高熱で倒れた明。その間、鮫島達はプリンセス様から鍵を手に入れようとしたが、人間だと見抜かれてしまってゴミ捨て場に落とされてしまった。ゴミ捨て場から這い上がって来られれば鍵を渡すと約束され、やる気を出した鮫島達。しかしゴミ捨て場の中には邪鬼が潜んでいた。皆で協力して邪鬼の首を落とす事に成功したが…
わかっとる!!
ネタバレじゃ
待っとれ
あらすじ
邪鬼は倒れ、残された問題はゴミ捨て場の穴から這い上がるだけだった。
ユカポンが壁に張り付いたままの釘丸太を見つけた。それは邪鬼が投げた釘丸太で、丸太に打ち込んだ釘が壁に刺さって固定された状態になっていた。
それを見た鮫島は残りの釘丸太を壁に投げつけて貼り付けた。釘丸太は穴の上まで繋がるように縦に並んだ。その釘丸太の釘を掴んでよじ登って脱出する作戦だった。
ユカポン、勝次、小春が釘丸太をよじ登って穴の上まで脱出する事に成功した。
最後に鮫島が釘丸太を登りかけている時、邪鬼の頭部から鳴き声がしてきた。邪鬼の頭部の中から脱皮するかのごとく、爺の顔をした体が飛び出してきた。
邪鬼は鮫島を追って、迫ってくる。鮫島はなんとか釘丸太を登って穴の上に上がることが出来た。
鮫島「どうだい アンタら!! 俺たちの勝ちだ!! 全員登ったぞ!!」
しかし鮫島の背後に邪鬼が登ってきていた。邪鬼は鮫島に襲いかかってきたが、プリンセス様の鎖が邪鬼を捕らえた。
プリンセス様「困った子ね。ゴミはゴミ捨て場から出てはいけません」
足掻く邪鬼だったが、プリンセス様の鎖から抜け出せない。
プリンセス様「生きようともがく姿はとても素敵 生命力ほど美しい物はないですわ」
そう言ってプリンセス様は邪鬼を喰ってしまった。
邪鬼を喰うプリンセス様の恐ろしさに震える鮫島達。
プリンセス様「おめでとう 人間さん 賭けは貴方たちの勝ちよ」
感想
ちゃんと見ておるのか?
コイツらが人間だというのを
鮫島達が邪鬼を倒した。それを見ていた墨族たちは驚いている。
へ? 人間のクセに?
この勝次が人間とは思えねェ!!
この後にピンピンしちまってるハゲも人間とは思えねェ!! …って鮫島は人間じゃねェからちくしょう!
何度も背中から地面に叩きつけられちまったのに、元気に動き回っているユカポンも人間とは思えねェ!!
ヒー坊の攻撃の反動であんなに苦しんでいる勝次を見たっていうのに、また使わせようと子どもに頼っちまったり…
勝次ももう一回ヒー坊を使わさせられると思ってねェから「え?」って聞き返しちまってるじゃねェか!
勝次が拾ってきた工具箱をあっさり落としちまって、子どもの成果を台無しにしちまったり…
それなのにクソガキだのチビだの侮辱するような言葉で呼んじまうなんて、人間とは思えねェ!! …って、小春は吸血鬼だからちくしょう!
釘丸太
最高!
なんでもコレで
解決できちまう!
壁に張り付いている釘丸太を見つけたユカポン。釘丸太を壁に縦に繋がるように貼り付けて、這い上がる作戦を思いついた。
壁? 釘… 丸太…?
ログハウスの建築現場の会話
みてェだからちくしょう!
ユカポンは自分に投げつけられちまった釘丸太を覚えてやがらねェ! 落下しても元気にしているようだが、頭のほうはダメージ残ってやがるのか?
釘丸太はここでも役に立つのか! ハシゴにもなっちまうのかよ! でも壁に張り付いたままで人間が登っちまっても本当に剥がれねェのか? こんなアーモンドクラッシュポッ◯ーみてェな釘丸太が壁に張り付いちまうとは思えねェ!! この話が掲載されたヤンマガの発売日はポッキーの日だからちくしょう! 便乗して丸太の日にもさせてくだされェ!!
釘丸太を登り始めた。先頭はユカポン。次に勝次が続き、小春が控えている。
安全確認する前に
我慢できずに勝次が追随!
勝次は「よじよじ」ではなく
「もじもじ」してるに違いねェ!
最初はユカポンから登るのかよ! ユカポンはゴミの山が登れなかったじゃねェか! こういうのは軽い奴から、勝次から登るのが定石じゃねェのか?
バカ!!
ユカポンはアイドルだから
小学生より軽いの!
見せないでくだされ!
裏側は極力
見せないでくだされェ!!
ユカポン、勝次、小春が登り終えた。あとは鮫島が登れば脱出成功だが、邪鬼の頭部が脱皮するような形で、中から爺の顔をした状態の化け物が飛び出してきた。
クソきめェ! この邪鬼、着ぐるみみてェになってやがったのかよ! ゆるキャラの中の人がこんなんだったら子どもたちはがっかりしちまう! …へ? そういえば中の人といえば…
見えちまってた!
中の人がすでに
見えちまってた!!
邪鬼は鮫島を追いかけてきたが、鮫島は釘丸太をよじ登って穴の上に逃れることが出来た。
鮫島が逃げ遅れちまうんじゃねェのかよ! 鮫島のバカでけェ体の重さのせいで、釘丸太の釘が抜けちまうとか… 服が釘に引っかかっちまって手間取るとか… あるのかと思ったのになんにもねェ! 無難に登りやがった! 見てる者をハラハラさせるのはホラーの鉄則なんじゃねェのかよ!
やめんか
ヤンマガWebの作品紹介ページの
作品説明タグは
「ホラー」より前に
「ギャグ・コメディ」タグが
付けられておるんじゃ
こんな所で
敵の能力の説明を
挟み込まなくては
いけないとはな
鮫島達は全員登り終えた。ホッとしたのか、小春はプリンセス様の体から伸びている鎖が自由に動くことが気になった。鎖に囚われてるネズミによると、鎖に見えるのは骨で、少量の筋肉が付いていてそれで動かしているとのことだった。
いつもとは違うオシャレしようと
チェーンアクセサリーを付けていったら
影で「キモッ」とか
言われてるみたいだからちくしょう!
聞こえないフリしてねェで
反論してくだされプリンセス様ァァ!!
体から鎖が生えてやがるから、邪鬼やアマルガムにしてもおかしい体してやがるなァと思ってたが、骨だったのかよ! ってか、こいつらは賭けの勝敗は気にならねェのかァ!? 命がかかっているっていうのに結果発表を聞かずにのんびりお喋りかよ! ネズミは捕まったままなのに冷静に説明してやがる!
ちくしょう
キモさが半端ねェ
そうこうするうちに邪鬼が穴から這い上がってきた。
ハゲを執拗に追い回す!
この邪鬼は鮫島のことを
ハゲ仲間だと思っているに違いねェ!!
釘丸太は両手しかねェ邪鬼でも登れるのか! 万能じゃねェか!
鮫島に襲いかかった邪鬼はプリンセス様が食べてしまった。食べ終わったプリンセス様は、賭けは鮫島達の勝ちだと宣言した。
確定だ! 勝ち判定の確定だ!! 立花様との賭けとは違い、今回は人間だとバレちまっている状態での賭けだったが…人間相手でも公平に判断してくれるのか! でも判定だすのが超遅ェ!
勝次からの煽りにも反応せず、無言!
鮫島に詰め寄られても反応せずに無言!
鎖は実は骨で筋肉で動かしている事を聞いた小春から「キモッ」と言われても反応せずに無言!
そしてお紅茶を啜って「生命力が美しい」とかなんとか言って食事休憩を挟み、勝ち判定を出す… この遅延行為、内心悔しかったに違いねェ! お紅茶飲んでるのも余裕がある風に見せてるだけに違いねェ!
ゴミ捨て場で
お紅茶飲んで
邪鬼を踊り食い!
このプリンセス様が
便所飯のボッチ飯より
お下品な行為をしてやがるからちくしょう!
鍵は貰えるとして、このまま開放されるのかァ? プリンセス様の性格をみれば…
邪鬼がブリブリしたものも
まとめて喰っちまって
この表情!
3つの派閥のボスの中で一番やべェ奴じゃねェか! 賭けに勝ったとしても信用出来ねェ! 話が通じる奴とは思えねェ!
こんなプリンセス様と
明の兄貴が
VIPルームで会う関係だからちくしょう!
主さん、今週の解説もナイス〜!
ここのコメ欄で、誰かが言ってた通りオメメジジイが脱皮しやがった笑
まるでアイアンマンスーツの様に
!
そして釘丸太を投げて壁に張り付くのは、計算済みの先生か?
子供の頃に投げて服に張り付く、実を思い出した笑!
賭けの対象を邪鬼を倒して穴から脱出する事じゃなくて穴から脱出する事だけ
にしたプリンス様は本当は優しいんだよ
さらっと男にされちまってるからちくしょう!