紅白組が真黒組と火種を作ろうと動き出した。真黒組の海老原は最初の難癖を退けたが、紅白組の松代はルーマーと呼ばれる裏組織と連絡を取った。
それを知らない佐藤達。洋子はオクトパスの田高田社長の所に転がり込み、「ここに一緒に住みたいの―――100年ほど―――」と言い出した。
あらすじ
紅白組
ルーマーの男は、松代から真黒組を潰したいという事情を聞き「決まったら連絡する――― それまで組を動かすな―――」と釘を刺す。
松代は了承し「ついでに見てほしいモンがあるんやが・・・・ 木刀を持ったケンカに仲裁に入る女がいる――― あんた――― コレ見てどう思う?」
クロを襲った紅白組の二人が、通りがかった女にやられた映像を見せた。
それを見たルーマーの男は只者ではないと見抜いた。
松代はこの女を無傷で引き渡せば1500万払うと言い出し、ルーマーの男はその依頼を受けた。
オクトパス
「ここに100年住みたい」と言い出した洋子。さらに家事もすると言い出した。
田高田社長は洋子の押しの強さに負け、承諾する「じゃあ勝手にすれば――― 佐藤にも ちゃんと言うとけよ―――」
洋子「は―――い」
洋子はスマホで佐藤に連絡を入れる。
佐藤とミサキの家
洋子からの連絡を受けた佐藤。夜遅くまで仕事をしているミサキにコーヒーを持っていき洋子が田高田社長と一緒に住むことになった事を教える。
ミサキ「えっ!? そうなの―――」
佐藤「社長と結婚したいらしい―――」
コーヒーを吹き出すミサキ。
佐藤が言うには旅に出ている時、洋子は田高田社長の話をよくしていたらしい。
佐藤「ヨウコは恋だと言ってた―――」
ミサキ「え゛ぇ゛~!??」
佐藤「俺もそうだがヨウコも――― 育ちが特殊やからな―――」
ミサキ「そっか・・・・ じゃあ―――応援しなきゃね」
佐藤「あ―――」
オクトパス
リノベーションした屋根裏で、洋子とは距離をとって寝ている田高田社長。洋子は田高田社長の寝顔を眺めている。
洋子はクリスマス会で田高田社長が寝かしつけてくれた時を思い出して(タコちゃん アタシね―――・・・・ あの時から 決めてたの・・・・・)

そして洋子は静かに田高田社長の片腕を伸ばし、腕枕にして一緒の布団に入った。
感想
裏の気持ちを
潜り込ましていない男・・・・。
洋子が「100年住みたい」と言い出し、田高田社長は承諾した―――。
いいんかよっ! 一回考えてる時は断る言葉を考え中~だと思ったけど―――。洋子がそこまで言ってくるほど困っていると見抜いて、泊めてあげた―――? 100年とは言ったけど「まぁ一時的なものだろう」ということで―――。100年ということで「もしかして結婚したいのか?」と思ったが酔っているフリで誤魔化した―――? そもそも洋子の好意に気付いていないんだろうか―――? タコちゃんはたまにズレてる時があるからな―――

バツイチだからか結婚の話なると狼狽える―――? 佐藤とミサキをくっつけたがっていたが、自分のことになるとまったく見えてない―――? 親子ぐらいに歳が離れているから、常識的に無いだろうと思い込んだ―――? 布団をちょっと離しているとはいえ、一緒の部屋で寝ているのは

そういう気はゼロってことだもんなぁ~。「結婚の在り方がもう変わってきてる―――」。ここに来てその場を適当に取り繕ったアザミの言葉が、常識に囚われた田高田社長にも当てはまるとは―――。
裏の気持ちを
潜り込ませていた女・・・・。
佐藤はミサキに、洋子が田高田社長と結婚したがっていると告げた―――。

全裸っ! このコマだけだとミサキは全裸の男に驚いているみたいに見える―――! それにしても佐藤は淹れたてのコーヒーを渡してから言うなんて・・・・。佐藤は常識を知らないから―――それは、自分の家とはいえ全裸で彷徨いている事にも表れている―――洋子が田高田社長と結婚したいと思うことはそれほど変わったことだと思っていない―――? 最初は驚いたミサキもすぐに応援モードになるとこは優しいな~。佐藤兄妹は良い人達と出会えた―――。
そして洋子は田高田社長と結婚したいのか・・・・。佐藤に連絡入れてたし―――サブタイトルが「潜り込む女・・・・。」だから―――何かしらの裏が、佐藤が紅白組組員を倒したことで念の為に洋子がボディガードになる的なものがあるかと思いきや・・・・。
洋子はクリスマス会で寝たフリをしていると、田高田社長に布団まで運んでもらった―――。その時から田高田社長を意識していた―――。

あの時―――!? 田高田社長が佐藤とミサキをくっつけようとしていた時に、まさかタコちゃんにも―――。人の為に動いたから良いことが返ってきた―――若い嫁が転がり込んできた―――。まさに寓話にありそうな話―――。でも洋子はあの時、父親の姿を重ね合わせて見ていると思ったが・・・・。お父さんを想い出して泣いちゃったと言っていたし―――。家族というものを思いだして―――その存在を思い出させてもらった田高田社長に恋をした―――? 10歳の時に組織に入ったから―――洋子にとってもしかして初恋なのか―――? 卵から孵ったひな鳥が初めて見たものを親として見るようになるが―――初めて暖かさを感じた相手を好きになった―――? 計画が上手く行って「第一段階クリア 潜入成功だわ」と言っている所にも作戦で色仕掛けはしてきたが、本当の恋愛経験が無いことが伺える~。そう考えると初めて優しくしてもらったミサキと結婚した佐藤と被るものがあるなぁ~。アザミやユーカリも優しくされるとコロッとおとされるんだろうか―――? あの二人が「これは恋かも!?」となってクロが偉そうに指導するという展開、面白そう~。
洋子はこの時に意識しだして、そして旅の最中に結婚したいと決めていた―――だから洋子はタコちゃんと再会した時に、「アタシの顔つきってどうなの?」と聞いたり―――「社長こそ良い女いないの?」と探りを入れたり―――「アタシ―――男運はあるよ―――」と言い切ったのか―――。娘視点から心配して言っているかと思った―――。改めて見ると女の顔をしているようにも見えるが―――。

さらに佐藤が先に帰って新婚生活を始めていることに怒っていたのも、自分も早く新婚生活に入りたいという気持ちがあったからあれだけムカついていたのか―――。佐藤の強さを充分知っているのにそれでも一発入れないと気が済まないと向かっていくほどムカついていた―――。佐藤は洋子の気持ちを知っているのに股を蹴るなんて鬼やな鬼―――!
でもこのままだとタコちゃんはまたトラブルに巻き込まれてしまう・・・・。ルーマーが洋子に探りを入れ始めた―――。タコちゃんは何も悪いことしていないのにまたトラブルに~? タコちゃんの女運が悪いのは確実や・・・・。タコちゃんに元殺し屋ということはまだバレていかったが、今回のことでバレてしまうんだろうか―――?
裏世界で生きてきた女が、裏のない本当の気持ちを打ち明けた―――。その女もその相手も幸せになるといいのだが・・・・。佐藤夫婦のように「ケンくん」「ヨウたん」と呼び合ったりして・・・・。
核心を話さず既成事実を作り上げる
女のズルさですな
そうきたか
いずれにせよ、女を泣かせるとこのマンガでは末路が大概救えないよー松代
まだしてないのに結婚した、と周囲には周知根回し
逃げ道を塞いでいく女
はよ気付けタコ嵌められるぞ
男でも女でも、怪しくても、泣き虫でも、来た者は全て受け入れて面倒見てしまう。
たこ社長、「ファブル 引き取り所」みたいになってる。
洋子のガラ攫われる時に、タコちゃんかばって死ぬんじゃねえのか。。。
只者ではないと知った上でヨーコを拐うのかー タコちゃん共々危ない展開になりそうだな
ルーマーの動きに早く気付けよファブル達────
9人)って、選りすぐりで使える全体の中の1割って意味合いやろ?つまり全体の中の使える数人
精鋭の実行部隊4、5人や8人になるかは分からんが頭数9人揃えるって意味ではないよな
「それまで動くな」を松代は守れるんかな
ヨウコが好きになるのも分かる タコちゃんは登場人物中一番良い人だもの
でも良い人って死亡フラグ立ちやすいからこの先が不安です が
元ファブル4人はみんなタコちゃんに何かあれば確実に敵と戦うだろうしなー
この先も楽しみ
この展開は…確実にタコちゃんに被害が及びますね
アキラとヨウコだけじゃなくユーカリやアザミも動かすにはタコちゃんを危険に晒すのが物語としては手っ取り早い
ファブルのボスは例の整体業が忙しいらしい
ラーメン屋もそのうちオープンするとかしないとか
真黒組とのつながりを度々さぐられても
その動きにまったく気がつかないファブル・・・
殺しや業界の中では実は評価が低い組織なのかな
あの日あの時、知らず知らずのうちに洋子をオトしていた事を知るよしもないタコであった
少しずつ外堀が埋められようとしている事を知るよしもないタコであった
4人の素性を知るよしもない、苦労人で面倒見の良いタコであった
なんやかンやでカワハギはマグロ入りでもすんのかな
か、クロと兄弟分になるとか
五分五分、四分六の兄弟盃とか
この先クジラが潰れたとかの場合に限りだけど
タコ社長に病死のフラグが立っている様な、、不吉な感じがします。