明が高熱で倒れ、その間にプリンセス様から篤に会うための鍵を手に入れようと動き出した鮫島達。プリンセス様に人間だとバレてしまう。しかしなんとか命がけの賭けに勝ったことで、プリンセス様に勝ちを認めてもらったが…
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あらすじ
賭けの勝ちを認めたプリンセス様は、勝次に鍵をあっさり渡した。
プリンセス様は、鮫島達を「さすがは宮本篤が認めた人間たち」と言って関心を向ける。
鮫島「宮本篤は何者なんだ? あの人は死んだと聞いた。なのになんでここで生きて動いているんだ」
プリンセス様「貴方たちは鍵を欲しがるくらいだから 篤様の事を知りたいのね」
プリンセス様は和室でお茶を飲みながら話をしようと誘ってきた。ネズミは怪しがるが、鮫島は「毒を喰らわば皿までじゃ! 行くぞ!!」と誘いを受けることにした。そして吸血鬼の小春なら街を安全に歩けるだろうということで、明を呼んできてくれと頼んだ。小春は愚痴るが、明を呼んでくることにした。
小春が明が寝ている部屋に行くと、明は目を覚まして立っていた。明は部屋にあるロッカーを見つめていた。明が見ていたロッカーの名札には「宮本和子」と書かれてあった。そのロッカーは明の母親が使っていたロッカーだった。
明はその母親のロッカーの前で、兄である篤に会いに行くことを告げていた。
明「どうなるかわからない 殺す事になるかもしれない そしたら宮本家は俺一人になっちゃうね 兄貴を斬る事になったら 母さんごめんね じゃあ 安らかに眠ってくれ」手を合わせる明。
部屋に入った小春は、宮本篤について知っている奴がいると明に告げた。
一方、プリンセス様に和室に通された鮫島達は明が来るのを待っていた。が、そばの墨族から「プリンセス様をキレさせたら大変な事になる。5分の遅刻で部下を喰った事もある。お前らがモタモタしてると うちらも危ねェんだよ」と聞かされた。
鮫島が「マジかよ クソ上司じゃねェか」と言った途端、その墨族がプリンセス様に喰われてしまった。
プリンセス様「遅い…」
墨族達「逃げろ!!」「キレちまったァァ」
プリンセス様が暴れ出し、ユカポンが捕まりそうになってしまった。が、鮫島が身を挺して庇った。その代わり、鮫島がプリンセス様の鎖に捕まってしまった。
鮫島が喰われそうになった瞬間、部屋の襖が開き、明が姿を見せた。
明「騒がしいな 女 俺は宮本明 兄貴の話を聞きに来た」
感想
さすがはプリンセス様と
名前を認められた人
人間が賭けに勝ったと宣言したプリンセス様。それを聞いて勝次は鍵を要求。プリンセス様は素直に鍵を渡した。
素直に渡した! お前らは吸血鬼じゃねェからとかゴネやがるかと思ったら…さすがはプリンセス様と名乗るだけあるじゃねェか! こんなになっちまった世界の中なのに、気品あるお方だぞ!
下品にも
邪鬼を拾い喰いしてやがる
からちくしょう!
鮫島はプリンセス様に篤の事を訪ねた。プリンセス様はお茶をしながら話をしようと、和室に案内した。鮫島はその誘いに乗った。
約束を守るうえに、立ち話しねェでお茶のお誘い! 品があるどころか、けっこう話が分かる奴じゃねェか! それをこのハゲとガキは初対面ではこんな行動を…
追い剥ぎ!
2回目の出会いは…
器物破損!
なのに鮫島が白旗上げただけで、賭けに乗って約束を反故にせずに鍵をくれる。それも吸血鬼達にとっては、血を吸い上げるだけの存在になってしまった人間相手なのに… プリンセス様はなんてお優しい方なんだ!
吐血しちまってる鮫島に
淹れたてのお茶を
飲ませようとしてやがる!
さり気ない遠回しの嫌がらせじゃねェか!!
誰が
できそこないじゃ
プリンセス様の誘いを怪しがるネズミ。
「化け物は信用できません」! 左腕が変異しちまっている勝次! 腕を切り落とされてもくっつければ治っちまう鮫島! 排泄行為を覗こうとする変態! このコマには化け物しかいねェ!!
篤の話を聞くので、鮫島は街を歩いても平気な吸血鬼である小春に明を呼んでこいと指示した。小春は渋々ながらも従った。が、道中での小春は…
いきなりの恋愛漫画展開! 「バカ明」って呼び方が、恋愛漫画で気になる男への典型的な呼び方じゃねェか! 「お礼にキスをしてあげよう」って、明をどんな奴だと思ってんだよ! 明がンなこと言う場面なかったじゃねェか! それに小春はこんなにウブな奴だったかァ?
先生ェは覚えておるのか?
小春は人間時代から
歌舞伎町で
たむろっていた女って設定を
「宮本さんも何か着たらどうですか?」
「いや 私はこれが動きやすいんで」
小春が明を寝かしている部屋に着くと、明は起きていてあるロッカーを見つめていた。そのロッカーには宮本和子の名札が貼り付けられていた。明の母親のロッカーだった。
一人にしておいたら
女のロッカーをガン見!
犯行寸前の現場じゃねェか!
なんたる偶然! 人がいっぱい死んだから空き部屋になっちまったって言っていたが、母親の控室がここだったのかよ! で、宮本和子!
こんなところで明の母親の名前を発表! へ? でも小春が見た和子はエプロン姿だったかァ? 小春が見たのはバーサーカーず子だったじゃねェか!
エプロン着てなくても
包丁握りしめて
主婦感は忘れてねェからちくしょう!
こんなにも
バカさ全開のセリフが
あるとはな
明は母親のロッカーに向かって、兄と会いに行くが殺し合いになるかもしれない、でも会わないわけにはいかないと決意を表明した。小春は明の熱を心配するが、明は「半日も布団で眠れたら なんでも全快だ」と言った。
高熱出ちまっても
半日布団で眠れば
いつでも出動OK!
ブラック企業の社畜思考じゃねェか!
鮫島達が鍵を取りに行こうと出ていってから1日も経ってねェはずだが、明はもう立っていいのかァ?と心配をしていたら、「半日も布団で眠れたら なんでも全快だ」! RPGの宿屋かよ! こういう荒廃しちまった世界で熱で倒れちまったら、この病気を治すにはあの薬を取ってこなければ!とかいう展開になるもんじゃねェのかよ! 唾つけとけば治るってノリじゃねェか! 小春も一つも疑問を挟まずに受け入れてんじゃねェよ!
和室にプリンセス!
合わなくて
イライラするに違いねェ!
鮫島たちは和室に案内されて、それぞれ折敷の前に座って明の到着を待っていた。
鮫島と小春が
見合い相手に待ってもらっている
仲人みてェだぞ!
へ? 「明さん遅いな…」? 明が高熱を出しちまって寝込んじまっているってことは忘れてやがるのか? それとも寝たら全快するって知ってんのか? 邪鬼から大ダメージ食らっちまった鮫島はできそこないとはいえ、吸血鬼みてェなもんだから回復するにしても明は人間なのに… 高熱で倒れた人間なのに、呼んだら即来ると思ってやがるのかァ?
鮫島達はプリンセス様を待たせて悪ィと思うなら…宴会芸で場をつなぐとかやれよ! ユカポンは歌って場をつなげるじゃねェか! 鮫島は腕を切ってもすぐくっつくって芸があるじゃねェか! 勝次はヒー坊を動かして芸をさせるとかあるじゃねェか! ネズミは…なんにもねェ!
ライオンがヒョウ柄を喰うとはな
墨族がプリンセス様を待たせるとキレて部下を喰いだしてしまう事があると忠告した。が、その忠告も虚しく、その墨族はプリンセス様に食べられてしまった。
墨族と鮫島の会話はひそひそと吹き出しも囁いている感じを出しているが、鮫島の「クソ上司じゃねェか」の吹き出しだけ通常の吹き出しになってやがる! プリンセス様は「クソ上司」のワードでキレちまったんじゃねェのか?
クソ上司のワードで
キレちまうってことは
自覚ある証拠じゃねェか!
このプリンセス様のステータスは
忍耐力の値がゼロだからちくしょう!
プリンセス様は暴れ出し、ユカポンを鎖で捕まえようとした。が、鮫島が体を張って庇い、代わりに鮫島が捕らわれてしまった。
交通事故から
ヒロインを庇う主人公!
みてェな
恋愛漫画展開!!
効果線はいっぱい描かれているが、鎖に動きのある感じ出せてねェから…鮫島がユカポンに危険な突進しただけに見えやがる!
鮫島がプリンセス様に食べられそうになり、勝次が叫ぶ。
「ハゲ!! 喰われる!!」
新聞の見出しみてェに言いやがって!
鮫島がプリンセス様に食べられそうになる。そこへ明が部屋の襖を開けて入ってきた。
明とプリンセス様の初対面がこれかよ! 明は遅れちまったうえに、一言目が「騒がしいな 女」と無礼な発言! プリンセス様はキレて明の仲間を食べようと暴れている状態! ここから兄貴のことを教えてもらえんのかよ! 話し合いが出来る状況とは思えねェ!!
初対面でマイナスから入ると
あとはプラスになるしかない法則を
信じるしかねェ!
このペースだと兄貴戦は来年に持ち越しかな
バーサーカーず子w
「ハゲ!喰われる!」が新聞の見出しで笑ったw
今回は見どころ多いが、妄想のきれいな明でワロタw
今回も、ナイス解説!
和子の躾は、吹いた!
オカンの名前は「篤子」とか
「明美」では無かった!
てことは、自分の名前だけ息子達に授ける、亭主関白な「篤明」とか言う、親父だったのか?笑
次回は休載!年内にプリンセス様くらい倒せるか?
ハート様並にキレやすいな
お礼にキスしてあげようは反則じゃねぇか。