みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

彼岸島

【彼岸島48日後…】243話「上原」やめんか それには使命があるんじゃ

投稿日:

蟲の王の部屋の手前までたどり着いた明達。その部屋にいた変異吸血鬼・拷問野郎を首だけにして蟲の王の情報を得ようとしていた。拷問野郎の話では蟲の王は吸血鬼になる前は小学4年でいじめられっ子だったという。

せめて…
ネタバレとして…
使命を果たさせてください…

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あらすじ

変異吸血鬼は蟲の王になった少年が妄想していた生き物の姿だった。

拷問野郎「我々ハ スベテ 蟲ノ王様ガ 生ミ出シタ アート作品 素晴ラシイデショ」

明「俺が聞きたいのは蟲の王の倒し方だ。あんなバカでかい奴にも なんらかの弱点があるはずだ。思いつく限り すべての事を話してもらおうか」

拷問野郎「ハッ アノオ方ハ 我々ヲ創ッタノヨ 言ワバ私ノ創造主 神様ヨ 神ニ弱点ナンテ アルワケナイデショウ」

明は無言で拷問野郎の頭の指を1本切り落とす。

拷問野郎に拷問 なんたる皮肉

拷問野郎「ギャアアア」

明「早く知っている事を吐かないと 指が十本ともなくなるぞ」

拷問野郎「知ラナイワ ソレニ仮ニ 何カ知ッテタッテ 私ハ蟲ノ王様ヲ 絶対ニ裏切ラナイワ!!」

鮫島「見上げた根性じゃないか いつまでもつかな」

ネズミは足元に落ちた松明を拾い「明さん!! これで火あぶりにすれば こんな奴 一発でゲロっちゃいますよ!!」

どこからか声がした「心臓だ…」

拷問野郎「エ?」

鮫島「お前!! 生きてたのか!!」

声の主は壁に埋め込まれて拷問されていた自衛官だった。

自衛官は弱々しい声で「思い出しました… 十条二尉… 私は第七探索隊隊長 上原です…」

十条二尉「上原だったのか!! お前 大丈夫か!!」

上原隊長「私の使命は蟲の王の情報収集… 部下を… すべて失いましたが 情報は入手しました…」

十条二尉は上原を壁から掘り出そうとするが、上原は止める。

上原隊長「自分でわかります… 私は助かりません… せめて自衛官として… 使命を果たさせてください… 蟲の王の弱点は心臓です… 心臓…」

ユカポン「そういえば少年は生まれつき心臓が弱かったって…」

上原「心臓を奴は隠しているので 見つけ出して破壊…すれば……」

上原はここで息を引き取った。

十条二尉「上原!! 上原ァァ!!」

鮫島「だが ありがたい。貴重な情報を残してくれたぞ。ここで情報の裏をとるか。オイ本当かよ 拷問バカ!! ン?」

壁に張り付けにされた拷問野郎はいなくなっていた。

鮫島「拷問野郎がいねェ!! 逃げやがった!!」

拷問野郎「バカ人間ドモ!! 死ニクサレ!! クソ集団メ!!」

拷問野郎は捨て台詞を吐いて暗闇の中に消えていった。

鮫島「駄目だ もう見えねェ。明かりの届かねェ所まで行っちまった!!」

十条二尉「急ぎましょう明さん。アイツは蟲の王の方に行きました。言いつけるかもしれません。我々の使命は蟲の王を倒す事。埋葬で機を逃したら 逆に上原に怒られます」

十条二尉は上原に敬礼する。

擬音に疑問

十条二尉「行きましょう明さん」
明「わかった」

明達は先を急ぎ、地下へと続く坂道を見つけた。

十条二尉「ここを降りれば 国会議事堂の真下。蟲の王の間です」

坂道には血の跡がついていた。

勝次「血の跡が下にまで… 拷問野郎がここを降りていったって事か」

十条二尉「明さん ようやくここまで来ました。下に降りたら蟲の王との最終決戦です。ここからはあなたにしかできない事です。日本国の未来のためにも 必ず蟲の王を倒してください。あの化け物を葬り去ってください」

明「ああ そのつもりだ 行こう」

明達は地下へと続く通路を降りていった。

感想

まさか拷問やってた奴が
拷問されるとは
なんたる皮肉…

拷問野郎から蟲の王の弱点を聞き出そうとする明は、拷問野郎の指を斬り落とした。

拷問野郎に拷問 なんたる皮肉

救世主と呼ばれる奴がやる尋問のやり方じゃねェ! 指を詰めるとかヤ○ザのやり方じゃねェか!!

寝言言ってやがる
どんな平和な夢見てるのやら

上原が命をかけてまで入手した情報「蟲の王は心臓が弱点」。当たり前じゃねェか!! 音に敏感だとか光に弱ェとかじゃねェのかよ! そして「心臓を奴は隠しているので…」。蟲の王はこんなバカでけェ体をしてやがるのに…

蟲の王

せめて心臓の位置がどこか突き止めろよ!! 妄想を元になっちまった体だから心臓の位置が胴体の真ん中とは限らねェ。こんなでけェ体のどこかに隠してある心臓を狙えとか無理じゃねェか!! 拷問野郎でもちょっと力めば腕が生えてくるから、蟲の王も脚が切り落とされちまってもまた生えてくるんじゃねェのか? そんな奴相手に心臓が弱点と言われてもどうすればいいんだァ?

なんだこのハゲ頭は
キレるぞ!!

上原が入手した情報を聞いた鮫島は鵜呑みにせずに「ここで情報の裏をとるか オイ本当かよ 拷問バカ!!」。

このハゲー!

上原が命をかけて取ってきた情報。その上原が死んだ直後だというのに冷静に情報の裏をとろうとする!! 今の時代、ネットで書かれた情報を鵜呑みにする人々が多い。テレビのニュースですら「○○と見られる映像」などとテロップを出して、ネットに上げられた映像を裏をとらずに公共の電波で流してしまう始末… なのにこの鮫島は冷静に情報の裏をとる!! 死の間際で言ったとしても、上原はさっきまで記憶を無くしていた奴。それを感情に流されて裏をとらずに信用するのは危険!! コイツ、伊達に海賊船のリーダーをやってたってワケじゃねェ!!

最後に上原の奴
一花咲かせたね

鮫島が情報の裏をとろうと拷問野郎に話しかけたが… 拷問野郎は逃げ出してやがった!! 全員上原の話に夢中になってんじゃねェよ!! 拷問野郎が言う通り、バカ人間ドモじゃねェか!! しかしこんな敵の棲家の真っ只中で明達を夢中にさせられる上原は超すげェ!! 上原は平和な世の中だったら、人を惹きつける話し方のセミナーを開けるんじゃねェのか?

こんな奇妙な擬音を書き続けたなんて
その漫画家は
相当追い込まれていたんだろうな

自衛官の使命を果たした上原。日本国のために戦った上原。日本の未来を託して散っていった上原。自分が助かりたいがために明達の事を拷問野郎に話した時は、記憶が戻ってなかったんだろう。あれは不問としていいだろう。その殉職者に十条二尉は敬礼をして送り出す!!
自分の死期を悟り、最後は自衛官としての使命を果たすなんて泣けるじゃねェか! その気持を受け取り、先を急ぎたいが敬礼をして弔意を示し労をねぎらう十条二尉も泣けるじゃねェか!!

第七探索隊隊長 上原
国会議事堂の地下部屋にて散る

擬音に疑問

ンだよ このクソ擬音!!
神妙なシーンにワーワーふざけやがって!!

ひいいいいいいい ここが今回の話の見せ場じゃねェのかよ!! ここで擬音がワーワーってのは意味が分からねェ!! 誰が騒いでんだァ? ライフルを乱射しても出てこねェから、この部屋には変異吸血鬼はもういねェはずだ。拷問された奴は上原以外も死んじまってるし… こんな時はネズミでも空気読んで静かにしていると思うが… 誰がワーワー言ってんだァ? アシスタントが指示をミスっちまってワーワーと擬音を書いちまって、先生ェや編集の目をすり抜けちまって掲載されちまったのかァ?ってぐらい意味も意図も分からねェ!! こんな意味不明な擬音、始めてみた!!

我々ハ スベテ
松本光司様ガ 生ミ出シタ アート作品
素晴ラシイデショ

さすがは松本光司様ァ。映画では基本的に子供が殺されるのは避けるっていうのに、よりによって敵の化け物が元々は小4だったという設定を入れ込んでくるほど恐れ知らず。これから明が仕込み刀で斬りつけたりするっていうのに元は小4という設定を出す!! 巻末コメントでは他の漫画家達は自粛生活の事を語っている中、先生ェは日活ロマンポ○ノ映画を見た感想を書くという常人ではありえねェ考えを持ったお方!! そんな我々なんぞとは次元の違うお方の擬音の使い方は、凡人が理解できるワケがねェ!! 必ず意味があるはず! 単行本になったら擬音がしれっと訂正されているなんて事は無いと信じてますよ!!

こんな所で
毎週の映画鑑賞の
恩恵にあずかるとはな

上原から情報を、想いを受け取った十条二尉は明に「明さん ようやくここまで来ました 下に降りたら 蟲の王との最終決戦です」。

コイツが十条二尉
見ての通り
「ボス戦前だから今のうちにセーブしとけよ」
的なセリフを言う奴だ

そして「あなたにしかできない事です。日本国の未来にためにも 必ず蟲の王を倒してください」。ひいいいいいい 部下が命をかけて使命を果たしたっていうのに、丸投げかよ!!

コイツが十条二尉
見ての通り
過酷な訓練によって
感情が無くなった奴だ

コイツ、感情っていうものが無いのかァ? 明を蟲の王のところまで届ける事が自分に課された命令で、それを守ることしか頭にねェのか? 軍隊では動かしやすい駒として命令が絶対ということを徹底的に叩き込まれると言うが… 十条二尉はただ命令を実行するマシーンになっちまったのか? 名作映画「フルメタル・ジャケット」で描かれた兵隊訓練の闇をサラリと描けるとは… さすがは松本光司様よ。とんでもねェアート作品を描きやがる。

こんなんで
蟲の王とやらに
ちゃんと勝てるのやら

十条二尉から蟲の王を倒してくれと言われた明は…

明さん

ちくしょう
戦う前から
流血が半端ねェ

流血してるのにこの態度!! 拷問野郎は俺に任せとけとか言っておきながら超苦戦して恥をかいたっていうのにこの態度!! 大物なのか、ただのバカなのか…

見上げた根性じゃないか
いつまでもつかな

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-彼岸島
-,


  1. 匿名 より:

    明は元々は少女であったネズミの王様ことタエ子を仕込み刀で真っ二つにもしましたね

  2. より:

    心臓ってどこだァァァァァ!って、鮫島が言い出す未来しか見えないwww
    せめて、そこは運動し過ぎると負荷が掛かって倒れるとかにしておいてよ!

    自衛官を格好良くしているけど、ついさっき裏切った人だからね!その人!

  3. 匿名 より:

    ネズミと自衛官は死にそうだなあ

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