にいる鮫島の目の前に着地。鮫島はすかさず釘丸太で邪鬼を殴りつけた。
釘丸太で頭部を殴られた邪鬼だったが、ゴミの山から落ちるどころか鮫島を捕まえて穴の下へ放り投げてしまった。
投げられた鮫島は穴の底で仰向けになって倒れている。邪鬼はその鮫島に向かってジャンプ。鮫島の体の上に着地した。
血を吐く鮫島。
勝次「大丈夫だ!! アイツ 人間じゃないから まだ生きいるはずだ!!」
邪鬼は鮫島の上に乗ったまま鮫島を食べようと、鮫島の頭に口を近づけていく。
鮫島は突然頭を起こして邪鬼の顎に噛みついた。
思わぬ反撃にあった邪鬼の隙を見て、鮫島は邪鬼の足の下から脱出は出来たが、邪鬼はすぐさま食べようと口を近づけてきた。
鮫島は邪鬼の上顎と下顎を掴んで食べられないように抵抗する。邪鬼は鮫島の背中に手を回して、鮫島を口の中に押し込もうとしてくる。
勝次「ちくしょう やべェよ どうしたら ハゲを助けられるんだ」
その時、ヒー坊が声を上げた。勝次がヒー坊の目隠しを取ると、篤に半分切り落とされた頭部が再生しかかってはいたが、脳が半分露出していた。
勝次「まだ脳ミソ見えてんじゃないか。ゴメンな ヒー坊 一回だけ触手を使わせてくれ 絶対にはずせない 致命傷を狙わないと」
勝次は邪鬼の額にある「老人の顔」に目をつけ、そこ目掛けてヒー坊の触手を伸ばした。
ヒー坊の触手は狙い通り邪鬼の額の老人の顔に命中。邪鬼は悲鳴を上げて鮫島から手を離した。
感想
死闘を繰り広げる仲間を
ハゲ呼ばわりする奴は
人間じゃねェ!
邪鬼は鮫島達がいるゴミの山の頂上まで登ろうとしたが、ゴミ袋が崩れ落ちてしまって登れなかった。そこで、助走をつけて頂上までジャンプすることにした。
スマホのギガが
足りなくて
暴れている
ゴミ屋敷の住人
みてェだからちくしょう!
登ろうと思ったら足を滑らせて背中から落下! 少し考えたあと、助走をつけてジャンプ! ドジな猫みてェでちょっとかわいいじゃねェか!
ジャンプした邪鬼は、ゴミの山の頂上にいた鮫島の目の前に着地。鮫島はすぐさま釘丸太で邪鬼を殴りつけた。
こんな所で
和太鼓集団『MARUTA』の
パフォーマンスを見れるとはな
釘丸太超強ェ! 強武器丸太に釘を足してさらに強くしただけあるぜ! 邪鬼の頭部を乱打してやがる!! へ? 鮫島がこれだけ乱打してんのに邪鬼は落ちねェのかァ? ゴミの山の麓では崩れ落ちてんのに、頂上付近はどうして崩れねェんだ?
釘丸太で殴られていた邪鬼だったが、鮫島を掴んで穴の下へ投げつけた。
へ? 釘丸太攻撃が全然効いてねェ! 邪鬼の足場が崩れなかったのは、釘丸太攻撃が邪鬼に効くほどの衝撃を与えてなかったからか!
鮫島は穴の底で仰向けに倒れてしまった。邪鬼はゴミの山の頂上からジャンプして鮫島目掛けて着地した。
キレイに顔面踏んでねェ!
獲物を潰さねェように落下!
この邪鬼 フットスタンプ超上手ェ!
こんなもん、人間じゃなくても吸血鬼でも死んじまうじゃねェか! 「人間じゃないから」っていうワードを信頼しすぎだからちくしょう!
邪鬼は鮫島の頭をかじろうとしたが、鮫島が頭を起こして邪鬼の下顎に噛みついた。
この噛みつき攻撃
もしかして
釘丸太攻撃より
効いちまっているんでは…?
確かに人間では出来ねェ反撃方法! 人間だと吸血鬼ウィルスに感染しちまう!
小春は、最後まで諦めないで抵抗した鮫島に感心する。
変なハゲ方をした人を見た感想
みてェになっちまってるからちくしょう!
ハゲ呼ばわりのせいでこんなセリフになるとはな。
鮫島は邪鬼の足の下からは脱出できたが、邪鬼に体を掴まれて口の中に入れようとしてきた。鮫島は邪鬼の上顎と下顎を掴んでなんとか耐えている。なんとか手助け出来ないかと思った勝次は、ヒー坊を見てみると欠けていた頭は再生しかかっていたが、まだ完全には治っていなかった。
人間じゃねェ!
どう見ても勝次も
人間じゃねェ!!
仲間をハゲ呼ばわりしていたら、毛根どころか頭皮まで無くなってしまうとは…なんたる皮肉。
ヒー坊が使えるかどうか迷っている勝次。その間、鮫島の腕の力は限界が迫ってきていた。が、鮫島は仲間の助けはいらないと強がっている。
「ふざけんな
強がりやがって
やべェよ!! ハゲ
マジでやべェ!」
ハゲてきた奴が
「まだ全然ハゲではないから
俺は大丈夫だから」と
強がっているが
優しい友人が
「マジでヤバいぐらいハゲてる 現実見ろ」
って諭してるみてェだからちくしょう!
寝言言ってやがる
どんな夢見てるのやら
プリンセス様や墨族達は、苦しむ鮫島を見て楽しんでいる。
臭ェゴミ捨て場でブリブリする邪鬼を見ながらの楽しいティータイム! ンだよ このブリブリンセス様! プリンセス様って名前だから気品ある振る舞いをするのかと思えば…品がなさすぎるじゃねェか! ここが彼岸島世界の品の良さの上限なのかァ? 彼岸島世界の上品度はここでカンストしちまうのか?
「ままよっ」は
「まるた」より
成功率の高さが半端ねェ!
鮫島を救うために勝次はヒー坊を使おうと決意した。
へ? 「一回だけ」? 宮本篤?戦で触手を4本出したが篤に切り落とされちまったじゃねェか! 忘れちまったのかァ?
こいつが山本勝次
見ての通り
一生のお願いを
何度も使う奴だ
ヒー坊はまだ万全ではないので、一回で邪鬼に致命傷を与えなければいけないと考えた勝次。邪鬼の額にある老人の顔を弱点だと推測し、そこ目掛けてヒー坊の触手を伸ばした。
このオメメジジイ邪鬼の
後頭部の目が
まったく役に立ってねェ!
やめんか
目は沢山あっても
全て老眼なんじゃ
狙いのジジイの顔を一発で当てやがった! かなり遠くから狙ったっていうのに! 老人の顔が見えねェ裏側から狙ったっていうのに! 今までも複数の吸血鬼の頭を同時に撃ち抜いたりしていたが… ヒー坊の命中率、超高ェ!!
観客が盛り上がるはずですな
今回の邪鬼との戦いは…
釘丸太攻撃!
空中技!
フットスタンプ!!
噛みつき攻撃!
力比べ!
セコンド介入!
プロレスかよ! 邪鬼があれだけ勢いよく踏みつけてんのに鮫島は骨折してねェ… 出来るだけ派手で痛々しく! 出来るだけ与えるダメージ小さく! この邪鬼はプロレス超上手ェじゃねェか! 一方、鮫島は…釘丸太の凶器使用! 噛みつき攻撃! セコンド介入! どれもプロレスでは反則技! 主人公側がヒールじゃねェか!
やめんか
ここは墨族のホーム
アウェイの鮫島達が
ヒールなのは当然なんじゃ
今週の解説もナイス
老眼は、ウケた。
邪鬼は、どうやら質量保存の法則(空想科学読本を参照)により、人間の時の体重なので、
60〜80キロくらいなのか?
それなら、ハゲのダメージは少なそう。
この邪鬼の頭には吸血鬼の顔 尻からは吸血鬼の尻が出てる
しかもその吸血鬼の尻からウンチが漏れている
この邪鬼はデッカイ着ぐるみなのか
着ぐるみ説!なるほど!
稼業とかの格闘技好きな管理人様も満足の応酬なんじゃ
釘丸太という字面で草