「VECTOR BALL」は侵略してくる思念体と戦う高校生米炊おかかの物語。
ベクターボール 44話「魑魅君忍法奥義その3」
魑魅くんに思念体を喰わせようとする非道なおかか「アレ食べると思念体の力が手に入る!!! 逆に喰わなきゃ魑魅君が死ぬ!!」
降りてきた思念体はカニ型でセレクタークラス(鉱物を出せて肉体も具現化できる階級)のキャプテン・カニジュース。
それを見たおかか(おい… 何て美味しそうな名前なんだ…?)
案の定、魑魅くんはカニジュースにボコられる…
おかか「ヤベエ あのカニジュース強え… 魑魅君スマナイ!! 今助けを呼びに…」
魑魅君「大丈夫でさ… あっしも本当は悔しかったのでさぁ…」
魑魅君は思念体に対抗する力を持っていなくて戦力にならない自分のことに腹が立てていたのだった。
魑魅君「出すぜ!!! 魑魅君忍法十奥義の一つ…ブス三大闘神!!!」
地面に穴が空き、そこから三人の闘神が出て来る。
「RYOKO!!!」「SAORI!!!」「AKKO!!!」
おかか「魑魅君 アレ…有名なスポーツ選手や芸能人じゃ…」
魑魅君「あの子達の名前…英語だったでしょ? アメリカ人でございます」
おかか「ああ アメリカ人なら別人だな」
名前が英語でアメリカ人だから別人て…
名前と服装からあの人達って分かるじゃん
呼ばれた闘神達がカニジュースを攻撃する!
RYOKOは投げる!
SAORIはタックル!!
AKKOは「ハッ ハッ」と言いながらビンタ!!!
三大闘神の攻撃でもカニジュースはヤラれなかった。
十奥義は3日に1度が限界の必殺奥義。魑魅君「1日に2回連続で使った日にゃー あっしの腹が裂け内臓が飛びちまわー あっしに出せる術はコレしかねえ…」
魑魅君「ブスカップラーメン!!!」
地面からカップラーメンが生えてくる。
「しお味!!!」「しょうゆ味!!!」「カレー味!!!」
しお味、しょうゆ味、カレー味が順にあの人達を連想させる攻撃方法でカニジュースを攻撃。
ついにカニジュースは倒れ、魑魅君がカニジュースを喰う「こいつはうめえ!! カニ味だ!!!」
「今回をもって『VECTOR BALL』は第1部完結です。楽しみにしてくださっていた読者の皆様、応援ありがとうございました。」
ここで第1部完結? 木登り部の活躍無しかよ!
打ち切りなのか?
唐突の第1部完。43話の感想で先が読めないと書いたがこうなってしまうとは… 話をここで区切るには魑魅君が思念体の力を得たってトコロでおかしい。おかしいと言えば思念体との共存を目指していたのに、力を得るために思念体を喰わせるっていうのもおかしかったが…
作者の雷句先生の巻末コメントは「大変申し訳ありません。「VECTOR BALL」はこれで終わりとなります。読んでくれた方ありがとうございました。」
何かの事情があったのか? 雷句先生は『金色のガッシュ!!』を週刊少年サンデーに連載していた時に編集部と揉め事があったと聞くが今回もなのか? 最後だからヤケになってスポーツ選手や芸能人の姿をした三大闘神を出したのか?
それともこれは読者を騙すフェイクで、来週しれっと第2部が掲載されているんじゃ… 今までブス50連滝などぶっ飛んでた漫画だったが、その可能性もありそう。そうだったらいいけど来週の予告にベクターボールの文字が無いんだよなぁ…
雷句先生のブログが更新されました。そこにベクターボールの連載が終了したことが書かれています。
http://raikumakoto.com/archives/9514226.html
ベクターボールはアンケートが取れていなかった。
編集部の担当の人がアンケートを取れるように次の展開を提案する(今までも提案を受け入れられるモノは受け入れて描いていた)
が、雷句先生の生理的に嫌悪する部類だった(他の漫画だと結構やっているような王道展開)ので却下した。
却下されても担当の人は譲らなかった。
先生はその展開でどうしても面白くできる話が作れなかったので、先生のほうから連載終了をお願いした。
娯楽性を重視するか、作家が描きたい作品性を重視するか。難しいですね。作家が描きたかった物が面白くて、読者も作家も楽しめるっていうのが一番ですがそうもいかない。面白いと読んでいた漫画でも担当の意見が大きく取り入れられているっていう場合もあったりします。作家のほうもどこまで妥協するか譲れない部分もあったりします。そういうこだわりがあるからこそ個性的で面白かったり、反対に独りよがりになってしまったり…
ベクターボールが面白くなってきたのに残念です。でもここまで熱い展開あり、面白い展開あり、ぶっ飛んだ展開ありで面白かったです。
しかし最後のコマが魑魅くんでセリフが「カニ味だ!!!」になるとは…
ある意味この漫画らしいのか?
こんばんは。初めまして。
ベクターボールのまさかの最終回でしたね。
最後はかなり頭がいっちゃっている形で終わってしましましたね・・。カップラーメンで頭を乗せる理由もわかりませんでした。笑
思念体を呼び出しぼこぼこにしては喰うって、鬼畜の所業だよ。ほんとにコメントで書いてくれているように、おかしすぎる話でしたね。人間と思念体との共存はどこに行ってしまったのやら・・。新太くんも存在を忘れられたまま終わってしまうという終わり方でした。
ベクターボールの感想お疲れさまでした。次の作品の感想も頑張ってください。
これ以上無いくらい好きな漫画だったのに
アンケート取れてないってマジですか。
やはりマガジンでは受け入れられない作品だったのでしょうか
別マガとかなら或いは………
移籍してもいいんで続きが心底読みたいです。
正直最初から矛盾はあった。
倒された思念体が元居た思念体の世界に帰されてる描写が無く、
倒した思念体も倒された思念体も、考えの違いこそあれど同じ思念体だという。
「殺してる?、じゃあ共存はそもそも無理なんじゃ…?」
って思ったけど、そこはこれから主役がどうにかするのかなと思ってた。
実際は倒された思念体も全員思念体の世界に帰ってるのかもしれなかったし。
乗っ取られた人の魂の在り処は乗っ取られても意識があった彼女がいたお陰で多少は説明されたが、
それでも「普通乗っ取られていた間の記憶は無い」の一文で、
「それじゃ日常に支障があるだろ」突っ込みたくなる。
多分担当の提案は、
「人間の体の持ち主と後から入った思念体の体内での共存」
だったんじゃないかと思う。
で序盤のキャラ再登場させて、
「思念体取り込んで思念体の力を自在に使える人間」にしたけど、
それじゃ序盤の「人としての日常を守る為に戦っていたあいつ」との整合性も付けられない。
あと「じゃあ共存って何だ?」って話にもなる。
で悩んでるままカニ味で打ち切りと。
つーか魑魅くんは思念体の力なくても強かったよね。
少し前まで最終回っぽかったから、あのまま、数年後に時間を飛ばして解決したみたいにしておけば良かったのに。
某打ち切り漫画研究会(自称)に新たな一ページを加える終わり方になってしまった。
ハオ姫
パン職人を辞めた格闘家
カニ味だ!←new
本題からズレてることだけども、
例の三人は名前が違えばいくら見た目が似ててもそれは主観でしかなく確証がとれないということをネタにしたもの
本人だとわかっても名前が違うならセーフ
名前や固有名詞って重要だね